文章は「書く前」に8割決まる

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 250
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763131805

感想・レビュー・書評

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  • コピーライター上阪徹さんの本。
    文章の書き方についての本をいくつか出されていて、読んでみたいなーと思っていました。

    さすが、文章について書いてあるだけあって「読みやすい!」と感じた一冊でした。
    著者の言うところの“リズム″なのかもしれません。

    考えて見ると当たり前のことなんですが、書き手に回るとつい忘れてしまいがちな大切なことをたくさん学ぶことができる良書です。

    何のために書くか?目的やターゲットをハッキリさせるというのは、当たり前ですが大事なことです。
    しかし、気をつけていないとすぐに書くことそのものが目的になってしまうというのは本当によくわかります。
    文章というのは「読む人の時間を奪う」というのは事実で、考えなければいけないのは、いかにしてその時間を減らすか、時間を割いてでも読みたいと思わせることができるか、それを念頭においておくことでがより早く良質な文章を書く秘訣となるらしいです。「読むということは読み手にとって大変なことである上に読む義務があるわけではない」という事実の把握もたしかに必要ですね。

    行間ツールの多用がよくない
    というのは初めて聞きました。
    でも、自分が今まで読み手としての立場で経験したことを思い出すと確かにそうだなと思いました。
    買い手がいるから売り手がいる
    読み手がいるから書き手がいる
    当たり前ですが、自分が発信する側になるとついつい逆の立場を忘れてしまいがちなんですよね。

    あと、批判的な文章やネガティブなニュースを人は求めている
    という事実がものすごく嫌だなと思いました。
    テレビによる弊害、もっと言うなら一種の洗脳なのかもしれません。

  • 書くことではなく伝えることが
    文章で伝えることは難しい
    絵文字記号などの行間ツールを使わない
    →共通の認識が必要。文章だけで表現できなくなる
    うまく書こうとしたり、借り物の言葉を使わない。読者は鋭い。すぐばれる
    慣用句も使わない。例、懸念をはらむ。
    何度も読み返す

    誰にたいしても100点の文章はない
    自分のなかで100点を定める

    有料で週刊誌を買う AERA
    紙の発行物はコストがかかっているのでしっかりした文章になっている。週刊誌は大衆向けの文章。
    無料で読むと読み手もお手軽感覚で、有料なら積極的に読める
    うまいと思う文章はにまずは気付くこと。
    手本にして真似できるようになる
    ストックしておく

    批判的な文は書きやすく受け入れやすい。
    実際に批判的な文を書く機械は少なく、
    意識して批判的にならないように書く

    書く目的と読む相手を
    ベネフィットを一目でわかるように
    ターゲットを絞って設定する

    依頼は熱意、あなたでなければという理由。
    お詫びは真摯に謝り、淡々と状況報告
    そして善後策

    文章を読む相手がどのぐらい相場感をもっているか、相手の5W1H
    自分の立ち位置を理解。自分の視点で背伸びをしない
    他人からの相場感を無視しない

    読み手、社会経済情勢、読み手企業、読み手組織、書く場 メディアをチェック

    伝えたいことリストを作って構成を。
    紙に書く?
    最終的な結論は真っ先に

    しゃべるつもりで、しゃべったとしても違和感なく
    →難しい文章にはならない

    事実や具体的な話、エピソード、数字を素材に
    面白かった、凄かったの感想は伝わらない

    日常でどんどんメモを取る
    →エピソードを残す

    一文でも自分にしかかけない表現を入れる


    形容詞はなるべく使わない
    「いい」「楽しい」「面白い」など。
    具体的な内容をあげる

    数字・引用を積極的に

    一文の長さに注意。短く、主語述語がわかりやすく

    順接「また」「さらに」の連発は避ける
    空気を少し変えたい時に意識して使う。
    「ひとつは~。もう一つは~」」という展開で逃げる

    助詞はリズム。読む量があれば自然にできる

    「、」や強調は正解はないので読みやすいように使えばOK

    同じ単語の繰り返しには注意
    違う言い回しで置き換える

  • 文章の技術より前に意識すべきこと、準備すべきことが丁寧に書かれている。「うまく書ける」と自負している人ほど陥りやすい点などもある。自分に足りないなと思った要素は「熱意を持つ」「具体的な記述をする」「手垢がついた表現を避ける」「形容詞を避ける」など。…と、取り上げてみたら技術的なところが参考になっているな。

  • 請求記号:816/Ues 資料ID:50062962
    配架場所:図書館入り口横「め・く~る」
    学部生のみ2週間貸出可・延長不可

  • 出張時の移動時間、往復6時間ほどで読み終えた。
    文章を書くことが苦手で、なにか改善するきっかけにならないかと思って読み始めた。
    特に勉強になったのが、3章の「目的」と「相手」についてだ。日ごろ、言葉を捻りだすのに必死で、あまり意識してこなかったことだった。
    あと、6章はどれも読んでいて、なるほどと思う事柄が多かった。
    最後のコラムの「誰かのために仕事をせよ」。たびたび目にする言葉だが、この本を読んで改めて思い出させてもらった。

  • ビジネス文章など、文章を書く上で気をつけたいことをまとめた本。当たり前なことを毎回きちんとやるのがプロ。

  • 書く目的、読む相手を自覚し、文章を書けば、しっかり伝わる。それがきほんかな。

  • 文章が上手に書けたら、幸せだろうなあ〜と思う、私には必読の一冊でした。

    文章で伝える難しさを理解しながら、お手本になる文章を見つけて、真似をする。目的と読む相手をクリアにして、「相場観」を磨くこと。内容を整理して、構成を考えること。テクニックにこだわりすぎないこと。

    求人広告のコピーライターからスタートして、今や、人気のブックライターになられた、上坂さんをだから、語れる内容が盛りだくさんでした。

    まだまた、レビューもうまく書けませんが、読んでくれる、誰かをイメージしながら、文章力を上げていきたいと、真剣に考えながら、読み終えました。

  • 文章を書く技術というよりも、文章を書くに当たっての心得を説いた本。何よりも読者を「想像」することがその極意であるという。

  • 例文や図での解説はなく、文章のみで構成されている。

    この本が一番訴えようとしているのは、「想像力」を養えということであると思う。
    文章を読む人の年齢や環境、立場などを想像しながら書くこと。
    そうすることで、より伝わりやすい文章が書ける。

    細かなテクニックではなく、意識の部分でより良い文章を書くための知識が欲しい場合におすすめ。

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プロフィール

兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒業。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がける。著書に、累計40万部を超えるベストセラーインタビュー集『プロ論。』(徳間書店)はじめ、近著『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社)、『JALの心づかい――グランドスタッフが実践する究極のサービス』(河出書房新社)、『社長の「まわり」の仕事術』(インプレス)など多数がある。人気ブックライターとして数々の書籍に携わる、企画&執筆の達人。

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