文章は「書く前」に8割決まる

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 314
感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763131805

感想・レビュー・書評

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  • コピーライター上阪徹さんの本。
    文章の書き方についての本をいくつか出されていて、読んでみたいなーと思っていました。

    さすが、文章について書いてあるだけあって「読みやすい!」と感じた一冊でした。
    著者の言うところの“リズム″なのかもしれません。

    考えて見ると当たり前のことなんですが、書き手に回るとつい忘れてしまいがちな大切なことをたくさん学ぶことができる良書です。

    何のために書くか?目的やターゲットをハッキリさせるというのは、当たり前ですが大事なことです。
    しかし、気をつけていないとすぐに書くことそのものが目的になってしまうというのは本当によくわかります。
    文章というのは「読む人の時間を奪う」というのは事実で、考えなければいけないのは、いかにしてその時間を減らすか、時間を割いてでも読みたいと思わせることができるか、それを念頭においておくことでがより早く良質な文章を書く秘訣となるらしいです。「読むということは読み手にとって大変なことである上に読む義務があるわけではない」という事実の把握もたしかに必要ですね。

    行間ツールの多用がよくない
    というのは初めて聞きました。
    でも、自分が今まで読み手としての立場で経験したことを思い出すと確かにそうだなと思いました。
    買い手がいるから売り手がいる
    読み手がいるから書き手がいる
    当たり前ですが、自分が発信する側になるとついつい逆の立場を忘れてしまいがちなんですよね。

    あと、批判的な文章やネガティブなニュースを人は求めている
    という事実がものすごく嫌だなと思いました。
    テレビによる弊害、もっと言うなら一種の洗脳なのかもしれません。

  • 書くことではなく伝えることが
    文章で伝えることは難しい
    絵文字記号などの行間ツールを使わない
    →共通の認識が必要。文章だけで表現できなくなる
    うまく書こうとしたり、借り物の言葉を使わない。読者は鋭い。すぐばれる
    慣用句も使わない。例、懸念をはらむ。
    何度も読み返す

    誰にたいしても100点の文章はない
    自分のなかで100点を定める

    有料で週刊誌を買う AERA
    紙の発行物はコストがかかっているのでしっかりした文章になっている。週刊誌は大衆向けの文章。
    無料で読むと読み手もお手軽感覚で、有料なら積極的に読める
    うまいと思う文章はにまずは気付くこと。
    手本にして真似できるようになる
    ストックしておく

    批判的な文は書きやすく受け入れやすい。
    実際に批判的な文を書く機械は少なく、
    意識して批判的にならないように書く

    書く目的と読む相手を
    ベネフィットを一目でわかるように
    ターゲットを絞って設定する

    依頼は熱意、あなたでなければという理由。
    お詫びは真摯に謝り、淡々と状況報告
    そして善後策

    文章を読む相手がどのぐらい相場感をもっているか、相手の5W1H
    自分の立ち位置を理解。自分の視点で背伸びをしない
    他人からの相場感を無視しない

    読み手、社会経済情勢、読み手企業、読み手組織、書く場 メディアをチェック

    伝えたいことリストを作って構成を。
    紙に書く?
    最終的な結論は真っ先に

    しゃべるつもりで、しゃべったとしても違和感なく
    →難しい文章にはならない

    事実や具体的な話、エピソード、数字を素材に
    面白かった、凄かったの感想は伝わらない

    日常でどんどんメモを取る
    →エピソードを残す

    一文でも自分にしかかけない表現を入れる


    形容詞はなるべく使わない
    「いい」「楽しい」「面白い」など。
    具体的な内容をあげる

    数字・引用を積極的に

    一文の長さに注意。短く、主語述語がわかりやすく

    順接「また」「さらに」の連発は避ける
    空気を少し変えたい時に意識して使う。
    「ひとつは~。もう一つは~」」という展開で逃げる

    助詞はリズム。読む量があれば自然にできる

    「、」や強調は正解はないので読みやすいように使えばOK

    同じ単語の繰り返しには注意
    違う言い回しで置き換える

  • 文章の技術より前に意識すべきこと、準備すべきことが丁寧に書かれている。「うまく書ける」と自負している人ほど陥りやすい点などもある。自分に足りないなと思った要素は「熱意を持つ」「具体的な記述をする」「手垢がついた表現を避ける」「形容詞を避ける」など。…と、取り上げてみたら技術的なところが参考になっているな。

