こうして、思考は現実になる

  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763133588

作品紹介・あらすじ

あなたには、まだ小さな問題がある。知っているだけで、実は信じていないということだ。これは、「知る」ためではなく、48時間以内に「体験する」ための本である。この「9つの方法」をいくつか試すだけで、あなたも人生に奇跡を起こすことができる。

感想・レビュー・書評

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  • 奇跡を起こせる人と凡人との違いは、雑念などのノイズを排除して祈りに一点集中できるかどうか

  • 可能性のフィールド(フィールド オブ ポテンシャリティ)FP
    人間は自分の人生をコントロールできる 宇宙のエネルギーの法則 自分が考えているものが、実勢に現実の世界にも現れる あなたもまたエネルギーのフィールドだ あなたの思考と意識は物質に影響を与える(自分の肉体を作る) すべては「意図」を持つことから始まる こちらの望みを明確に伝え、期限を決めることは必要だ 宇宙の無限のエネルギーは誰でも使うことができる あなた自身もエネルギーでできている 宇宙にあるものは、すべてフィールドとつながっている すでに手に入れたかのようにふるまわなければならない

  •  こうしたい、こうなってほしいという「思考」が、目に見えない動く力となって物質世界に作用する。自分の能力や可能性に限界を定めず心から望めば、望み通りの人生が送れるという。それを実感するための9つの実験方法が紹介されている。
     確かに、できない要因に目をむけるより、ありたい理想を明確にして実現に向けて行動することで、人生はより望み通りになると思う。
     しかし、現実にはなかなか思い通りにならないこともある。あ! こういうネガティブな考え方がいけないらしい。心から信じるって、難しい。

  • 思考は現実化する、ということは多くの人が提唱していて、成功者の多くもそれを実践しています。この本は全米でベストセラーとなった翻訳本ですが、人生に奇跡を起こさせる具体的な9つの方法を解説しています。

    知るだけでなく、2日(48時間)以内に体験することが重要なようですが、宇宙の力を上手に利用することがポイントのようですね。人生を思い通りにする力を、この本の著者が命名している「エネルギー・フィールド」を活用する方法があります。

    私も以前から「思っている通りの自分になる」と感じています。また、私達の意識は5歳になるまでの経験にハイジャックされている(p11)とは驚きですが、考えてみると思い当たる節があります。

    この本の特徴は、9つの方法を自らが体験(実験してレポートを書く)ことで、その効力を確認することができるようになっています。もう少し体重を軽くしたい私は、魔法のダイエット法則(3日間で終了)を試してみたいと思いました。口に入れる前に愛のこもった念をいれるだけで、変化が起きれば嬉しい限りです。

    以下は気になったポイントです。

    ・量子力学の定義では、場(フィールド)とは、物理的な世界に影響を与える、目に見えない動く力のこと。可能性のフィールドを、FPと呼ぶ(p15)

    ・物理学者がこの100年間で発見してきた2つのことが、この本の実験で証明される。1)FPには誰でもアクセスできる、2)人間の思考もエネルギーであり、宇宙に存在する全てのものに影響を与えるので、人間は自分の人生をコントロールできる(p19)

    ・枠組みをつくり、期限を決め、科学的な実験を行うことが本物のスピリチュアルの成長には欠かせない(p21)

    ・アブラカダブラとは、イエスとその弟子たちが使っていたアラム語の言葉、「私は自分の話す言葉で創造する」という意味の、とても力強い意味を持つ言葉(p27)

    ・あなたの思考はすべて、これまで考えてきたことも、これから考えることも、エネルギーの振動を生み出している(p45)

    ・世界を変えるには、自分の期待や思い込みを変えるだけでいい(p48)

    ・今この瞬間、地球は時速1600キロという猛スピードで自転して、公転速度は時速10.7万キロである。人間は現実をかなりゆがめて解釈している。世界を認識する一つのパターンを確立し、それに合致しないものはすべて意識から排除するフィルターを装備する(p55)

    ・私達が取り入れる情報は、現実すべての情報量のわずか100万分の1パーセントのさらに半分でしかない。脳はずっと昔に見ると決めたものと同じものを何度も見ようとする(p56、57)

    ・私達が五感を使ってみるモノ、体験するもの、触れるものは、すべて「これを見る」「これを体験する」「これに触れる」という決断の後に出現している(p63)

    ・FPの導きは、たとえばラジオから流れてきた歌の歌詞、長い間連絡が途絶えていた昔の友人からの電話といった形で現われる(p100)

    ・この世界に固体はまったく存在しない、固体に見えるこの世界をいちばん小さい単位まで分解すると、そこに現われるのは踊る素粒子と無の空間(p125)

    ・振動の仕方、がとても大切。どう振動するかで宇宙のエネルギーから引き寄せられるものも決まってくる。人は自分と同じ周波の振動のみを引き寄せる(p127,128)

