「これでいい」と心から思える生き方

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 136
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133472

作品紹介・あらすじ

自分らしく生きて、本来の力を発揮する人生。大切な選択をする前に読んでください。人生の確かな指針を持ちたい人、必読の書!

感想・レビュー・書評

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  • よい子、は親の期待に答えようとするあまり自分がない人になってしまう(加藤諦三)
    夫婦間のコミュニケーションの要=絶対に探らない、感情移入に徹する。対立する話はそこでやめる。結論を急がない。(フランクリン・コヴィー)

    相手の機嫌は相手による。自分のせいではない。相手には責任能力がないと勘違いしているから。自分の機嫌や感情のみを引き受ける。

    イエスかノーの答えを探さない=真の知性とは正解のない問いを一生かけて問い続ける力である。

    孤独を楽しめる人は幸せな恋愛ができる=相手を束縛しようとしない。若者は一人ではいられない症候群にかかっていて恋愛できない
    一人の時間を楽しむ=テレビもインターネットも携帯もない。本、漫画、映画、コーヒーなどを楽しむ。

    船の火災のときに海に飛び込む事をすすめるジョーク
    アメリカ人=英雄になれる、イギリス人=紳士たるもの、ドイツ人=規則では、イタリア人=女性にモテる、フランス人=飛び込まないでください、日本人=みんなやっている。

    現代人は、「思い通りにならない事に対する耐性」が脆弱化している。技術の発達で快適になった。
    相手が思い通りにならないこと、クレーマー、が増えた。
    操作主義=自分の目の前の世界を思い通りにコントロールしようとする=執着心が根本的な苦悩を生み出す。「やる気を出させる」「部下を動かす」など。この根源は、技術の発達で思い通りになることが増えたため。

    操作主義的な自己啓発書、ビジネス書が多い。
    相手の人格への畏敬の念、謙虚な姿勢を失っている。

    旧約聖書のバベルの塔=天まで届く塔。万能感、全能感に支配された人類の傲慢さが首を絞めている。

    日本の民話の「湖山長者」。夕日を扇で招き返し、田が一面の池になってしまった。

    世界は思い通りにはならないもの、コントロールできない、相手をコントロールできない、相手の人格に畏敬の念を持つ。
    思い通りにならないものを思い通りにしようとして四苦八苦している。

    去勢される、とは万能であることを諦める、こと。おとなになるためのイニシエーション(通過儀礼)。青い鳥症候群はこの通過儀礼を経ていない。思い通りにならない事の耐性を獲得していない。
    他者との助け合いを模索しない。しばしばエリートコースの人が社会性をかける理由

    子供を不幸にする確実な方法は、いつでもなんでも手に入れること。ルソー。去勢されない。

    健康的な依存=適度に甘え合い、適度に依存し合う。境界線を超えて侵入しない。相手は自分と違う人格であり、尊重する。越境されたらノーという。
    がっかり、残念、孤独感、などの感情は自分で引き受けて相手に要求しない。被害者意識にならない。
    要求されたら、そのとおりにしないで、相手の気持ちを受け止める。自分の欲求を曲げて従うのは自立度を低める。自分の欲求を満たす習慣を作る。その結果、相手の気持を受け止めるゆとりがでる。

    獄にあっては、獄でできることをする。獄を出ては、出てできることをする。吉田松陰。
    その場でできることをする。
    フランクル「夜と霧」収容所の中でこそ真価を発揮する。
    日々是好日=日々を生きる覚悟を述べたもの。

    失敗せずに成功はできない。不安を味合わずに達成感を得たい=働き者で飯食わぬ女房がほしい、と同じ。
    成功という文字を顕微鏡で見ると、失敗という小さな字で出来ている。
    幸せと悲しみは、水の水素と酸素のようなもの。幸せだけを味わおうとしたら、もはや水ではない。