  • コピーライター上阪徹さんの本。 何のために書くか?目的やターゲットをハッキリさせるというのは、当たり前ですが大事なことです。 しかし、気をつけていないとすぐに書くことそのものが目的になってしまうというのは本当によくわかります。 「読むということは読み手にとって大変なことである上に読む義務があるわけではない」という事実の把握もたしかに必要ですね。 買い手がいるから売り手がいる 読み手がいるから書き手がいる 当たり前ですが、自分が発信する側になるとついつい逆の立場を忘れてしまいがちなんですよね。

  • 文章で伝えることの難しさを認識すること、などの基本的な考え方に共感できる部分が多かった。細かなテクニックよりも、読みやすい文章とはどんな文章なのか?にこだわり続けることが、文章力向上の基本かな。同僚に読ませたい。

  • ・「目的」「読み手」「相場観」の3つを頭に入れて、「伝えたいことリスト」を書く。
    ・書き出しを決めて、最終的に伝えたい「結論:をはっきりさせる。
     -紙に書いて眺めれば、論理展開は意外に俯瞰できる。
     -もし困ったら、誰かにしゃべって聞かせるにはどうするか、と考える。
    ・自分にしか書けない一文を入れる
     -「あのときのあのシーンが印象的でした」:他人には書けない、自分だけが体験したことを書く(その部分がとても印象に残る)

  • 文章は書く前に8割決まる
    190718読了。
    今年68冊目今月7冊目。

    #読了
    #上阪徹
    #文章は書く前に8割決まる

    以前読んだ #20歳の自分に受けさせたい文章講義 とエッセンスは似ている。
    むしろ出版年から見ればこちらが元だろう。

    書くという行為を、実行可能な粒の細かさまで落とし込んでいる。

    地図もなしに歩きまわっていること、多いよな。

    「地図」を活用せよ!

  • 出張時の移動時間、往復6時間ほどで読み終えた。
    文章を書くことが苦手で、なにか改善するきっかけにならないかと思って読み始めた。
    特に勉強になったのが、3章の「目的」と「相手」についてだ。日ごろ、言葉を捻りだすのに必死で、あまり意識してこなかったことだった。
    あと、6章はどれも読んでいて、なるほどと思う事柄が多かった。
    最後のコラムの「誰かのために仕事をせよ」。たびたび目にする言葉だが、この本を読んで改めて思い出させてもらった。

  • ビジネス文章など、文章を書く上で気をつけたいことをまとめた本。当たり前なことを毎回きちんとやるのがプロ。

  • 書く目的、読む相手を自覚し、文章を書けば、しっかり伝わる。それがきほんかな。

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著者プロフィール

上阪 徹(うえさか・とおる) ブックライター
1966年兵庫県生まれ。89年早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに雑誌や書籍、ウェブメディアなどで幅広く執筆やインタビューを手がける。これまでの取材人数は3000人超。担当した書籍は100冊超。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。著書に『成功者3000人の言葉』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『10倍速く書ける 超スピード文章術』 (ダイヤモンド社)、『JALの心づかい』(河出書房新社)、『1分で心が震える プロの言葉100』(東洋経済新報社)、『子どもが面白がる学校を創る』(日経BP)など多数。またインタビュー集に、累計40万部を突破した『プロ論。』シリーズ(徳間書店)などがある。

「2022年 『マインド・リセット 不安・不満・不可能をプラスに変える思考習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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