    ・望みがかなえられないのは、FPが働いてくれないからではない。一度にたくさんのことを「望んで」いるのが問題。一日に6万個の思考をするが、98%は前日の繰り返し(p152,158)

    ・自分が本当に祈っているものは何か、それを知りたかったら、自分のまわりを見ればよい。あなたの人生に実際に存在するものが、あなたが本当に祈ったもので本心が現われている。つまり、もっとも頻繁に、もっとも強く考えていることが、実際に形となって人生に現われる(p155,156)

    ・エネルギーと一体になること、欲しいものをすでに手に入れているかのように振舞う必要がある(p167)

    ・顕在意識の役割は2つのみ、問題を見つけること、目標を設定すること。意識の正しい使い方を心得ている人は、この2つのためだけに顕在意識を使って、目標設定の後にはそれを使うことを放棄する(p178)

    ・あなたが摂取した食べ物のエネルギーは、あなたの思考や言葉から影響を受ける。料理は、ある決まったカロリーや栄養素を持っているわけではない。むしろ活発に変化するエネルギーで、あなたの思考や言葉に敏感に反応する(p223)

    ・人間の体は遺伝子よりも、自分のエネルギーや思考のほうに大きな影響を受ける(p232)

    2014年10月12日作成

  • なんのため?
    わたしがお金を
    欲しいのは
    自己と向き合い
    夢に踏み出す

  • 大好きな本なので何度も読み返しているし、引き寄せの法則が好きな人には是非すすめたい本です。


    この本は48時間や72時間など、時間を制限し、その期限内に意図したものを起こす実験の本となります。
    理論はもういい、実践が必要だ。
    これはどの実用書でも同じことです。

    FP(エネルギーフィールド)、神や宇宙と呼ばれる存在への様々なアプローチがあります。

    ・黄色い車や蝶を見る
    引きこもり気味のインドア派なので全然外出する機会がないけど、最終日に家を出て鍵をかけて振り返ったとたんに黄色い車を見ました。その後すぐに蝶も発見。
    家で待っているより移動することが多いほうが見つけやすいです。

    ・FPへプレゼントを要求する
    マイナーな飲料でアマゾンでしか見たことがない物がなんとたまに行くスーパーで入荷していた。タイムセールで飲料を扱うところをそれでまで見たことがなく、しかも最安値。リクエストした途端これで、これぞ奇跡だと思いました。

    ・宇宙への質問
    これは何度繰り返しても9割の確率で返答を見つけます。早ければ10秒で出てくる。


    補足:黄色い車や蝶に関しては、近年RASと呼ばれる脳機能が科学的に該当してます。膨大な情報量は制限されており、RASを通すことでその増減をコントロールしています。そのため、黄色い車や蝶を見ると決めたら、普段シャットアウトしていた情報にアクセスできるようになるため見つけることができるのです。「ブレイン・プログラミング」と言う本を読むと詳しくわかるでしょう。もちろん、引き寄せと呼ばれていたことが、科学的に証明されたと肯定的にとらえることもできます。


    残念ながら家にえんどう豆はないし、城を手に入れることはできていません。
    針金のハンガーもないからわざわざ買ってきましたが、よく考えたら普通に針金を買ってきても良かったですね。
    他の引き寄せ本にある通り、徐々にFPにリクエストするものを拡大していくと良いかもしれません。


    以上の引き寄せ手法とは別に、純粋にパムさんの文章が面白くユーモアに溢れていて読んでいてワクワクします。
    言い回しが外国の本を読んでるな~と言う気分になりますね。
    なのでパムさんの文章が読みたくて何度も読み返している感じです。

  • 目に見えない「エネルギーフィールド」があらゆるものを実現してくれて、しかもそれが100%頼りになる。
    量子物理学では場(フィールド)のことを「物理的な世界に影響を与える、目に見えない動く力」と呼ぶ。本書では「可能性のフィールド(FP)」を活用する方法を体験を通して学ぶ。

    そもそも人が自分で考えたと思っていることは、昔に誰かが言っていたことであり、実は私達の意識は、五歳になるまでに聞いた他人の言葉や経験に左右されている。
    例えば、「赤毛の人がいない」と思っていれば、目の前を赤毛の人が通っても認識できない。ただし「赤毛の人がいる」と認知を改めた瞬間から認識できるようになる。
    世の中の多くの人は、何かしらの不足を感じているが、それもあることに気づいていないだけである。

    そこで大事なのは意図を持つこと、欲しい物を明確にイメージし、意識を集中すること。そうすると欲しい物が形になって現れる。

    このときに、注意するべきことがいくつかある。
    例えば、「自分にはどこか問題がある」という意識を捨てることや、欲しい物を手に入れるのは難しいと思いこんでいる。
    もしくは、欲しい物を願うと同時に不安なことを考えているかも知れない。思考が現実になるのであり、不幸なことを考えていればそれも現実となる。
    欲しい物だけに全神経を集中することが大切である。このときに大切なのが、「お金持ちになる」のように未来形で考えるのではなく、「自分は金持ちだ」とすでにあることを感じることに意識する。前者の場合は、現状がなりたい状態でないことを示しているため、それを実現してしまう。後者では、既に持っている豊かさ(例えば家族や友人の存在、今持っている他のもの)に目を向けることで今ある豊かさを体験できると同時に、自身のアンテナが欲しい物をキャッチできるようになる。

