「なりたい未来」を引き寄せる方法

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 97
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132598

作品紹介・あらすじ

朝1杯のコーヒーをじっくり味わうと、願いがかないやすくなる!?「自分中心心理学」で話題の人気カウンセラーがたどりついた、「願望実現」のあたらしい常識。

感想・レビュー・書評

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  • ・「感覚」に焦点をあてると人生はシンプルになる。
    ・身のまわりに起こる出来事はすべて「心の反映」

  • 石原加受子の本を、ここ最近で
    しつこい怒りが消えてなくなる本
    最近心が休まらないと思ったときに読む本
    他人に流されない人ほど上手くいく
    自己主張が楽にできる本
    を読みました。

    新しい本だから、総括かな?と思ったら、意外と一番古い「自己主張が楽にできる本」のほうが、具体的で、例もたくさんあり、時間がない人には「自己主張が楽にできる本」がいいかな。と思います。

    でもまあ、本書の中にもあるように、焦って変えようとしても変わらない。
    根本が理解できなければ。
    という点では、石原加受子の本は「自分中心心理学」に基づいてるので、いっぱい読むのは勉強になると思います。



    昨年、保険会社の派遣契約社員で働いていたときの話ですが、社員がする仕事を最低賃金のバイトが担うという、まあびっくりぽんな仕事をしてました。

    入社して一週間で、私と一緒に仕事をしていた30代が「私には無理です」と退社…。
    その時、私は教えてくれてる社員の人が「せっかく教えたのに」とぼやいた一言に乗り、「自分が辞めたら私に負担かかるとか思わないんですかね…」なんて言ってました。

    一見、私も自分中心の発言みたいですが、実際は私もその30代の人と同じで「これは最低賃金のバイトの仕事じゃない。負担が大きすぎる」と思ってました。

    30代の人は石原加受子が言うとおり、「自分中心」に考えて、とっとと辞めて新しい会社で生き生きと働いていました。

    私は社会人一年目だったので、会社がどういうものかもわからないし、ゆとり世代なので「ゆとり」といわれるのも嫌でした。
    なので、自分の気持ちを無視して働いていました。

    すると、二か月後に「重大な問題が生じだから部署異動をお願いする」と、何箇所かの部署が異動になりました。

    他のバイトも「こんな会社もうだめよ。異動になったら辞めましょ」と、一致団結してましたが、派遣元の上司は「みんなでやめましょ」という雰囲気を察し、これでは上司の上司に報告できない!とでも思ったのでしょう。社員試験の話を持ってきました。

    私は前の年に就職に失敗して、親への負い目もあり、今後社員になるチャンスってそうないし…。大変だけどとりあえず今の仕事はできてるし…。と、社員試験を受けました。

    その後…。
    大変だけど処理できてる。と思っていたのは私だけだったようで。後戻し作業が大変という派遣先の上司から苦情があったそうです。
    その場で確認できない保険会社の処理結果。
    入社当初の「大変」を思って、他者中心をやめて、さっさと新しい会社見つけるとか、部署異動に乗るかしてれば、即日解雇には至らなかったと思うこのごろです。

    辞める覚悟で社員試験を断って異動した同期は、異動先快適!と言ってました笑

    派遣元も派遣元で「辞められたら上司に報告できない!」と思ってるわけですから、「部署異動を機にやめられては困る。じゃあ社員か辞めるかだったら今後再就職も大変だと考えて乗るだろう!」と考え、それでも断られたら「辞められるよりマシ」と考えて「じゃあ部署異動で…」となるのは至極当然のこと…。

    こうやって、入社一週間でも「これは最低賃金のバイトの仕事じゃない!」と、周りに何言われようが「自分」が「働き続けれない」と思って辞めた30代の同期。

    辞めるか正社員試験かを出されたとき、「自分」が「この部署は無理だから、正社員にはならない」と、辞める選択をして、部署異動になって快適に働いてる同期。

    この二人とも、自分中心で選んだ結果、いい人生を送っています。

    私と言えば、自分で「大変」と思いながら会社に縛られ、ゆとりに縛られ、挙句、上司に流され、即日解雇。

    他者中心に人生を選択した結果、なーんにも得てない状態です。


    旦那は同じところで働き続けるのが美学っぽいですが…。
    辞めた後に私は痛感しました。
    自分がちょっとでも「大変」とか「無理」って思ってるなら「仕事は楽しいだけじゃない」って追い込むんじゃなく、それを受け入れて、今後働いていったらどうなるか。を考えよう。と。

