読んだら忘れない読書術

著者 : 樺沢紫苑
  • サンマーク出版 (2015年4月14日発売)
3.57
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  • 本棚登録 :2644
  • レビュー :523
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763134509

作品紹介

こうすれば、記憶に残すことができる!毎月30冊の読書をこなし、毎日40万人に情報発信!異色の精神科医が教える、脳科学に裏付けられた、本当に役立つ読書とは?

読んだら忘れない読書術の感想・レビュー・書評

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  • 小生の趣味としましては、流行りの本よりロングセラーの本を選ぶくせがありますが、つい気になってこの本を手にとってみる。
    この本で参考になった点は、冒頭の読書の効用のほか、
    ・三つの気づきを得られたらOK!
    ・内容について議論できるほどに読め!
    でした。

    この本自体もサクッと”気づき”を得られるように工夫された書き方がされている気がする。
    ゆえに、同じ内容(気づき)を繰り返し伝えているため冗長に感じられるかもしれません。

    内容についてコメントすると、著者の言うように、読書は既成の経験や知識をインストールするための手っ取り早い手段でしょうね。
    なので、”気づき”を得られればそれ以上読み解く必要はないかもしれません。
    ただ、その”気づき”がどこかで語られていたような話を著者が集めてきてひけらかしている印象があるのです。

    つまり、執筆活動は、ひけらかしと実益を兼ねているのかもしれない…。

    …そして著者の意見とは対抗する話が、ショウペンハウエルが『読書について』で語られていたことだと思います。…

    著者のYOUTUBEチャンネルを閲覧しました。
    いかにも理系的な実用的解決策を解説しているので参考になったものもあります。
    しかし、友好関係についても、得があるかどうかで見ている感があり、ちょっとな…という印象です。
    なぜって、寅さんの監督で知られる山田洋次さんのエッセイにあった話なのですが、寅さんは幼少期に下町のいろいろな人と出会い生きる知恵を身につけたと言っていました。例えば頑固な怖いおじさんなどと渡り合うなどして処世術を身につけたのです。
    ここでショウペンハウエルの話を再び持ち出しますが、ショウペンハウエルによれば、自ら思考して導き出したものこそが重要だそうです。
    寅さんで言えば、なかなかにスリリングな幼少期を過ごしたからこそ風来坊として生きてゆく知恵が身についたのだと思います。
    友達って嫌な部分があっても意見が違っても、それを乗り越えて付き合える”好き”があるのだと小生は思うし…。

    読書についても、小生からすれば、確かに得られぬ経験や知識をくれますが、それ以上に自分だけでは足りない知恵を鍛えるために読むのだと思っています。それさえ得られればあとは読まなくても良いと思えるぐらい。モンテクリスト伯のファリア司祭のいうように、「世界の真理が書かれた書物」はあまり多くないと思うのです。

    紹介されていた本のうち、ピケティ絡みの経済本はダメだなーという感じでした(ほかは中々◎)。
    どんなに本を読んでもどうしても専門外は素人になってしまうのでしょう。

    「議論できるほど読む」ことの実践が本レビューですが、さてどうだったろうか。
    色々言いましたが、まあまあってところでした。
    出来れば『知のソフトウェア』の読書の項、清水幾多郎『本はどう読むか』モーティマー・アドラー『本を読む本』なども読み合わせてどうぞ。

    ”内容紹介
    こうすれば、覚えていられる!
    脳科学に裏付けられた、本当に役立つ読書術とは?


    「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」
    「せっかく読書をしても、記憶に残っていない」
    「凄くおもしろかったのに、少し時間がたつと内容が思い出せない」

    あなたも、こんなふうに思っていませんか?

