「空腹」が人を健康にする

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132024

作品紹介・あらすじ

お腹が「グーッ」と鳴ると、体中の細胞が活性化する!「生命力遺伝子」を活用して美しく元気に生きる方法。

感想・レビュー・書評

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  • 会社の先輩に薦められて読んだ。
    一日一食なんて絶対に無理、そもそも食べないダイエットは拒食症に直結しそうで怖い…と思っていた。
    ただ、先輩に「お腹が空いてないのに食べるのをやめるという主旨の本だよ」と言われ、なるほど確かにお腹が空いてないなら食べなくてもいいかもと考え直した。
    そして、朝起きた時に空腹だと感じていることはあまりないということに気付き、お昼ご飯を減らしても問題ないことに気付いた。
    習慣として三食食べていたけど、本当は体には必要なかったのかもしれない。

    この本のポイントは3つ。
    ・一日一食(または一汁一菜)
    ・野菜は葉ごと皮ごと根っこごと、魚は皮ごと骨ごと頭ごと、穀物は全粒で
    ・睡眠は夜の10時から夜中の2時までのゴールデンタイムを含むように

    とりあえず私の体が必要としている食事量から見極めようと思う。
    無理して減らすのではなく、余分に食べないという意識で。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ゴールデンタイムを含むように」
      最近25時には寝るようにしているので、1時間は含んでいます。。。
      「私の体が必要としている食事量」
      その一...
      「ゴールデンタイムを含むように」
      最近25時には寝るようにしているので、1時間は含んでいます。。。
      「私の体が必要としている食事量」
      その一口が何とやら・・・と、よく言われます。私も見直さなきゃ。。。
      2012/08/21
    • takanatsuさん
      「1時間は含んでいます。。。」
      なんだか寂しそうな雰囲気ですが…、1時間でも含んでないより含んでる方が良いと思います!
      「その一口が何と...
      「1時間は含んでいます。。。」
      なんだか寂しそうな雰囲気ですが…、1時間でも含んでないより含んでる方が良いと思います!
      「その一口が何とやら・・・」
      そうなんですよね。ついつい…、パクッと。
      2012/08/21
  • ☆食べ過ぎこそ病気の始まり。
    腹6分目のさるは毛並みがつやつやして皮膚にも張りが出てきた

    ☆外見の若さと美しさこそが、健康のバロメータ

    ☆1日1食は究極の健康法
    内臓脂肪を減らし、空腹状態においてサーチュイン遺伝子を目覚めさせ、健康で若々しい肉体を手に入れることができる

    ☆玄米と具沢山の味噌汁、野菜のお浸し、一夜干しの魚、納豆を食べている

    ☆空腹時にお茶やコーヒーを飲んではいけない。

    ☆お腹がグーっと鳴るのを楽しむ

    ☆砂糖は体を老化させ、命を縮める原因となっている。スイーツを食べると血糖値が上昇し、タバコ4本吸ったときと同じくらいに血管の内側の細胞を傷つける

    ☆スイーツは乳がん、前立腺がんの発生率をあげる。

    ☆若返りのためのゴールデンタイムは10時から夜中の2時

    ☆スィーツもお酒も高価なものをちょっぴりと

    ☆最終ゴールは肌がつやつやでウエストがくびれていること。そのために有効な方法は空腹、完全栄養、睡眠の3つ。
    ①1日1食
    ②野菜は葉ごと皮ごと根っこごと、魚は皮ごと骨ごと頭ごと、穀物は全粒で
    ③睡眠は夜の10時から夜中の2時までのゴールデンタイムを含むように

  • この手の本は、どれもこれも全く違うことが書かれている(例えばコレステロールが高いと早死にする、と書いている本もあれば、逆に長生きする、と書いている本もある。早朝に蛋白質を沢山食べろ、と書いている本もあれば、朝飯は食うな、と書いている本もある)。

    結局どれが正しいのか全く分からん。「こういう研究結果があるのですよ」と書くのであれば、せめてその信頼し得るソースを出して欲しい。

    でもまあ一つだけ、この本を読んで参考になったこと。
     ・ゴボウ茶(さっそく通販で買って飲み始めてみた)
     ・完全食品

    一日一食を目指すかどうかは、ちょっと検討する(たぶんしない)。

    でも、いくら自堕落な生活を送っていても、長生きする人はする。この手の本を読み漁って健康生活を送っていても、早死にする人はする。

  • ●長寿遺伝子の発見・・・あらゆる動物実験で、食事の量を4割減らしたほうが、1.5倍長生きするkとおが証明されただけでなく、食事の量を減らしたほうが表情も生き生きとして毛並みも良く、外観が若く美しくなることがわかった。

    ●WFP(世界食糧計画)が公表するハンガーマップをみると飢餓状態にある国こそ出生率が高い。飢えや寒さの状態におかれないと生命力遺伝子は働かない、飽食状態では逆に、体を老化させ、出生率を下げ、免疫が自分の体を攻撃するほうに働いてしまう。

    ●1日1食にする場合、1日の最後を締めくくる「夕食」がおすすめ。

    ●お腹がすいているとき、脳はもっとも活発に働きます。頭を使う、大事な仕事が控えているようなときには、むしろ食べないほうがいいのはこのため。何か食べる場合は、血糖値が急激に上がらない程度のものにします。