    この契約社員の話は、社員にならなかったおかげで終わってます。
    社員になってたらまだまだ苦しんでいたかもしれません。

  • ちょっと抽象的で、私にはわかりにくかったかなぁ。
    「いま」が変われば「未来」も「過去」も変わる。
    「自分の欲求、願望」を基準にしようと、決める。
    満足感を覚えたり幸福感に満たされているとき
    心と身体が調和し、調和しているとき、身体的感覚や五感、感情は、それを心地よいと"実感"している。
    こんな状態を「体感・欲求・思考・行動・感覚(実感)」が一致している状態と呼ぶ。

  • 「無意識」とか「潜在意識」というものは、良い悪いが判断できるものではない。
    自己の感情を活かして、「自分中心」で生きようとするスタンスを提唱していました。

    「自己中心」というと悪い言葉に聞こえるが、「自分中心」というと肯定的な言葉に感じるのはどうしてだろう。たった一文字しか変わらないのに、とても不思議です。

    この分野の話は、なんとなく理解できますが、いまいち、攫みきれない世界のように、私には感じられます。スピリチュアルというか、神秘的というべきか、論理的な判断だけでは、解明しきれないため、釈然とできない部分があるのかもしれません。

    全ての物事を前向きにプラスに捉えることで、人生はハッピーになるのだけは、間違いないと思います。

    この一冊全体の中で一番気に入った一文。

    「自分が自分のために行動できれば、あとは、無意識が勝手に望む方向へと導いてくれます。」

    もやもやと思い悩むだけではダメであり、行動して、無意識に預けてしまうことで、自分の未来が開けるという考え方は、人をポジティブにしてくれるということは、理解できました。

  • 仕事の理想労働時間そのものが生きがいである。経済的にも不自由がなく、子供や夫婦で過ごす時間が十分ある。祖父母も含め家族中がよく、健康でよかったと思って死ねる。社会に役立ち、それが金銭となって認められる。資産が資産としてお役にたったからお金として戻ってくる。
    公式を変えるとき、形状記憶合金のように元に戻ろうとする。新公式を自分になじませていく。新公式を用いながらそこで体験する感情レベルでの実感を味わい、実感を蓄積させていく必要がある。経験とその感情レベルでの実感がホログラムさせるための情報だから。感情の蓄積が人生の情報の入力情報を修正しブラッシュアップさせつつ未来の人生のホログラムを塗り替えていく。
    感情や欲求を満たしてあげることは素晴らしいことだ。お金を使いたい、感情を開放したい。ヒトに認められてすごいと言ってほしい。今が変れば未来が変る。
    体感、欲求、思考、行動、感覚実感が一致している状態で満足感を覚えている。

  • 迷ってばかりの人生を送ってきた。
    これは自分の欲求と願望がないことが原因だとわかった。
    他者中心に物事を考えるのではなく、自分の感情に気づき、認め、大切にし、願いを叶えてあげよう。
    自分の感情を基準にし、自分中心に物事を決め、責任を持って前に進んでいきたい。

  • 今の感情を味わいながら、そこに価値観や世界観、受け止め方や反応・結果のパターンがホログラムのように存在していることに気づく。逆にそうした情報の蓄積が未来や過去感まで影響してくるので、今の受け止め方・解釈をプラスの面にシフトしてみること。
    自分中心心理学という著者独特の概念では、感情を見つめ、そこにある快を味わうことを勧める。「感情」といわれるとアンビバレントな想いもあるだろうし、食欲など本能のままに快の追及を許してはならないものもありそうに感じる。感情というよりも認知だと、より自分の感覚に近い気がする。
    15-29

  • 願望は漠然としていても良い
    無意識からのメッセージに正直に向き合う

    気づかない小さなパターンが人生を作る

    私の理解
    ☆人は単純な生き物。行動パターンは基本同じ
    だから生活習慣が悪いと心も身体もおかしくなる
    普段の行動パターンを良くすると全てよくなる

  • 今までの人生(特に、後悔している部分)に対して、ハッとさせられるような内容だった。繰り返し読んで頭に焼き付ける価値がある本だ。

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著者プロフィール

医療ジャーナリスト、心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱しメンタルケア分野の本を著している。「自分中心心理学 オールイズワン」代表。國學院大學経済学部卒業。日本カウンセリング学会会員。著書多数。

「2020年 『「また断れなかった…」がなくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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