    こんな、記憶に残らない「読んだつもり」の読書は、
    ザルで水をすくうようなもので、時間の無駄です。
    読書とは、その内容を忘れずに自分の知識として定着させて、
    自己成長に結びつけてこそ、はじめて意味が出てくるものなのです。

    本書では、精神科医である著者が、
    脳科学的な裏付けのある「読んだら忘れない読書術」を公開します。
    また、「SNSの超プロ」としての立場からも、ソーシャルメディアを使いこなし、
    読書で得た知識をアウトプットする方法、人とシェアする方法などを明かします。

    ぜひ、「読んだら忘れない読書術」を手に入れ、
    さまざまな本で学んだ内容を仕事や生活の場で実践してください。

    その前にまずは、本書を「記憶に残る読書術」で読み進めてみてください!


    *目次より

    第1章 なぜ、読書は必要なのか? 読書によって得られる8つのこと
    第2章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本
    第3章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード
    第4章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編
    第5章「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術
    第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術
    第7章「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方
    第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊”

  •  月に7冊の読書をすれば、日本人の中で上位4%に入るらしい。これだけ図書館も書店もそれなりに充実しているように思える日本で、全体の読書率はそんなものなのかと驚いた。
     読んだものを忘れないようにするには、アウトプットすることと、「自己成長」「行動の変化」を読書の目的とすること。隙間時間は自己成長の埋蔵金で、掘り起こして成長するか浪費するかで人生が違ってくる。
     と、著者は言う。この本を読んで、埋蔵金をもっともっと掘り起こそうと思った。

  • 読書をしても、印象だけが残って3ヶ月後には内容を説明することさえ難しかったので、その悩みを解消するために購入しました。
    表題のとおり、忘れないための具体的な方法(簡単です!)、その読書術の効果、そして本の選び方まで記載してあり、とても参考になりました。
    アウトプットという私自身の苦手な部分も気づくことができ、今後の読書について前向きになる内容でした。

  • まさに表題のことでほとほと困っていた私。
    読んだはずなのに、忘れてる…内容だけならともかく、読んだ事実さえ忘れてるっていったいどういうこと?!と自分のふがいなさに呆れ果てていたとき、目にした本書。
    待ってました!よっしゃ、これでなんとかなるべ~と勇んで手にしたのだけれど。

    うーん、三分の一は読書の良さ、三分の一は本の選び方読み方、残り三分の一が、待ち望んでた忘れない読書法だったのだけれど。
    読書の良さも選び方も読み方も、そして忘れない方法も、どれもこれもわかってたしやってるし今更聞く必要のないことばかり。
    筆者の言ってる忘れない読書術、やってるんだけど~でも忘れちゃう人はどうしたらいいのさ。

    ブクログ見てると、ええっほんとに?!と驚きたくなるが、日本人はひと月に一冊も本を読まない人が二人に一人くらいの割合でいるらしい、月10冊も読めば、わずか数パーセントの割合の中に入るらしいってことが分かった。
    へ~、そうなんだ。みんな結構読まないんだね。
    ブクログ利用者はかなり稀有な人々が多いってことなんだね。
    普段あまり読書をしない人が、モチベーションアップのために読むにはいいのかも。

  • 読書にどれほどの価値があるか
    なぜ読書をオススメするかが最初
    前読んだ読書の本にも書いてあったが
    時間がないから読書しないのではなく
    読書しないから時間がない
    自分の経験では限界があるのだから
    ”他人の経験から得られた知識の結晶である本”
    を使わない手はない

    ただ、本を読めばいいのではない
    読んで自分の知識、血肉にしなければ意味がない
    これも前読んだ本と書いてあることは同じ
    忘れないためには
    アウトプットが大切
    どのようにアウトプットするか
    SNSや、友人へ紹介するなど

    そして最後の方には本の選び方とオススメ本
    ひいきの著者を読んだり
    尊敬する人のオススメ本を読む
    アマゾンのオススメ機能を利用するなど

    電子書籍の活用法にも触れられていた

  • 最近、様々な本を読みたいという意欲と同時に、どうせ読むならためになる読み方をしたいということで、この本を手に取りました。
    今までは、「読んだ」という事実に満足しているだけで自分の知識になっていなかったが、この本を読んで知識にする大切さ、方法を学ぶことができた。

