「これでいい」と心から思える生き方

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 406
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133472

作品紹介・あらすじ

自分らしく生きて、本来の力を発揮する人生。大切な選択をする前に読んでください。人生の確かな指針を持ちたい人、必読の書!

感想・レビュー・書評

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  • 第1章 心の安全地帯を確立する
    第2章 選択する力を養う
    第3章 地に足をつけて
    第4章 自己受容を深める
    第5章 人生を最高の物語にする

    ○自分を大切に生きる
    ○アサーティブにノーと言うと自尊心が育つ
    ○日々の遊びによって子どもの生きる力が育つ
    ○「正しいか間違い」で考えない
    ○「選択するまでの葛藤」と「選択した後の体験」
     の繰り返しによってアイデンティティーは確立さ
     れる
    ○私たちが下す判断というのは相対的なものでしか
     ない
    ○そのまま「これでいい」と受け入れる。そのため
     に、自分のモノサシを手放す必要がある

    ユング、河合隼雄、アブラハム・H・マズローからビートたけし、または、童話や日本昔話まで、幅広い良書からの引用があり、大変分かりやすい。
    最初から最後まで、わくわく感を持って愉しみながら読みました。

    多くを語らずも心に響く詩を一つ。
    ビートたけしさんの詩集『僕は馬鹿になった』から著者の大好きな詩を。(第4章 自己受容を深める より)

    「騙(だま)されるな』

    人は何か一つくらい誇れるものをもっている
    何でもいい、それを見つけなさい
    勉強が駄目だったら、運動がある
    両方駄目だったら、君には優しさがある
    夢をもて、目標をもて、やれば出来る
    こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ
    人は生まれて、生きて、死ぬ
    これだけでたいしたもんだ


  • この本は、人生の大切な節目節目で読み返して行きたい。誰かと結婚する前に。子供を産む前に。大きな決断をする前に。夢に敗れたときに。夢を叶えたときに。読めば読むほどに、じわじわと響いてくる本。

    - その人の価値は、その人が一人でいる時間によって深まる
    - 人生とは、不安や恐れを完全に消し去ることではなく、不安や恐れをも楽しんで享受していくこと
    - 人事を尽くして天命を待つ
    - どうにもならないことへの耐性を身につけることと、子供から大人への通過儀礼

  • 「アサーティブにノーと言う」、という表現が心に刺さった。

  • 自分のことが嫌いで受け入れられなかった。
    実際、他人にノーと言えないし嫌われるのが怖い。
    でも人はそんなに私のことを見てないし
    他人の感情を引き受けるなんておこがましい。
    読んでてすごく理解できたし発見した。すごく簡単なことなのにいつのまにか他人を飲み込んでコントロールしようとしていたけどかなりしんどくなった。
    そもそも人の感情をコントロールするなんて無理。へんな仕事を手放すためにノーと言えるようになりたいし、ノーと言って返ってきた反応に対する自分の感情を、受け入れる方にシフトしたいと思った。
    「残念だけどごめんなさい」を心に住ませてみよう。

