「ひらがな」で話す技術

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 243
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132093

感想・レビュー・書評

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    話す技術

  • ひらがな(音)にしたとき、同じ読みの漢字が複数ある場合、どれかは、咄嗟にわからない。これは、今まで気を付けたことなんてなかったな。相手を思いやるかが大切なんやね。
    非常に読みやすい本だった。もっと、ひらがなで考えるトレーニングが詳しくあるとさらによい。

  • ・わかりやすく話すために知っておくべき大原則。  それは、「人は?ひらがな?で話を聞いている」ということ
    ・あなたが漢字交じりの言葉の意味を思い浮かべながら話しても、相手に聞こえているのは、ひらがな化された音だけ
    ・大切なのは、自分の話が「相手にどう聞こえているのか」を徹底的に考え抜くこと。「音」で聞いている相手の頭の中がどういう状態なのか、常に想像することなのです。
    ・覚えておいてください。あなたの話を聞いている相手の頭の中は、いつだって真っ白なキャンバスです。あなたが自分の頭に思い浮かべているように、相手も浮かべているだろうと思ったら大間違い。キャンバスに描かれる絵の材料は、あくまであなたが発するひらがなの言葉=音なのです。
    ・?たとえ?は、新しい概念や、ややこしい四角い言葉をわかりやすく丸めてくれるのはもちろん、納得のしやすさというメリットも与えてくれる、とても遊び心のある話し方なのです。  しかも、たとえからは、あなたの個性が伝わります。 「何かにたとえられないかなあ」と考えた時に出てくることは、あなたの人生そのもの。
    ・映画やテレビ、本やレストランなど「いいな」と思ったものを人に話す時は、手の平サイズで伝えることを心がけてください。そうすれば、あなたの話の口コミ力は磨かれていきます。
    ・「あんな経験はもう二度としたくない」  そう思う気持ちが、無意識のうちに「間」を避けようとさせるからです。 話に「間」が必要だということは、誰もが知っています。落語に漫才、スピーチに講演。どんな話も「間」があるからおもしろいし、わかるし、感動するのです。
    ・「間」がないというのは、「間」を恐れるあまり、わざわざ自分で埋めてなくしている状態なのです。
    ・接続助詞、さらに具体的に言うなら、ここでは「て」と「が」が、文章をくっつけて長くしている「接着剤」だったのです。  この接着剤は、「。」に変身させることで簡単にはがせます。「て」と「が」を「。」に置き換えることで、文が短くなって間ができるというわけです。
    ・?「えー」を小声で言う ?「えー」を心の中で言う ?「えー」と言う代わりに息を吸う  話しながら?=?とやっていくうちに、それまでの「えー」がのようになくなったのです。
    ・「間」とは、何もない、何もしない時間ではありません。 「間」とは、相手を見る時間なのです。  だから、まず聞き手を見てください。
    ・聞き手が、「わからない」「それはおかしいよ」と受け入れてくれていないことがわかった時は、どうすればいいのでしょうか?  そんな時の対処法として、まず「同意」することがポイントです。 「そう言われても、よくわからないですよね」 「それはおかしい、つじつまが合ってない、と思うよね。私も最初はそうだったのよ」  こんなふうに、相手が抱いた疑問・反論に「そうだよね」と言って、まずは同意するのです。
    ・ひとつお伝えしておきたいのは「早口が悪い」わけではけっしてない、ということです。  早口は直さなければいけないと多くの人が考えがちですが、相手にちゃんと聞こえる早口は必ずしも直す必要はありません。
    ただ、早口で話しても、相手が全部聞き取れて、受け取る間を十分にとれるような話し方をするにはかなりの技術が必要です。  たいていの場合、音と音をくっつけて発音してしまい、相手が聞き取りづらくなってしまいます。
    ・自分の心は大きく揺さぶられているのに、話しても感動が伝わらない時には、決まって足りていないものがあります。  それは?「 」(かぎかっこ)?です。  話の中に「 」、つまりセリフがないのです。「 」を入れて話そうとすると、エピソードを登場させやすくなります。結果の説明だけではなく、エピソードを語る時のほうが、聞き手の心は動くのです。
    ・誰もが自分の発言や存在を、受け入れてもらえること、そして承認してもらえることを待っているのです。
    ・話し手が「怖い」と感じている時ほど、そうした便利な「おもいます」を何気なくたくさん使ってしまいがちです。だから、「おもいます」は「ここぞ!」という時にだけ使うように心がけてください。たとえば「世間一般では○○と言われているけれど、私は△△だとおもいます」というように、自分の意見をはっきりと伝えたい時に絞って使うのです。
    わかりやすく話すこと。話し上手になること。それは、誰かを思うことです。  今よりもっと深くわかり合い、今よりもっと近くに感じられるようになることなのです。  そうやってその「誰か」は、あなたにとっても相手にとってもますます大切な存在に変わっていきます。
    ・人はみんな、話し方を通して自分自身を変えることができるのです。 「自分探し」という言葉がありますが、自分らしさとは、自分に何かをくっつけていくことではありません。むしろ、そぎ落としていくことです。  これまで生きてきた時間の中で、知らないうちに身につけたプライドや思い込み、抑えつける気持ちなど、余計なものがなくなった時、そこには本来のあなたがいます。いちばんあなたらしい、あなた自身です。