    起こることはいつも最高。

    点と点がつながる=スティーブ・ジョブズ。
    目標を達成できなくても悪い結果とは限らない。
    悪い結果はすべてこれでいい、神の御業。

    生きる意味についての問いを180度方向転換すること=人生になんの意味があるのか、ではなく人生が私たちに問うてきているもの。フランクル。

  • チェック項目9箇所。自分という人間の土台を確立すれば、本来の力を発揮できます、そのための生き方を本書でお伝えします。どのような状況においても、自分の気持ちを大切にできるような生き方をすること、これこそ、本当の幸せを実現する土台になることなのです、そして、自分の気持ちを大切にするためには、自分と他者の間の境界線を明確にし、心の中に安心できるスペースを確保する必要があります、そのことによって私たちは、自分の気持ちを大切にできるようになり、また、自分が自分であることの確かさを感じられるようになるのです。子どもにとって、親から拒否されたり、親に見捨てられたりすることは、自らの命の安全が脅かされるくらいの極度の不安に直結することです、ですから子どもは、自らの安全が脅かされるくらいならば、進んで自分の欲求や気持ちを抑えるほうを選ぶのです。人は子どものころに、「このように生きていこう」と、生きていくうえでの基本的な方針を決めるのですが、これを「幼児決断」といいます、幼い未熟な思考による決断ではありますが、これが大人になってからの無意識の行動を左右する源になるのです。人は、イヤなことに対して「ノー」を言うことで、自分にとって受け入れられるものと受け入れられないものの間に境界線を引くとともに、自分と相手の間にも境界線を引き、心の中に安心できるスペースは創り出します、このとき、しっかりした境界線を引けるほど、その内側のスペースは安全度の高い、より安心できるスペースになります、このスペースは、「心の安全基地」にもたとえられますが、この安全なスペースこそが、喜びが育つ場所なのです。相手の権利を侵害することなく、自分の要求や意見を率直に表現する態度を、「アサーティブな態度」といいます、これは、自分も相手も大切にする建設的な態度であり、また、自分と他者の間に建設的な境界線を引くために必要な態度でもあります。アサーティブに「ノー」を言うことを実践するにあたって、「自分の境界を守るためのルール」を作っておくと、それが行動をあと押ししてくれます。一人の時間は、とても豊かで贅沢な時間です、「誰にも気を使わなくてよい、自分のためだけの時間」であり、「他者との人間関係から解放されて、自分の心の声に耳を傾けることができる時間」であり、「自分と深くつながり、自分が自分であることを実感し、本来の自分に立ち戻ることができる時間」なのです。ありのままの自分を等身大に認めて受け入れるのが自己受容です、「こんな条件を満たしているから自分は素晴らしい」と、条件付きで自分を肯定するのではなく、どんな自分もそのまま認めるのです、自分を好きになれないときも、そのことを認めてゆるしたらいいのです。私たちは、「この状況さえ打開できれば自分の本領を発揮できるのに」とか、「チャンスにさえめぐり会えば、自分の持ち味を発揮できるのに」などと考えてしまいがちです、しかし、私たちの真価や本領や持ち味というのは、常に今この瞬間に問われているのであり、そして、今この場で発揮できているのです。

  • 自己受容、自己肯定ができない人は必読の書かもしれない。
    それができる人、自分が大好きな人に取っては不要。
    逆にそういう人に取っては、「依存を排除した自立」ではなく「健康的な依存」のほうが難しいのではないかと感じた。

  • 初めての自己啓発本。ずっと毛嫌いしていたジャンルだったけど、そろそろ挑戦してみたかったのと、色々抱えきれないことが多くなってきて。
    結果、すごく良かった。もっと若いうちに読めば良かった、ではなくて、読むべき時に一番いい本に出会えた感じ。
    いろんな情報の中で自分にとって一番いい取捨選択をしながら生きているつもりでも、休みなく突きつけられる選択に、自分の一番を見失ってしまって、慌てて「正しさ」を探してしまうのだけど。
    正しさも一番も今はどこにもない、選んだ先の未来にしかないもので。それが正しいか一番かは常に1秒後、一分後、明日、来月、来年、未来が背負う。

  • まっすぐ自分と向き合う、非常に素直な一冊。

  • すごく地味だけど、でも今の自分にとってすごく大切な事が書かれている本でした。自分は、今年41歳心理学者ユングによると「人生の後半」に差し掛かります。この本はまさに人生の羅針盤になるような本だなって感じました。お勧めです。

  • これまでの自己啓発書にありがちな、押しつけがましさが一切感じられない。
    書籍に書かれたことはま正しいことであっても「それができないから苦しんでいるんですが?」という責められたような気持ちになったり、ジレンマに苦しめられずに読み終えることができ、気持ちがかなり楽になった。

  • 心理学の観点から人生について考えられる本。事例もたくさん掲載されており楽しめた。引きこもりの話が印象的である。

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