- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763134509
感想・レビュー・書評
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私にとってはあまり得るものの少ないhow-to本だった。
一月に10冊読め、って読んでるし……
スキマ時間にしか読んでないし……
アウトプットしているし……
今よりさらに多くの本を読みたいのだ!
「本を深く読め」と言われても、どうやって?
具体的な方法を教えてもらいたかった。
本から気づきを得るとか、書籍代の元を取るとか、
正直、私にはあまり興味がない項目がならんでいたので。
おそらく、著者の言う通り、これは私の読むべき本ではなかったのだろう。
つまらないことだが、自己啓発本の著者が「作家」と呼ばれることにも強い抵抗があるし。
私にとって、本はただの娯楽。それ以上でもそれ以下でもない。本を読んで年収を上げることにも興味がないし。ただただ好きな本を読んでいたかった。
そして本書が凡庸なのは、「本書に書かれていることを実践すること」とどの自己啓発本にも書かれているこの文句。
これができないから、この類の本を手に取る人は困っているのではないだろうか?
ただ、著者が「グイン・サーガ」と「ドグラ・マグラ」に心を奪われたというのが、数少ない共感ポイントだった。おそらく、私のポイントがずれているのだが♪ -
実践しやすい読書術が記されています。ノウハウとしては紹介されている方法の数は多くなく、その論拠や経験などについてページが割かれていると感じます。読書の重要性について精神科医という立場から語られており、日常での読書の優先順位を上げたいなと考えさせてくれました。著者の経歴や著書が頻繁に本文中に登場し、説得力が高まっている反面、著者を好きになれるかどうかで、本の内容に素直に納得できるかどうかが変わってしまうかもしれないという印象を持ちました。
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読んで忘れない読書にするためのキーワードは「アウトプット」と「スキマ時間」。
誰かと内容をシェアする、レビューを書く、マーカーを引いたところを読み返すなど、何度も内容にアクセスすることによって記憶しやすくなる。
もう一つは今日中に読み切ると決め、スキマ時間を利用し読むと目標を達成するためにドキドキし、覚えやすくなるそうだ。
他にワクワクした気持ちで一気に読み切るというのもあった。
Amazonプライムに登録しているので一ヶ月に一冊無料になる電子書籍も試してみたい。 -
・本をたくさん読めば、将来の選択肢を広げることができる
・人間が集中できる時間単位は、15分、45分、90分である
・15分という時間は極めて集中した仕事ができる時間のブロックである -
この本に出会えて良かったです。
今まで本にはあまり関心がなかった自分に新しい趣味と
少し大袈裟だが宝物を与えてくれたような気持ちです。
著者の樺沢さんの存在を初めて知ったのはYOUTUBEの動画解説で初心者でも分かりやすい心理学にとても共感して興味を持ちました。
さっそくこの本を読んでキンドルを買ってしまいましたw
一つ一つ本の内容を実践していこうと思います。 -
精神科医の方なので、脳の分野や生理学的な視点からの読書術は参考になりました。
フォロアー数やいいね!の数をしきりと自慢されていましたが、そんなに大切なことかなぁ?と思いました。
著書価格「1500円」をさかんに連呼されるので、さすがに胡散臭く、これって洗脳?マインドコントロール??と思ってしまった(^^;;
図書館派なので、図書館で借りました。買うまではいかないかな。
5章以降の読書の広げ方云々については、特に目新しいことはありませんでした。
端々に個人的趣味や主観を食い込ませて来なければいい本だったと思います。 -
これから本を読みたいと思っている人、本を読みたいけどどういう方向性で読めばいいか分からない人にはお勧めの一冊です。
胡散臭いタイトルとは思いますが、中身は筆者が精神科医ということもありちゃんとした裏づけ(脳科学など)及び、筆者自身が行っている読書習慣が詳しく載ってあり、分かりやすいですし本当に読みやすいです。普段から本を読み慣れている人には少し退屈かもしれませんが、私のような初心者にはぴったりだと思います。
本の内容を簡単にレビューしますと、筆者は、本の内容を「インプット」し「アウトプット」する上で、「アウトプット」が出来ていれば「インプット」が出来ていると考えており、。そのため、「アウトプット」方法を上手くするために、記憶に残りやすい「インプット」方法が分かりやすく載っており、具体的な「アウトプット」方法も詳しく載っています。筆者独特のネーミングセンスの読書術は必見です。
また、読書技術は勿論筆者自身が心がけている本の選び方なども載っておりこれもまた為になること間違いなしです。
読書のモチベーションがあがる本だと私は思っております。 -
本を読む時は アウトプットが大事
著者プロフィール
読んだら忘れない読書術のその他の作品
樺沢紫苑の作品






私も、というより、本を楽しみとして読む人にとっては「書籍代の元をとる」ってすごく嫌な考え方ですね。
それと、私...
私も、というより、本を楽しみとして読む人にとっては「書籍代の元をとる」ってすごく嫌な考え方ですね。
それと、私も自己啓発本の作者を「作家」というの好みません。後、ただの芸能人をいつから「アーティスト」と呼ぶのようになったのかともいつも不満に思っています。
決して自己啓発本を端からバカにするつもりもないのだけれど、でも、小説を読んでいる人の方が、頭が柔軟で楽しい人が多いイメージです。(実際の私の周りを見ていて思う)それに引き換え、自己啓発本フリークは、読んでいる本をやたらアピースしてくるし、私には興味がないから読んでいないだけなのに、「どうして読まないのですか?」って突っかかってくるところとか苦手だし。自分の好きなら、一人静かに読んでいればいいのに!
ちょっと愚痴ってしまいました。
きっと文学・文芸作品の読者と、ハウツー本の読者って、どこかで心を通わわせることのない違う生き物なのかなって思ってます。