    また、FPを使うには訓練が必要である。ゴルフのやり方を知っただけでゴルフの達人になれるわけではないのと同じように、FPの存在や活用の仕方を知っても、思うように使えるようになるには訓練して身につける必要がある。そういう意味でいうと直ぐにできないからと言って悲観する必要はない。大切なのは確信し続けることである。
    FPを存分に使うには、今の自分で足りていることを信じることが大切。

    FPの使い方は基本的には、「思い」「期限を切る」のみ。
    「思い」は願いではなく、「そうなると確信している」ことである。キリストたちが使っていたアラム語では、askに当たる単語は、お願いよりもさらに強い「要求する」という意味を持つ。当然の権利として要求する、そのくらい感覚で「思う」ことが大切である。

    また、FPや神は電気と同じような存在で、電気は誰がコンセントプラグに指しても使えるものである。疑う気持ちを捨てて、「思い描いた状態になることを確信している」ことが大切である。

    そして一度目標を定めたらあとは考えるのをやめ、意図を送り出して流れに任せれば良い。
    自分で意図を定めきれない場合にも、どうしたらよいかをFPに問い、24時間待てば良い。


    個人的に、雑学として面白かったのはアブラカダブラは魔法の言葉ではなく、キリストやその弟子たちが使っていたアラム語で「私は自分の話す言葉で想像する」、つまり「私の言うとおりになれ」という意味のとても力強い意味を持つ言葉とのこと。

  • 知人が紹介してくれて読んだ。21日間で何でもかなうという実験、成功したものもあれば失敗したものも。
    ・エネルギーフィールド(FP)は100%当てになる!
    ・願い事を明確にして、かなう期限を決める!
    ・ただ真っ直ぐ目標に向かってレーザー光線を当てる!
    続けてみようと思います^^

  • 引き寄せの法則、思考は現実化する、読んで学んだ気でいるが、現実はまだ変わらず、また似たような書籍を読むの繰り返しの方へ。
    9つの端的で明快な実験を通して、この法則を実体験できるような内容です。1項目に対してその結果は48時間以内にでる仕組みです。
    自分も何個かを試してみましたが、確かに効果はありました。
    まぁ、そこに意識を集めれば、意識したモノが否応なく浮かび上がるのは普通のことだろう、と言うか人もいるかもしれませんが。
    でも、結局はそれが重要なのかなと。
    実験方法などはメモの方に。

  • 引き寄せの法則について。わかるのと、実践するのは違う。
    理解するだけで実践しないのは、
    意味がないと教えてくれた本でもある。

    そんな願うだけでうまく行ったら人生苦労しないよ!って感じだけど、科学で説明できることが全てじゃない。思考することが見えない力となって、物事の変化のきっかけになるのは確かだと思う。

    今までも、「ダイエットしたい」「この分野で成功したい」と願いながらどこかで「でも無理かもな…」と思っておかし食べたり、行動に移すより情報収集してこれも自分に必要と言い訳していた。矛盾していた。

    そういうネガティブな気持ちを捨てて、「願いがかなった状態をイメージ」意識して、行動そのものを変えていく。それが引き寄せの法則であると私は解釈している。

    例えば、「ダイエットで手に入れた理想体型な私」は遅い時間におかし食べないよね、とか。
    逆算方式というか、常に「成功した自分」がそのときとる行動を今からする。そうして、自分を変えていくのだ。

    「引き寄せ」ができる人って、結局雑念に囚われることなく、目標達成のためだけに意識して行動するから結果的に「結果」を「引き寄せた」ことになるんじゃないかと。
    「その行動ができる自分である」と信じている。

    いやー、心から信じるって、難しいな。笑
    だって自分に厳しくなるから。自分の言動思考全てに責任を持つから。
    でも、きっと目標達成できたら、楽しい。

    ここに書いてあるエクササイズを実践するのは中々難しい気もするけど…完璧にじゃなくて、できることからやる。そして日々の生活で強く意識することで変わりそう。

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著者プロフィール

ニューヨークタイムズ・ベストセラー作家。これまでに著作が18冊あり、脚本を7作手がけ、2つのiPhoneアプリを製作。「ピープル」誌、「メンズ・ジャーナル」誌、ウェブサイトの「CNNトラベル」、「ハフィントンポスト」、自身の旅行ブログに執筆。趣味はピックルボールとクロスワードパズル。

「2019年 『こうして、思考は現実になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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