  • 鴨頭さんのオススメの本
    絶賛していたので即購入。
    いい本に出会った。
    自分の声って好きになれないし、
    何を話してるかうまくまとまらなかったり、
    ゔゔゔ、と声に詰まったり、
    心の中でしゃべるだけで声に出して言えなくなったり、
    話しすぎて自分に酔ったり、
    自分が話したいことだけ話したり
    そんなことがたまにある。
    話すって楽器を奏でるのと同じなんだな。
    すごくやさしい本

  • 話し方講座を主催されている、西任(にしと)女史の書かれた本です。先週末、知り合いのお店の2周年パーティに参加したときに、その店内に置いてあり、興味を持ちましたので読んでみることにしました。

    私達は普段は「ひらがな」で話を聞いているので、「ひらがな」で混乱の起きやすい表現や言葉を使うことは、相手に正確に話を伝える上で注意が必要である、というのが私の受け取ったメッセージでした。

    分かりやすい話をするには、訓練することで達成できる様です。今後、「ひらがな」に意識して話をしてみようと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・わかりやすく話すために知っておくべき大原則、「人は”ひらがな”で話を聞いている」(p3)

    ・自分の話が「相手にどう聞こえているのか」を徹底的に考え抜く、「音」で聞いている相手の頭の中がどういう状態なのか、常に想像すること(p5)

    ・スポーツであれ、話し方であれ、上達したいと思ったら、正しいやり方でなくてはいけない(p21)

    ・ひらがなで話すために必要なポイントは、1)丸い言葉を使う、2)句読点をつけて話す、3)言葉の粒の大きさを変える(p30)

    ・丸い言葉とは、漢字に変換しなくても意味が分かる表現、視覚=めでみる、悲報=かなしいしらせ、分解=わける(p32)

    ・ひらがなで聞こえている話には、「間」がとても大切、話す時にも言葉に句読点を打って(心の中で)話すこと(p39、40)

    ・話していて「気持ちいい」と感じたら危険信号、相手に伝わる話し方を考えると、話しているあなた自身が気持ちよくなればなるほど、話は伝わらない(p49)

    ・四角い言葉を丸くする方法として、言葉の説明:「つまり~」をつける(p68)

    ・「え~」を多発する場合には、1)「え~」を小声で言う、2)心の中で言う、3)言う代わりに、息を吸う(p122)

    ・話し上手なひとほど、たっぷりと「間」を作り出して、相手をよく見ている(p128)

    ・ツッコミを入れるポイントは、4つの「ない」を探すこと、1)知らない、2)覚えていない、3)信じられない、4)情報が足りない(p138)

    ・結果の説明だけでなく、エピソードを語るときのほうが、聞き手の心は動く(p186)

    2016年5月28日作成

  • 話すことへの気づきがいっぱいで目からうろこだらけでした。

    話す技術といっても決して難しいことではなく、どれも何気ないことに気づけば良いことばかり。

    こんなにわかりやすく書いてある話し方の本は珍しいかも。

    非常に面白かった。おすすめです。

  • 2015/05/18

  • 普段は無意識にしている「話す」こと。話し方を意識して変えていくことで、わかりやすい話し方ができるようになる。
    ・丸い言葉を使う
    ・間をつくる
    ・声
    時々、思い出していきたい。

  • 話すことは自分の思いを相手に伝えることで、決して自分の思いをただ吐き出す事が目的ではない。
    そんな当たり前の事をこの本は教えてくれる。

    わかりやすい言葉で伝えることは、受け取った相手が咀嚼しやすく、さらに相手がその内容を
    アウトプットする時も役立つ。
    相手に自分の言葉を理解してもらう事は「苦しい状況に置かれている」と感じている人ほど
    必要だが、そういう状況の時に限って相手を思いやることができない。
    この本は危機的状況をきっと救ってくれる。

  • やっぱり「技術」は自分で磨いてゆくしかない。

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