「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132505

作品紹介・あらすじ

リーダーは、弱くてもかまわない。ザ・ボディショップ、スターバックスでCEOを務めた著者が語る、まわりに推されてリーダーになる方法。

感想・レビュー・書評

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  • とても参考になりました。
    「上司は人間力が大切❕」は、とても納得できました。
    著者の考え方は、渋沢栄一さんに近いなーと思いました。東洋哲学から学ぶことは多いですねー。

    ぜひぜひ読んでみてください

  • ▼感想
    元スターバックスCEOの岩田さんの著書。
    リーダーシップについて学ぼうと手に取りましたが、考え方やマインド面において、核心を突かれました。
    後半の半分が特に面白く★4つにしました。

    ▼memo
    ・リーダーになろうとするのではなく、まわりに押されてリーダーになるのがリーダーの理想の姿。

    ・ハウツー本に出ているような言葉を使っても薄っぺらい。部下が知りたいのは、リーダーが自ら経験して得た、自らの考えや言葉です。

    ・心を豊かにする本を読まなければならない。マネジメントしかり、リーダシップしかり、結局のところ大事になるのはいかに人を動かすか、ということ。もっといえば、いかに人の心を動かすか、ということです。

    ・誘惑から逃れるために意識していたのは、自分の行動は絶対に誰かがみている、という感覚を持つことです。今していることを「子供に見せられるか、話せるか」と自問自答しても良い。

    ・人間が目指すべきは、出世やお金などではない。人間として徳をどう高めていくか、ということ。その努力を常にできるか。自分のためでなく、他社や社会に目を向けることができるか、ということです。

    ・人間的な成長をすることこそが、成功である。


  • 202109

    ついていきたいりーだーって、引っ張っていくというよりは、みんなを後ろから押し上げるって感じなのかな。
    自分をさらけ出し、いかに人を動かすか。

    ●個人のミッションとは?
    好きなこと×得意なこと×人のためになること
    ●使命感が持てるような頼み方
    ●To do good ではなくto be good
    ●事実と判断を混同しない
    ●決断する力。上が言ってるから、はダメ。
    ●立ち止まれる時間をもつ。
    ●何か困ったことはない?の一言をかけられる余裕。

  • PDF
    あるべきリーダーの姿

  • (株)アトラス、(株)イオンフォレスト(ザ・ボディショップ)、スターバックスコーヒージャパン(株)の社長を歴任した岩田松雄さん。
    その岩田さんがリーダーシップの心得を記載しています。
    併せて読んでほしいのが堀鉱一著「図解 会社が放り出したい人1億積んでもほしい人」

  • 以前読んだリーダーシップ本とはまた別の視点で面白かった。目の前の仕事、働く仲間にリスペクトを持つことという当たり前のことが、意外と難しいが、これを着実に出来ている人が人として信頼されると感じた。

  • 『感想』
    〇リーダーには必要な能力がある。その能力がある人がリーダーになっていく。ただそれはセンスやテクニックだけではない。

    〇仕事の関係を仕事以外の場に持っていくのは嫌だな。こういう人とは仕事という共通点がなくなったらぷっつり関係切れちゃうんだよな。それをしない人の方が自分を成長させてくれるんだよ。

    〇仲間ならたとえ自分と違う意見の人にも興味は持ち、その人はどうしてそう考えるのか、共感できるところはないか、といったところを考えたい。自分のコピーではない人は大事だよ。影響を受けて進化できるから。

    〇この本の真骨頂は第7章にあると思った。最後は人間力が必要なのだ。部下から周囲から、利害関係を超えて信頼され認められる人が本当のリーダーなのだ。

    〇ひとつ反論したいところがあった。悪口を言う人、自慢話を言う人はダメということだが、これは誰とも構わず言う人は確かに問題がある。でもリーダーだって普通の人間なのだ。気に食わないことはあるし、自分のことを認めてもらいたい。この本音を普段隠すのは立派なことだが、そんなことで評価を下さない本当に心許せる人には言ってもいい。それはお互いにね。ビジネスマンとしてはこういう信頼できる人が仕事関係の仲間にいたら幸せだな。

    『フレーズ』
    ・努力は必ず実を結ぶのだ、最後には何とかなる、という強い信念だと思っています。そして、その信念は、必ず行動に表れる。さらに、その行動を、人は見ているのです。我こそがリーダーだ、などと思わなくていいし、示さなくてもいいのです。自分で自分を修めようと努力し、自分でコツコツ頑張って自分を高めていくと、まわりから推されてリーダーになっていくのです。(p.26)

    ・会社を離れた瞬間に、普通の一対一の人間に戻るべきだと思うのです。あくまでも、会社におけるポジションに過ぎない、ひとつの役割を担っているのであって、人間までが偉いわけではまったくないのです。(p.94)

    ・組織のリーダーとして部下を持つときには、まず何より大事なことがあります。それは、部下に関心を持つ、ということです。逆に何よりいけないのが、関心を持たないこと。興味を持たれていない、関心を持たれていない、というのが、部下としては一番辛いことなのです。(略)社長はちゃんと見てくれている。自分たちのことに関心を向けてくれている。それを感じるだけで、スタッフのモチベーションは圧倒的に変わっていくと思います。(p.96)

    ・意思決定の際にもうひとつ、それが「事実」なのか「部下の判断」なのかをはっきり分ける、ということが大切です。(略)まずは、事実を聞く。その上で、それについて部下はどう思ったのか、を聞く。これをやらないと、判断だけを聞いて終わってしまいかねない。事実が聞けないのです。(p.140)

    ・最初から優れた人格の持ち主はいません。ただ、優れた人格の持ち主になろうと努力する人はいます。そういう人たちこそ、周囲から人格者だと評価される人ではないかと私は思っています。(p.218)

    ・ランディ・パウシュの「レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。僕の行く手を阻むためにあるのではない。その壁の向こうにある『何か』を自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ」という言葉は、どれほど勇気づけられる言葉か。(p.234)

  • 読み中
    スキルを磨いた先(限界がある)は、人格を磨く(限界がない)ということ。

  • 自然体が一番強い。人間力

  • 結局のところやはり人間力、自己を磨くことなのだなと。あとミッションを持つことは自分の中にあまりなかったので持ってやってみたい。

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著者プロフィール

岩田松雄(いわた・まつお)
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長。元立教大学教授、早稲田大学講師。1958年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、株式会社アトラスの代表取締役社長として3期連続赤字企業を再生。その後、株式会社タカラ常務取締役を経て「THE BODY SHOP」を運営する株式会社イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、売り上げを約2倍に拡大させる。2009年、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとしてANAとの提携、新商品VIAの発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定など次々に改革を断行して業績を向上。UCLAビジネススクールよりAlumni 100 Points of Impactに選出される。2011年、リーダー育成のため株式会社リーダーシップコンサルティングを設立し、現在に至る。

「2023年 『ミッション 私たちは何のために働くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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