稼ぎたければ、働くな。

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132475

感想・レビュー・書評

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  • 未来工業株式会社といえば,今やメディアに取り上げられまくってる超ホワイト企業.その会社の方針や仕組みを作ってるのが,著者山田さん.

    この本を読んだ理由は,某テレビ番組で「ドアにノブがない」「個人の蛍光灯にスイッチがある」など,他にないことをやってる面白い会社があると興味を持ったことから.

    ただ単に与えられたタスクを消費するのみならず,常日頃から生産性をあげること,差別化を生むことを「考え」て仕事しろということが主旨かなと.読み終わった時は,恐れいったと同時に自分の仕事のやり方を見なおすいい機会となった.

    本の内容自体は,項目が細分化されているのでスラッと読み終わる.それでいて内容は革新的なものが多いので,とても爽快かつ面白かった.

    今後は,現状に満足せず,作業1つ1つを疑っていきたい

    《記事抜粋》
    ◆「常に考える」
    ◆「ホウレンソウ」の禁止
    ◆勤怠管理の廃止
    ◆評価基準:0%のリスク >>> 100%の失敗
    ◆「働くな」とは,プライベートを犠牲にして働く意義はなく,プライベートの充実は仕事へのヤル気向上
    ◆上司の仕事は,部下のヤル気を100%にすること
    ◆社員の3割は営業職.そしてノルマ無し
    ◆「リスク」:実際に起きた出来事の検証 と 「マイナス思考」:有りもしないことを空想 の違いを理解する

  • ここの会社で働いてみたいと思いました(^^)
    常識を疑うことをやってみます!
    しんどいけど無理やり頑張って会社行ってる人に読んでもらえたらと思いました。

  • 岐阜の企業「未来工業」の名物相談役だった山田さんのビジネスの考え方がわかる本。

    報連相なし、ノルマなし、残業なしが社員にどう影響したのか、とても興味深かったです。現場で無駄話しろ、自分で考えろ、小さなことでもとにかくアイデアを出せ、何もしないより失敗の方がマシという社内の風土を作り出すのはトップの仕事だなと思いました。岐阜の子ども劇場で未来財団さんには何度もお世話になりましたが、お芝居が根っから好きな方だったのですねー。

  • 『常に考える』これに尽きる

  • オーディオブックにて聴了。

    モノタロウで有名な未来工業の創始者、山田昭男さんの著書。
    「ほかの会社がしている"当たり前"と逆のことをしてきたら、たくさん稼ぐ会社になった。」という言葉が印象的だった。

    今の日本の企業が無駄なことばかりしてることを改めて感じたとともに(私の勤め先を含め)、「当たり前」を疑い続けることを忘れないようにしたいと思った。

  • 個人的には好き。エッセンシャル思考実践編

  • なかなか斬新な内容もあり、ただ働いてしまっている状況に考えさせられる。ただ働く前に考えることがあるなと。

  • 息子さんのコメントを先に読んでしまいました。業界が違えば、うちみたいにできるわけではないと思います。が、すべてかな。すべてを取り入れることはできませんが、参考になるもの多いです。単なる自己啓発本よりいいです。もうちょっと苦労話が聞きたい。

  • 非常に面白い経営論。
    日本で1番休みが多い会社の社長が持論を分かりやすく書いてくれている。1文が短いのでテンポよく読める。
    ホンレンソウ禁止など、驚くべきことがたくさん。
    しかし、理由を聞くと納得する。

    自分は相談役の肩書きだけどホンレンソウ禁止だから誰も相談に来ない、とか、ご本人は真面目に書いてあるかもしれないが、思わず笑ってしまうところが結構ある。
    これはすべての働く人たちに読んでもらいたい本だ。

    「喜ぶか、喜ばないか。ここが大事だ。喜べば、社員が100%自分の力を出そうと思うだろう。そこまでしてもらったのだから、がんばらないといけない、と思う。」
    (p120)
    いろいろ革新的なことが書いてあるが、すべてはここに尽きる。

    現状打破を願っている職場のリーダー必見。

  • 働きたくない人が読む本かと思ったら、経営側が読む本ですね。ぜひ読んで欲しいですね。とにかく人のやっていないことをやる、とか、常に考えろ、とか、自分が所属する某保険会社には絶対にない発想。社長に送ってあげようかな。

