- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763133847
作品紹介・あらすじ
いま最も注目されるアートディレクターの「ものづくりの手法」とは?「こうすればアートディレクターになれる」とか「これをすれば仕事が成功する」という具体的な方法論ではない、感覚や心の有り様、意識の持ち方に触れていく、ちょっと特殊な方法論。
感想・レビュー・書評
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ミスチルやユーミンの
アルバムジャケットを
手がけてきた、
アートディレクターの
森本千絵さん。
クリエイティブの前に
まずは、
生き方のなんたるかを
説きます。
印象的だったのは、
森本さんのお母さまの
言葉。
人生は入口が大切なの
ではなくて、
入ったその場所でどう
生きていくかだと。
だから、
運や縁には流されれば
よいと。
たとえ望まない方向へ
流されたとしても、
そのときはそう、
辿りついたその場所で、
自分で人生を演出して
輝いていくのであると。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画『キネマの神様』アートディレクター 森本千絵 クリエイティブで人と人の縁をつなぐということ - otocoto | こだわりの映画エンタメサイト
https://otocoto.jp/interview/ikenobe161/
“森本千絵”ができるまで | Webマガジン「AXIS」 | デザインのWebメディア
https://www.axismag.jp/posts/2018/02/88940.html
goen° TIMES|note
https://note.com/goentimes/
アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話 | サンマーク出版
https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3384-7
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大事な本がまた増えた。苦しいこと辛いことどうしようもならないこともたくさんある。私はその現状を嘆くより、千絵さんやお源さんのように、見たい世界、あってほしいと願う世界を見たいし伝えたい。闇を否定するわけではない。闇があることも分かった上で光の方を愛の溢れるほうを見つめたい。そんな自分の見たい世界を伝える人に私もなりたいと思わせてくれる本だった。リアルとファンタジーの間を。
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私が好きなMr.Childrenのアートワークを作っていらっしゃることがきっかけで、森本千絵さんの存在を知り、この本を手に取った。何かを表現すること自体に興味があって、あんなに素晴らしい作品を作れる人ってどんな暮らしをして、思いを抱いて生み出しているんだろうと思って読んだ。
私自身は職業としてクリエイターでもなんでもない。だけど大人になるにつれて自らの感受性が失われていくことにひどく恐怖を抱き、これを失わないためにはどうしたらいいのだろうと思っていた。そのヒントがこの本にはある。ひとりの生身の人間として森本さんのように感覚を研ぎ澄ませて、素直になって、風のにおい、空の色、人のぬくもりに心を動かし続けられるようにありたいと感じた。
ちなみに私はMr.Childrenの「supermarket fantasy」のアートワークがすごく好きです。 -
アートディレクター森本千絵の著書。
この本の表現の仕方というか文体は妙に丁寧で、個人的にはあまり好きな書き方ではないのだが、内容、特に予備校、入社、プレゼンまでのくだりは楽しい。毎回反省して創り上げることは素晴らしい。気づくこと、でしょうか。
自分と同じことをしてもらう、ではなく、自分と同じ方向を向いて仕事してもらう、みたいなところは好き。 -
方法論というよりは自伝。自分もまだ学生なので森本さんの学生時代からの情熱はすごいなと思いました。アイディアを人に話しまくってそこの対応からヒントを得るという考え方が新鮮だなと思い自分もやってみようと思いました。
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広告業界におけるプロフェッショナリズム森本流という感じ。そこかしこに、見え隠れする、プロフェッショナルなところが、とてもワクワクする。やはり、楽しては成果は得られないなぁと、確認できる。
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アートディレクターの森本千絵さんの本ですが、毎日の中に喜び、感動を見つけて、毎日を丁寧に生きるヒントのようなものが詰まっています。
流れに乗りながら前に進み続けること。
毎日の中で感動を見つけていくこと。
感性を磨きながら、より自分にとって心地よいものに出会えそうな気がします。 -
