未来予測の超プロが教える本質を見極める勉強法

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 121
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763134103

作品紹介・あらすじ

「予測がぴったり当たる!」と評判の経済アナリストが初めて明かした未来を読み解き、正しい判断をくだすための超実践的思考法。歴史や宗教のひもとき方から学問の雑食の仕方、書籍の読み方、直感の磨き方まで…。

感想・レビュー・書評

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  •  グローバルリズムを求めるのならば英語ができるだけで良いわけではない。

     珍しく良書かもしれない。
     自分の考え方にあい使いやすい方法だと思う。

     勉強法といっても単純に物事を理解して終わりではなくその裏に隠されている何かの片りんを見つけ出すことに注意が向かなければいけない。

  • 【この本が書かれたのはなぜか】
    世界がグローバル化していく中で、今の日本人は、総合的な知識力が不足し、物事を深く考える思考力が衰えてきたのではないか?という著者の危機感が発端。経済や経営を専門にしながらも多種多様で俯瞰的なものの見方を体得してきた自身のノウハウを伝えることで、現状打破のきっかけにしたいとの思いが込められている。

    【著者の意思・主張】
    グローバルにつながった経済・社会の中で生きていくためには、思考力や洞察力が必要。なぜなら、異文化の人々とのコミュニケーションには、相手の理解、すなわち「彼らはなぜそのように考えるのか」「彼らはなぜそのように行動するのか」を理解することが重要だから。
    思考力や洞察力を鍛えるためには、とにかく視野を広げ、貪欲に知識を吸収し続けること。そのコツは「歴史」と「宗教」を学ぶこと。
    例えば、欧米で「基本的人権」と「民主主義」が絶対視される背景は、キリスト教の歴史を辿ることで理解することが可能となる。
    同様に、日本のことを理解し、日本人としてのルーツ、アイデンティティについて考えることも重要なこととなる。具体的なヒントとしては、古事記・日本書紀に触れる、など。
    さらに、普段から新聞・書籍に慣れ親しむことで、情報収集を絶やすことなく、世の中の大きな流れが見えてくるようになる。加えて著者は、オススメの著書や、新聞の読み方など、具体的なハウツーも提供している。
    そして、こういった思考力と洞察力の訓練を積み重ねることで、「直感」が磨かれる。論理的な「ひらめき」と、理由のない「直感」。全者は人を納得させるにはいいが、面白みがない。後者は、人を説得させるには難ありだが、強力な共感者(直感に賛同してくれる人)さえいれば、ものすごいインパクトのあるモノゴトを生み出すことができる。

    【所感】
    ここ最近、文化や歴史に着目した「人間の本質的理解」の重要性を目にすることが非常に多い。人工知能が人間の知を超える世界(シンギュラリティ)を身近に考えられるようになった近年、テクノロジーによる「文明」だけではなく、文化や精神性といった「人間性」とセットで人類の未来を考える必要性を多くの人々が感じているのでしょう。

  • 自分の読書の範囲が本当に狭い。95%が技術書。残りの5%は話題になった本。
    技術書も範囲が狭い。フロントエンドとサーバー関連の本だけ。
    これから、いろいろなジャンルの本と新聞をたくさん読んでインプットする情報量を増やしたいと思う。
    それに加えて、インプットした情報の背景、影響、結びつきを考えて、分析して、自分なりの結論を出したり、新しいアディアや改善策を考えたり、いろんな人と意見交換を通じて、アウトプット量も増やしたい。
    これを根気強く繰り返せば、インプットとアウトプットの質が徐々に良くなるはず。つまり、視野が広くなって、物事の本質を見極めるための洞察力が鍛えられる。

    TOEICのスコアが900点ぐらいにまで上がったし、少し話せるようにもなったけど、本質的なことを見極められる力とそれを伝える力があれば、日本語しかできなくてもなんとかなるかもね。
    でも、グローバル化が更に進んで英語と接する機会がますます増えれば通訳のコストが大きな負担になるのかもしれない。
    そうなると自らの力でコミュニケーションできたほうが低コストで効率的な気がする。
    だから、引き続き、少しずつでもいいから英語でのコミュニケーション能力を鍛えていきたいと思う。
    ただし、本質的なことを見極める力を養えるのが再優先だな。これがないと、日本で日本人が相手だったとしても、ただのロボット型の人材になって、いずれ捨てられてしまう。

  • 英語は一つのツールに過ぎず、グローバルな人材は、英語力ではなく、しっかりと物事を考えられる力が必要であるとのこと。英語ばかり学習しても、考える力がなければ仕事はできないのは確かにその通りで、日本人は勘違いしているのかもしれない。

    ジャンルにとらわれず様々な知識を学び、読書することで、俯瞰的な視点、大局的な視点、本質を見極める視点を鍛えることができる。知識や情報のインプット量が多ければ多いほど、物事の本質を見極めた分析結果をアウトプットできる可能性が高まるという考え方は、最近の本では珍しい。
    筆者は、詰め込み教育は善としており、基礎がたいせつであることを主張しているが、私も同感である。

  • 他国の考えの基礎となっているものを勉強。自国も同じ。
    哲学、考え抜く。行動経済学。

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著者プロフィール

1970年、茨城県生まれ。慶應義塾大学卒業後、金融機関勤務等を経て、現在は経営・金融 のコンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」の経営アドバイザー・経済アナリストとして、企業・金融機関・地方公共団体等への助言・提案を行っている。サブプライム問題がまだ表面化していない2005年、アメリカ経済が好調の最中、サブプライム崩壊とその後の株価暴落を予見するなど、「もっとも予測が当たる経済アナリスト」として評価が高い。近著に『中原圭介の経済はこう動く〔2017年版〕』(東洋経済新報社)、『ビジネスで使える経済予測入門』 (ダイヤモンド社)、『格差大国アメリカを追う日本のゆくえ』(朝日新聞出版)などがある。東洋経済オンラインで「中原圭介の未来予想図」、ヤフーで「経済の視点から日本の将来を考える」を好評連載中。

「2018年 『日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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