「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133021

感想・レビュー・書評

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  • もっと早くこの本に出会っていたら、今の私は違っていたかも。

  • 報連相マーケティングをする。自分が咀嚼し、部下の責任も負う。悪い話の時、事実と判断は分けて伝える。自分なりの仮説を持っているか。上司の説得は事実の積み上げで行う。周りへの感謝の気持ちが語れる人を上司は評価する。チームとして成果を追いかける姿勢を持つ。上司が持っていない情報を意識してみる。上司がして欲しいことをイメージする。「一隅を照らす」姿勢で良い。報告書作りに力を入れる。仕事以外の場でもリーダーに自ら手を挙げる。いい話はみんなの前で、悪い話はこっそりとする。目の前の仕事に必要な勉強をやればいい。いろいろな本で読んで人間としての深みを得る。企業は利益を通じて世の中をより良くするために存在している。

  • 岩田さんの部下を経験談を交えたビジネス書。

    社会人一年目に読んでおいてよかったと思える本。

    51もあるので、響くもの響かないものもあったが、数年後に読み直すと響き方が変わってきそうな気がする。
    今は、恵まれた職場で頑張れているが、転職などで居心地が悪い時に読み直すと勇気が貰えそう!

    今回読んで、1番印象に残ったのは、「頑張っていることは、どこかで誰かがちゃんと見ていること」。

  • 上司と1on1する前に急いで読んだ。
    読みやすいし次の日すぐ実践できたので星5

    ○上司の価値観・当たり前に合わせる
    →報連相の評価は受け取り手がする。上司によって好みがあるのであらかじめ知っておくこと

    事実現在の上司は報告不足により部下の状況把握ができないことを知れたので、率先して動くことができている。上司をマーケしろと記載されてることには納得せざるを得ない。


    ○上司が言わないことは、部下が聞かないといけない
    →ディレクションに曖昧さがあるときは部下が聞く

    上司になにをしてほしいかも、も明確にいうと案外上司は喜ぶ


    他にも、仮説を持つ/進言は人を選ぶ/部下はよく学べ、、など行動ベースですぐできることが書いてある。
    今となっては社長だが、それまではずっと部下をしていた岩田さん。社長視点で、また周囲の管理職を見た上で、こいつに任せたいと思う部下はこういう人だ、と考えるそのエッセンスが詰まった本。

  • この本を読んでみて、3つのことが特に印象に残った。
    1つめは、上司がどんな「報連相」を求めているのか、上司のニーズのマーケティングが重要であると言うこと。
    いつも自分が「報連相」を行う時は、伝えなければという思いが先走り、上司がとりわけどんな報告を求めているか等ということは考えていなかった。
    これを機会に常日頃から上司が求めている「報連相」はどのようなものか、観察していきたいし、自分が行うときは今一度立ち止まって今日学んだことを思い出したい。
    2つめは、悪い話をするときは「事実」と「判断」を分けて伝えなければならず、かつ、まずは「事実」から伝えることが重要であるということ。
    私はいつも悪いことを報告するときは、言い訳がましくなってしまい、判断と事実がごちゃまぜ、むしろ判断ばかりを述べていたような気がする。しかし、大切なのは何が起こったのか、また解決するためにはどうすれば良いのかということだろう。今後はこの事を肝に命じていきたい。
    最後に印象に残ったことは、結果が出なかったが良く頑張ったということは、上司が言うべき台詞で、本人はあくまでも結果にこだわらなければならない、必死になって頑張らないといけないということである。
    よく、残業や休日出勤をしたが、仕事の完成度がイマイチだったために上司にダメ出しをされることがある。
    その際私は「こんなに頑張ったのになんなんだ!」とよく思うのだが、それ事態が間違いなだったことに気づかされた。
    プロセスを見るのは上司、それを自分で主張してはいけない。頑張ったと評価するのも上司で、自分で自分を評価すべきではないというフレーズは、私の心に強く響いた。自分はあくまでも結果にこだわり、上手い結果がでなければ、「申し訳ありませんてした」と素直に謝らなければならないというのは、これからも仕事をしていく上で本当に大切な意識だなと強く感じた。

  • 地道にコツコツ頑張っていると、誰かが見てくれている。どこかで花開く。
    自らの仕事に誇りを持ち、人一倍勉強して日々を過ごす。部下に仕事を委ね、まかせ、最後は責任を取る。
    好きにやれ。お前が失敗しても、日産は潰れない。
    この人は惚れる価値があると思えば惚れ込んでとことん頑張る。そうすれば、相手も自分を理解してくれる。
    個人個人の特徴はある程度あったほうが良い
    最初のうちはこまめに報連相する。信頼を勝ち得たら、あとは自由にする。良し悪しを判断するのは、上司。
    仕事ができる以上に大事なことは人間としてちゃんとしていること。性格が良くて、人間性が優れていること。
    悪い話の時、事実と判断は分けて伝える。
    こまめな報連相は修正や精度のアップに効く。
    間が悪い間抜けにならないために、まず挨拶を変える。きちんと挨拶して、観察する。
    人に関心を持つ。興味を持つ。観察する。承認願望に応える。
    仕事を終える時間を決め、自分に負荷をかけて成長させる。
    本当に必要な人に、必要な情報だけを、最短で見られるようなメールを送っているか。
    顧客とはファーストコールを受ける関係を目指す。
    上司が持っていない情報を自分は持っていると自覚する。
    自分で自分を評価すべきではない。
    「私がやります」の一言が、上司にはありがたい
    目の前の仕事に必要なものを勉強すれば良い。
    英語は単語力で差がつく
    できるだけ私利私欲で行動しない。世の中や誰かのために頑張る。それが結果的に多くの人を結びつけることになったり、動かしたりする。

  • 部下として、という内容なのですが、もっと根本的に社会人として、一個人として役割を果たすためにはどうすればよいかを書かれているような気がしました。納得できる点がたくさんです。

  • 偉そうにしていると噂の誰かさんですが、実際はまだまだペーペーですし、ここらで初心に返るべく、この書籍を手に取ってみました。
    「君にまかせたい」と言われる部下になる51の考え方。
    当たり前と言えば当たり前なんだけど、引き締まったと言うか何と言うか。
    体は引き締まってないけど…
    印象的だったのは部下は従順じゃなくてもいいと言うところ。
    言いたいことはちゃんと言う、でもやるべきことはちゃんとやる。
    まぁ難しいんだけどね。

  • 理論や経験をもとに書いてあり、最後をパーソナリティでまとめてありました。
    部下としての姿勢と、それにふさわしい上司像が、書かれていた。

  • 本当に岩田さんの本は好きです。
    人として尊敬します。
    部下目線の本ですが、逆にこうゆう風に部下に伝えればいいのかと、上司目線としても十分勉強になりました。
    岩田さんの本は3冊目ですが、言ってることにブレがないと思いました。
    他の著書も読んでみようと思います!

著者プロフィール

岩田松雄(いわた・まつお)
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長。元立教大学教授、早稲田大学講師。1958年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、株式会社アトラスの代表取締役社長として3期連続赤字企業を再生。その後、株式会社タカラ常務取締役を経て「THE BODY SHOP」を運営する株式会社イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、売り上げを約2倍に拡大させる。2009年、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとしてANAとの提携、新商品VIAの発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定など次々に改革を断行して業績を向上。UCLAビジネススクールよりAlumni 100 Points of Impactに選出される。2011年、リーダー育成のため株式会社リーダーシップコンサルティングを設立し、現在に至る。

「2023年 『ミッション 私たちは何のために働くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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