    ●お腹が「グーッ」と鳴るのは、空腹を知らせるサインだが、このときこそ「生命力遺伝子」の中の長寿遺伝子が発現していて、体じゅうがスキャンされ、壊れた箇所が修復されて、若返って健康になっている、というイメージをふくらませるようにします。このように、しばし空腹を楽しんでから、いざ夕食へ。

    ●空腹時にお茶やコーヒーを飲んではいけない
    ゴボウのポリフェノールは、あらゆる植物の中で最強のものであることが証明された。
    ゴボウ茶のつくり方
    1)ゴボウをよく水洗いして泥を落とし、皮付きのままささがきにする。
    2)水にさらさず、そのまま新聞紙の上に広げて半日ほど天日干しにする(夏なら2~3時間)。
    3)フライパンで油を使わずに10分ほどゆっくりから煎りする
    4)煙が出てくる寸前で止め、そのまま急須に入れ、沸騰したお湯を注げば出来上がり

    ●1日1食をはじめてたったの1週間で、あなたの体臭はほとんどなくなっているはずです。1日1食はただやせるだけでなく、肌を美しくして、体臭までなくしてくれるのです。ダイエット効果だけでなく、若返り効果、抗がん効果、デオドラント効果、脳の若返り効果まである。

    ●朝起きてすぐ水を飲む必要はない
    朝起きて顔がむくんでいる方は、むりやり水分を摂る必要はありません。起床後にはまずガムを噛みます。唾液は口の中の雑菌を洗い流してくれますので、口臭がなくなります。歯のぬめりもとってくれます。のどに流れ込んだ唾液は、のどの渇きを癒し、消化管を潤してくれます。その刺激で腸が蠕動を始め、便秘が解消されます。また消化管から吸収された唾液は血液の流れを良くしてくれるのです。さらにガムを噛むことで首から上の咬筋のポンプ作用によって、それが静脈に流し込まれるようになり、顔のむくみがとれるわけです。

    ●熱が出たら薄着になる。
    風邪をひいて体を温めてよいのは、熱の上がりばなのときだけ。熱はまだそんなに上がっていない状態です。全身の血液を効率的に冷やすことができれば、あとはなるべく汗を吸収しやすい素材でできた下着などで薄着にさせておきます。子どもが熱を出した場合は、このアイシングの方法で熱を下げ、水分をふだんの倍量摂らせるとよいのです。

    ●健やかで、若く、美しい体を手に入れられる3条件
    1)1日1食(1汁1菜)
    2)野菜は葉ごと皮ごと根っこごと、魚は皮ごと骨ごと頭ごと、穀物は全粒で
    3)睡眠は夜の10時から夜中の2時までのゴールデンタイムを含むように

  • その通りだと思う。
    でも、一日一食って・・・・・できない・・・・。

  • 一汁一菜について知りたくて読書。

    著者の本は2冊目。色々な考え方があっていいと思う。相性もあるだろうし。

    前書を読んで「丸ごと食」になるほどと思い取り入れている。

    基本1日1食は15年以上、肉食を控え始めて3年ほど経つので著者の論理は納得できる点が多い。

    石原結實氏やBOOCSとの共通点もあり自分なりに実践して健康な状態で生活できればいいと思う。

    ストレスになるから生活や行動パターンを変えないは賛否両論ありそうだが、一理ある。

    最近、食後に睡魔が襲ってきてそのまま寝ることが多いのを悩んでいたが、そのまま寝てしまっても問題ないことを知りかなり氣分が晴れた。これはいい情報。

    再読する予定の本。

    読書時間:約50分

  • 「不食」について気になって、とりあえず読んでみた。少食のことだけでなく、この著者が他の本でも言ってることが同じように書いてあり、総花的な本だった。
    しかし、この著者は美醜へのこだわりが強い人なんだなぁと感心した。

  • 前々から気になっており、食習慣の見直しが必要になって購入。あの人もあの人も、実は1日1食だった!っていうのは、よくある話だけど、ただ単に食が細いだけっーつんじゃないの、って思ってたけど、南雲先生のこの本は納得できる箇所が多くて、思わず唸る。なにより南雲先生の外見が一番の説得材料だっていうのが、単純明快。

  • 「一日一食」本。最近「平日一日一食」を始めたので後付的に読んでみた。南雲先生と石原先生の言ってることは同じなのかな?ニンジンジュースはいいけどごぼう茶は無理。コーヒー飲みたい。

  • 断食本、小食本の一つとして購入。一日一食に行こう3ヶ月目あたりのモチベーション維持に役立った。

    本書の特徴は22時から2時までの4時間を睡眠の黄金時間帯として説明して居るところか。この時間帯に成長ホルモンが分泌され、様々な利点があるとの事。早寝早起きも健康維持に良い。

    しかしながら糖尿病を進化論的な見地から説明して居るのには、面白いしなるほどと思いつつも、ちょっと無理やりの説明に思えた。

    こう言った本としては他の患者の例がなく自分自身の体験のみなのが残念なので、星三つ。

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著者プロフィール

ナグモクリニック総院長。乳癌手術、乳房再建術を行うかたわら、「一日一食」などの独自の若返りダイエット健康法を展開。テレビ東京『主治医が見つかる診療所』にレギュラー出演。

「2020年 『たいせつなちきゅうの  たいせつなともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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