- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763132109
作品紹介・あらすじ
あなたは「『小銭』を貯めようとする男」と「『大金』を稼ぐことを考える男」、どちらが億万長者になれると思いますか? 著者のスティーブ・シーボルドは大学生になるまで貧しい環境で育ちました。しかし、金持ちになろうと決心し、その秘訣を探るため数百人以上の金持ちに会い研究を重ねました。その結果、金持ちになる人にはある共通した考え方があることがわかったのです。そして、その考え方に基づいて行動したところ、自分も億万長者になることができました。彼の長年の研究内容を一冊にまとめたのが、この本です。金持ちになりたい人がすべきことは金持ちの考え方を学び、まねをし、行動を起こすこと。その気になればお金持ちになれるのです。あなたもこの本を読んで豊かな人生を送りましょう!
感想・レビュー・書評
-
言いたいことは分かる。
しかし、同意しかねる部分も多々あった。
基本的に下記の論理で展開されている。
貧乏になる男は××で、金持ちになる男は〇〇だ。
そこまで白黒はっきりつくものなのだろうか。
考え方の差かもしれないけど、断言されすぎてて気持ち悪かった。
もともと、別の言語で書かれているからか。
日本語がすっと入ってこなかった。僕の日本語力が低いのだろうか。
背景として日本の文化と外国の文化が異なっているからこそ。
違和感を拭い去れなかったのかもしれない。
お金は悪とは言わないが。
豊かさというものは金銭的なもの以外にもたくさんある。
そう考えている人間は読むべきではないのかな。
いろいろ考えさせられる本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金融リテラシー。
考え方、心の持ち方。
資産形成での心構えと、外国人のお金に関する意見を知りたくて購入。
とにかく"お金に対する考え方"が大事、という内容。
極端にも思えるくらいハッキリと表現されていて、個人的には気持ちが良い。
印象的なセンテンスが多く、名言集のような感じで読めた。
愛読書になりそう。 -
・貧乏になる男は、労働を名誉の勲章と考え、金持ちになる男は「成功」を名誉の勲章と考える。
・貧乏になる男は「自分の努力」の対価としてお金を稼ぎ、金持ちになる男は「チームの努力」の対価として大金を稼ぐ。
・貧乏になる男はお金を「悪いもの」と考え、金持ちになる男はお金を「よいもの」と考える。
・貧乏になる男は「高い学位」が資産形成につながると考え、金持ちになる男は「実用的知識」が資産形成につながると考える。
・貧乏になる男は「労働」でお金が得られると考え、金持ちになる男は「思考」で大金が稼げると考える。
・貧乏になる男は「支出」について心配し、金持ちになる男は「投資」について考える。
・貧乏になる男はお金を「感情的」にとらえ、金持ちになる男はお金を「論理的」にとらえる。
・貧乏になる男は「嫌いなこと」をしてお金を稼ぎ、金持ちになる男は「大好きなこと」をして財産を築く。
・貧乏になる男はお金が人の「性格を変える」と考え、金持ちになる男はお金が人の「本性をあらわにする」と考える。お金は人間の本性をあらわにする。もともと善良でない人なら、お金をもつとますます厄介者になる。しかし、もともと善良な人なら、お金をもつとさらに前任になる。
・貧乏になる男は「お金」を得るために働き、金持ちになる男は「充実感」を得るために働く。
・貧乏になる男はお金が「敵」だと考え、金持ちになる男はお金が「味方」だと考える。
・貧乏になる男はお金を「ストレス」と結び付け、金持ちになる男はお金を「心の平安」と結びつける。
・貧乏になる男はお金を稼ぐと「ストレスが増える」と考え、金持ちになる男はお金を稼ぐと「ストレスが減る」と考える。
・貧乏になる男は「お金をもらって社会から引退すること」を夢に見て、金持ちになる男は「財産を築いて社会に貢献すること」を夢に見る。
・貧乏になる男は自分には資産形成が「無理だ」と考え、金持ちになる男は資産形成が「考え方次第だ」と考える。
・貧乏になる男は「高い学位」を追い求め、金持ちになる男は「あらゆる学習の機会」を活用する。
・貧乏になる男は「お金があれば幸せになれる」と考え、金持ちになる男は「お金と幸せはほぼ無関係だ」と考える。