  • どのような状況においても、自分の気持ちを大切にできるような生き方をすること。これこそ、本当の幸せを実現する土台になる。
    自分の欲求や気持ちを押し殺してまで、相手の期待に奉仕するような人生を送る必要はない。
    自分の「イヤ」を大切にできるようになると、他者の「イヤ」も尊重できるようになる。
    私たちにできることは、自分の機嫌や感情の責任を引き受けること。他人の機嫌や感情はコントロールできませんが、「自分の欲求や気持ちを大切にするかどうか」「自分が機嫌よくいられるような選択をするかどうか」は私たちが自分の責任で選べる。
    自分を大切にできてはじめて、自分を超えた心境に向える。
    自分の人生は、自分の責任で創っていくしかない。人生で問題に直面したとき、それをどう捉え、どう対処していくかは、自分で考え、自分で選んでいくしかない。
    「生きる力」とは、「自分で決める力」つまり「自分を拠りどころにして生きていく力」。それは、「自分らしい幸せな人生を実現していく力」でもある。
    心の底からワクワクする答えを自分自身で見つけ出したい。
    大いに葛藤し、勇気を持って選択し、そして選択したことに全力で取り組んでいきたい。
    あなたがあなたを受け入れるのに、どんな条件も必要ありません。あなたは、あなた以上でもなければ、あなた以下でもないのです。そのままのあなたをしっかりと抱きしめてあげてください。
    どんな状況に置かれていても、その状況の中でベストを尽くせば、そこに楽しみや喜びが見出され、さらに私たちの潜在的な力も引き出されて、人生は開けてきます。
    「起こることは、本当にすべて最高なのだ」私たちの人生に起きる出来事は、すべて最高の出来事なのかもしれない。
    身のまわりに起きる出来事に、なんらかの目的をもった流れが存在する。未来のあるべき方向のために、現在の出来事が起きるべくして起きている。
    意識していなくても、出来事の意味はちゃんと成就する。
    これまでの人生のストーリーや、すでに起きた出来事を「これでいい」と受け入れ、今できることにベストを尽くすことが大切。
    私たちが出す答えに正解・不正解はありません。どんな答えに対しても、人生はダメ出しをしません。ですから、安心して、自分の物語を創っていってください。
    どんなときも自分が自分自身の味方。この世界に、一人でも自分の味方がいて、しかも常に一緒にいてくれるとしたら、こんなに心強いことはない。どんなときもあなたはあなたの味方になって、あなたの道を行ってください。

  •  
    ── 野口 嘉則《「これでいい」と心から思える生き方自分という大地
    に根を張る生き方 ~ 自分本来の力を発揮する生き方 20131030 サンマーク出版》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4763133470
     
    http://www.amazon.co.jp/dp/4763133470/
    …… 《「これでいい」と心から思える生き方』出版記念講演会》
    https://www.youtube.com/watch?v=4IfJm7uk32s(20140409 1:42:54)
     
    (20230426)
     

  • 自分を大切にし、よりよい人生を送るためのヒントがたくさん込められている一冊。

    折に触れて、繰り返し読み直したい本。

  • たまに読み返したい

  • 他人、世間に振りまわされず、心の中に安心できるスペースを確保し、どう、自分を確立していけばいいのかについて書かれた本。

    著者は、コーチングのプロだからか、言葉遣いが柔らかく、また、様々な分野からの引用が、わかりやすく、読み進めやすい。

    自己受容とは、自己肯定、自分を好きになることとも違い、
    ありのままの自分を等身大に認めて受け入れるのが自己受容。

    ナルシストのように自分が他人より優れているという優越感に自己陶酔するのでもなく、条件付きで自分を肯定するのではなく、どんな自分もそのまま認める。
    自分を好きになれない自分を受け止めゆるすことだという。

    起きていることは全てパーフェクトであり、今の悩みも大切な意味があるのだと信じ、受け入れ、今できることにベストを尽くすことが大切である。

    これらの言葉で、大きな考え方の変化があったわけではないが、何か明るい兆しが見え、清々しい気持ちになった。

  • 「相手のことは、相手にしかわからない。自分ができるのは、少しでもそれを理解しようとすることだ」

    相手の機嫌をとることで、自分を抑えても相手の機嫌は決して変わらないし、自分は変えることができない。
    自分と他者、親と子、夫婦間、境界線を大切にして関係を築く重要性を認識した。

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著者プロフィール

心の専門家、ベストセラー作家。
高校時代は対人恐怖症に悩むが、大学入学後、心理学や東洋哲学、人生の法則の研究と実践によって克服。(株)リクルート勤務を経て、メンタルマネジメントの講師として独立。1999年に心理カウンセラーとしての活動を始める。2003年にはメンタルコーチとしての活動も始め、心理学の手法を使ったコーチングの第一人者となる。また現在、インターネット上で「オンライン自己実現塾」を開講している。著書に、ミリオンセラーになった『鏡の法則』の解説部分に大幅加筆した『完全版 鏡の法則』の他、『「これでいい」と心から思える生き方』、文庫版として『3つの真実』『心眼力』(サンマーク出版)などがある。

「2021年 『マンガでわかる 鏡の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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