アートディレクターの森本さんはミスターチルドレンのアルバムや、キリンビールの広告などを手がけ、見る人の心に残る作品を生み出す。そのアイデアをどのように生み出しているのか。「信じる念が、人の心を動かす力」という言葉が強く印象に残った。考えてみれば、今ある便利な物は人の信じる力で生み出されている。
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ものを生み出す前の気持ちのやりどころが細かく伝わってきた。勇気湧きました。
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本年度11冊目。
mr.childrenのCDジャケットのデザインをしていることから、前々から知っておりましたが、文章は初めて読みました。
この方の書く文、自分は好きです。まっすぐな感じ、そしてデザインをされているということで、僕の仕事からかなり離れていることで、また新たな刺激をもらいました。とってもいい一冊。
①ワークショップの在り方について、目的地、そこに向かうビジョンを見せて、あとはそれぞれの人がもつエネルギーを構築していく作業のこと。僕等がよくいうワークショップ型の授業については、この視点が足りないのではないか。
特に僕自身が持っている、自分の流れに沿うように進めてしまう授業ではなくて、子どもたちにビジョンを見せて、それに向かっていくのは子どもたち一人ひとりのエネルギー、ここを上手く引き出せたらいいな。
どうしても「やり方」に目がいってしまう自分。そこを一回捨てて、子どもたちをとことん信じて、エネルギーを構築していく方に力を注ぐこと。授業はもっともっと楽しくなる気がする。
②ご友人の絵を描いてはすぐに手放す人の話。上手くいったことは自分に持っていたいと思ってしまうんだけど、そこをあえて手放す。
手放せば、また最初から。でも0から創るということには、多くのエネルギーが生まれる。もちろん時間がかかるんだけれども、大切なエネルギーが生まれる。僕はもう一回そこを大切にして取り組んでいきたいなぁと思う。自分がもつ仕事を、やりきることができるように。 -
著者は、CM制作、ポスターデザイン、CDジャケットデザインなどを手掛けるアートディレクター。
作品を作るときに大事にしている「感じ」「ご縁」について。いかにして今の自分があるのかについて。著者を取り巻くエネルギッシュなすごい人たちについて。などなど、クリエイティブな業界の第一線で活躍する人はやはり違う、と元気を貰える一冊。 -
すごい。
就活のことが、楽になった。
就活=重いと思って行動できなかったけど、これ読んで、先輩に認められたいとか、向上心が湧いて、とても楽しいとか、
人の3.4倍作ってるとか、とてもいい。
あ -
アートディレクター森本千絵さんの本。アートディレクターというと何かそれらしいことを言い、それらしいものを作り、という仕事か?と漠然と思っていたが、どれだけ身を削る努力が背後にあるかを知って愕然とする。
順風満帆だったわけではなく、何度も挫折を経験している。
プレゼンは命がけ。アイディアは作るまで、出てくるまでが重要。
ふんわりしたものをいかに形にするか。 -
巫女のような人だな、と思った。これは、ユーミンにも共通している資質なのだろう。お母さんになった時の森本千絵の作品を観てみたい。情熱を燃やされる書。
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2015年54冊目。
ミスチルやユーミンやゆずの広告・アルバムジャケットなどを手掛けてきたアートディレクター森本千絵さんの著書。
帯には「方法論」とあるが、エッセイのような軽やかな文体。
言霊を強く感じる、両手に収まらないくらい素敵な言葉をたくさんもらった。
この人は本気の人だとすぐ分かる。
商品の「説明」に留まらず、もっとその根っこの「どうすればもっと良いものになるか」まで徹底的に突っ込む仕事の姿勢には強い感銘を受ける。
仕事に取り組む機動力やパワフルさに加え、感性も本当に素晴しく、自分の中にあった「なんとなく」がかなり言語化された。
この本を読むと仕事に打ち込む姿勢が変わると思う。
広告マンやアーティストでなくてもお勧めできる1冊。 -
森本千絵さんの根っこにある部分、向き合い方、どういうものを作っていきたいかがわかる、よい本でした。
そして圧倒されました。
世の中の期待に応え続けている人がメジャーに生きている -
◯大好き!!ってほどでもなく好きでちょっと気になってる人、くらいの森本千絵だったけど、こういう人なんだなっていうのがわかって、親近感が少し。
会社名でもあるようにご縁を大切にしてるところとかは同じように私もタイミングと縁を大切にしてるのでもっと興味も出てきたし、これからも追っていきたいひとだな。
福岡がちょこちょこ出てきたのも縁感じてますw -
広告の枠を越えて、コミュニケーションの本質に迫っている森本さんの考え方、姿勢が分かります。もちろんデザインも素晴らしいのだけれど、作品には表面だけの美しさを超えた人間味があって、途中何度も込み上げてくるものがありました。