・貧乏になる男は「権力を得る」ためにお金を集め、金持ちになる男は「自由を得る」ためにお金を集める。
・貧乏になる男は「会社で働けば安定する」と考え、金持ちになる男は「会社は不安定」であることを知っている。
・貧乏になる男はお金を「貯める方法」を子どもに教え、金持ちになる男はお金を「投資する方法」を子どもに教える。
・貧乏になる男は「現状に安住すること」を子どもに教え、金持ちになる男は「夢を追い求めること」を子どもに教える。
・貧乏になる男は読書を「娯楽のための活動」と考え、金持ちになる男は読書を「成功のための準備」と考える。
あなたがとるべき行動は単純明快。金持ちの考え方を学び、まねをし、行動を起こせばいい、ただそれだけ。 -
これを知らずしてお金の本を読んでも、穴のあいた風船に空気を送るようなもの。
貧乏になる男と金持ちになる男の違いは、持っている能力や才能ではありません。
すべての始まりは、「考え方」です。
わたしたちは、お金について考えると、どしても目先のことが気になってしまいますが、貧乏になる男は常に短絡的に考え、金持ちになる男は常に大局的に考える思考のクセがあるようです。
本書では、同じことが何度となく繰り返し述べられているので、読むと自然に金持ち思考が刷り込まれるのかもしれません。 -
お金持ちになるためにはどうしたらよいかと言う身も蓋もない本と思いましたが、アメリカの億万長者の人たちの思考がどんなものかと言うことを乗せた本です。
舞台はアメリカで1%の金持ちが全米の資産の60%を握ると言う格差社会。日本も一億総中流なんて言われたのは過去の話なので背景は似ているかもしれません。アメリカは、ビルゲイツやウォーレンヴァフェットの様に慈善活動に熱心な金持ちが多くすぐに名前が思い浮かびます。日本はと言うと、あまり記憶がない。孫正義さんが彼らに近いのかな。
時間をお金と交換するのではなく、アイデアをお金と交換する
読書は娯楽のためではなく、成功のための準備
など、一言で言うとポジティブでがつがつした考え方が多い気がします。暗い考え方一辺倒の本よりは好きですね。多少なりとも吸収できるものは吸収したいですね。
「私は芯が強くて、野心的で明確な目標を持っている。それを批判されるなら本望だわ」と言うマドンナの言葉。批判だけでは、想像は生まれませんから。 -
見開きでお金持ちになる男のポイントがズバリ書いてある
-
-
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00470237
あなたは「『小銭』を貯めようとする男」と「『大金』を稼ぐことを考える男」、どちらが億万長者になれると思いますか? 著者のスティーブ・シーボルドは大学生になるまで貧しい環境で育ちました。しかし、金持ちになろうと決心し、その秘訣を探るため数百人以上の金持ちに会い研究を重ねました。その結果、金持ちになる人にはある共通した考え方があることがわかったのです。そして、その考え方に基づいて行動したところ、自分も億万長者になることができました。彼の長年の研究内容を一冊にまとめたのが、この本です。金持ちになりたい人がすべきことは金持ちの考え方を学び、まねをし、行動を起こすこと。その気になればお金持ちになれるのです。あなたもこの本を読んで豊かな人生を送りましょう!
(出版社HPより) -
思考の違いを知る事ができて、とても興味深い本でした。
-
▼メモ------------------------------------------------------------
・貧乏人は当たりくじを引いて一獲千金を狙う。一方、金持ちは世の中の問題を解決することに尽力する。
・信念が行動を規定し、行動が結果を規定する。
・結局のところ、人間はふたつの方法で知恵を得る。ひとつは読書、もうひとつは自分より賢い人との付き合いだ。
・ほとんどの人が努力せずに楽をしようと考えている。金持ちになる男はひたむきな努力の重要性を理解し、一時的な苦しみに耐える精神力があれば、いずれ莫大な財産が得られることを知っている。
・人生に残された日数が限られていて、時間が刻々と過ぎ去っている事を知っている。
・金持ちになることが家族の健康のためにどれだけ重要か考えよう。あなたは家族の命はあなたがどれだけ財産を築くかどうかにかかっている。
★・お金で幸せは変えないが、自由とやすらぎを得ることができる。