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Amazon.co.jp ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784763132918
感想・レビュー・書評
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図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 剣道部
請求記号:789.3/Mi
所蔵館 2号館図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
剣道の世界では知らない人はいなあほどの華々しい実績を、もつ著者の勝負論。
大変刺激になるし学ぶべき部分も多い。
徹底的な研究と膨大な稽古量は圧巻ではあるが納得でもある。
すごい人です。 -
勝ち続ける技術
宮崎正裕
2018年5月23日読了。
剣道教士八段。全日本剣道選手権で前人未到の2連覇を含む6回の優勝を達成。
他にも世界剣道選手権個人優勝
全国警察剣道選手権大会 優勝6回、準優勝2回、3位3回。内平成7年〜9年は3連覇。
全日本選抜剣道七段選手権大会 優勝7回、準優勝3回。
指導者としても実績を残しており、世界一を3名。日本一を4名育成。
「平成の剣豪」「努力の天才剣士」の異名を持つ。
何より剣道界の「全日本剣道選手権に連覇なし」のジンクスを破った偉業は特筆すべき記録。
そんな剣豪の勝負に関する一冊。
初段試験に四回連続落ちる。
決して順風満帆な剣道人生ではなく中学の時は初段試験に四回連続で落ちる。
決してズバ抜けた才能があった訳ではなく上達も普通。小学校から中学時代は目立つ存在ではなかった。
何よりも負けない剣道を目指した。
攻めよりも守り。そして相手の研究。剣道は華々しく斬り合って勝ちを取るばかりではない。一瞬の隙、粘って粘って勝ちにつなげる剣風が作者の剣道だった。
「一万時間の法則」
将棋の米長邦雄の本でもでましたがここでも出てきました。プロの技能に必要な費やす時間の目安ですね。
「一眼二足三胆四力」
剣道の言葉。一番大事なのは眼で洞察力。二番目か足。竹刀を振る腕よりも足の動きが大事。三番目に胆力=気力で度胸や動じない心。四番目が力でここは「技術」を指してるとのこと。剣術から来ているのにこれが最後に語られるのは剣道らしいですね。
「準備」と「読み」
勝負をかける時に一番大事なものとして挙げてるもの。筆者は徹底的に相手の分析をして負けない研究をする。その為には後輩だろうとなんだろうと話を聞いたり研究ノートを作ったり、稽古を見て分析したり、やれることは全部やると。
勝負というものについて、必要なこと、心掛けてきたこと、運の要素について、指導者として。など広く書いてあったのだけど、なんだか主張が具体性に欠けるかなあと感じてしまいました。
同じ勝負についての考察なら羽生さんの本や、梅原大吾の本の方がより具体的な思考、事例が書いてあったような気がしたのは何故だろうか。
本自体はかなり優しいもので中学生でも読める。逆に「当たり前」過ぎてちょっと退屈。
その「当たり前」が継続できるかなんだろうけども、もう少し試合での心情とか感想、思い出を多く書いて欲しかったですね。
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