  • 世の中の97%と同じ働き方をしていたのでは、いつまでたってもうまくいかない。働いて稼げないなら働くな。常識を捨て、働き方を変えることで、稼ぐ人間になれる。

    非・常識、だけど、説明されるとなるほど。だけど、なかなか実行はできないことばかり。

  • 究極のホワイト企業の経営哲学。
    一見、無茶苦茶言うなこのおっさんと思うがどれも理にかなっている。物事の本質を突く洞察力がすごい。
    すべては今持っているちっぽけな「常識」を捨てることから始まる。

  • チェック項目8箇所。世の中の97%と同じ働き方をしていたのでは、いつまでたってもうまくいかない、ならば、その方法の真逆をとことんやってみるまでだ。すぐれたアイデアに知識や才能はいらない、必要なのは「なぜ?」と思う感覚だ。未来工業の製品には、”日本初”がたくさんある、みな既存の製品にちょっとした工夫を加えただけだ。金儲けをしたかったら、ムダな金を使わないことだ、携帯やネットに使う金はムダ以外のなにものでもない、と私は思う。日本人は新しいものを発明する頭はゼロだけど、世界一腕がいい、と私は思っている、だから人がやっているものを真似して、さらにいいものにつくりかえて、どんどんばらまいている、たとえばカメラがそうだ、もともとはドイツがいちばんだったが、日本人が技術をとりいれて独自のカメラをつくった。大事なのは、どうやったらお客が喜ぶかを考えることだ、安ければ売れるだろう、と、安易な発想に飛びつくからいけない。中小企業が倒産するのは、だいたいが一社に三十%以上頼ってしまう時だ。ありもしないことを空想するのがマイナス思考だ、実際に怒ったことを検証して、それに備えるのがリスク管理であり、プラスの想像力だ。人を本当にやる気にして働かせようと思ったら、先にたっぷり雨を与えなければダメなのだ。

  • 報連相(ホウレンソウ)禁止
    稼ぎたければ、働くな
    全員正社員

    コンサルや経営学者が真っ青になりそうな本

    性悪説に基づいた、究極のポジティブに思える

  • 2014.8.12
    「いいものは高く」これは商売のイロハ


    知り合いの中学生のお子さんは「やりたいことは見つからないけど、働きたいトコは見つかった」とのこと。
    残業なし、ノルマなし、有給多いを間違っているようだ

  • 必要なのは、世の中のくだらない常識に惑わされずに「常に考えること」のできる頭と、やる気だけ。後はただ、前へ進めばいいではないか。道があるから進むのではない。進むところに道は見えてくる。未来が見えてくる。未来工業、山田昭男

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4763132474
    ── 山田 昭男《稼ぎたければ、働くな。
    「日本一幸せな働き方」を大公開! 20121105 サンマーク出版》
     
     山田 昭男 未来工業創業 19311007 上海 岐阜 20140730 82 /定年70歳、
    /就業時間 08:30-16:45 残業禁止、年間休日140日、営業ノルマなし。
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/140801/trd14080103160002-n1.htm
    http://www.mirai.co.jp/
     
    14/08/01 13:37 31res 23res/h 5.5% □ 【企業】未来工業創業者 山田
    さん死去…日本一社員がしあわせな会社、休日140日 残業禁止ノルマなし
     
    (20140801)
     

  • フォトリーディング94。効率化、コストダウンについて実に真っ当なことを言っている。たくさん売れる商品に集約化、労働にかかる費用はなるべく抑えて〜この、遊びのなさが経済低迷の原因。幸せ感じなきゃ、働くの、ただの苦行だものね。

  • ここで働きたい

  • 仕事に取り組む考え方をワンランクアップさせてくれた。

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著者プロフィール

山田 昭男(ヤマダ アキオ)
未来工業株式会社 創業者
未来工業株式会社 創業者。
1931年、上海生まれ。旧制大垣中学卒業後、家業の山田電線製造所に入社。家業の傍ら、演劇に熱中し、劇団「未来座」を主宰。1965年、劇団仲間と未来工業株式会社を設立。代表取締役社長に就任。1991年、名古屋証券取引所第二部に上場。2000年、取締役相談役に就任。岐阜県中小企業家同友会代表理事、同会長、岐阜県電機工業会会長などを歴任。
1989年に黄綬褒章受章、1999年に大垣市功労章受章、2001年に勲五等双光旭日章受章。2014年、逝去。
著書に『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』『毎日4時45分に帰る人がやっている つまらない「常識」59の捨て方』『ドケチ道 会社を元気にする「生きたお金」の使い方』(以上、東洋経済新報社)、『日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”』(ぱる出版)、『日本でいちばん社員のやる気がある会社』(中経の文庫)など多数のベストセラーがある。

「2015年 『山田昭男の仕事も人生も面白くなる働き方バイブル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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