    樺沢紫苑(かばさわしおん) 精神科医

    「読書には、ストレスや不安を解消する効果がある。イギリスのサセックス大学でのストレス解消についての研究では、読書、音楽視聴、1杯のコーヒー、テレビゲーム、散歩、それぞれのストレス解消効果を、心拍数などをもとに検証しました。その結果、読書は68%、音楽視聴は61%、コーヒーは54%、散歩は42%、テレビゲームは21%のストレス軽減効果が見られ、読書が最も高いストレス解消効果が得られる。」
    「IQを左右する要因として、遺伝の次に大きいのは読書量だ。何を読んだかではなく、どれだけの量を読んだかがカギとなる。」
    「高齢になってからの読書は精神的退化を32%遅らせ、逆に頭を全然使っていないと精神的退化が48%加速する。」
    「読書量と年収は、比例するのです。〜年収が高いほど本の月額購入費が多く、年収が低いほど月額購入費が少ない。」
    お金があるから本をたくさん買えるという意見に対しては、今収入が高い人はみんなお金が無い頃や成功する前から読書を習慣にしている。」
    「最初のインプットから7〜10日以内に3〜4回アウトプットするということが重要。」

    「海馬に仮保存された情報を側頭葉に入れて忘れない記憶にしなければならない。」
    「アウトプット方法 ①本を読みながらメモをとる、マーカーでラインを引く。 ②本の内容を人に話す。本を人に勧める。 ③本の感想や気づき、名言をシェアする。レビューを書く。

    「人生の1割に相当するスキマ時間を「浪費」に使うのか、「自己投資」に使うのか。この時間の使い方次第で、あなたの人生は変わります。」
    「「本を読んだ」の定義は、「内容を説明できること」そして、「内容について議論できること」。感想や自分の意見を述べられなければ、本を読んでいる意味がない。」

  • 「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑


    書店でよく見かけていて、気になっていたので購入。

    著者の方は精神科医として勤務しつつ、TwitterやFacebookなどSNSで精力的に情報発信をしており、出版物もたくさんだしてらっしゃる有名な方のようです。
    悔しい。知らなかった。

    この人が語る、読んだら忘れない読書術というのは、
    インプットした分アウトプットしよう!
    というものです。

    私自身、数年前から読んだ内容を咀嚼する目的で読書感想という名の駄文をネットに晒しておりますが、要はそういうことをみんなもやると忘れなくなりますよん、と伝えております。

    これは本当にその通りです!
    私も読書記録を書くようになってから本の内容を忘れにくくなりました。キーワードとか印象に残った言葉とかちゃんと残ります。だから私からもオススメ。
    手帳に書くよりもやはり人目に着くSNSに記録をつけるのがよいそうです。
    程よくアウトプットへの緊張感があるのがまた文章を練るし、忘れにくくなると。

    読書熱もマンガ以外は下火になってましたけど、この半年くらいでまた復活してきました。
    今回この本を読んでさらに読書したい気持ち復活!!

    読書も読書感想もまたボチボチ始めたいと思います。

  • 半年くらい、試験勉強にかまけて読書をさぼっていた。久々に時間に余裕が出来たので読書のハウツー本からリスタートきってみた。
    読んでよかった。
    ハウツーもそうだけど、何より読書に対する姿勢を正してくれた。

    主たる読んだ内容を覚える方法…1週間に3回のアウトプットで記憶に残す。その方法はメモ、マーカー、人に話す、SNSでシェア、等。

    昔『情報は一冊のノートにまとめなさい』という本を読んで本の感想をノートに書きまくっていた時期があったなあと思い出した。あのノート実家にまだあるかな?あの時書いたこと全然覚えてないや。勿体無い。そう、本は記憶に残してこそだ、と改めて思った。普段意識していないけど本当に大事なことなので、この本をよんで気づけてよかった。

    当時一冊の本にまとめるのも楽しかったけど、あとでどこに書いたか探すのが難しい。なのでこのブクログに今後は残していくことにした。

    この本は4章の実践編が特に役立った。基本的なことだけど意識しないと忘れる。
    ・本を読み始める前には目的と読み方を決めること。重要そうなところを先読みする。
    ・ワクワクして読めばずっと覚えていられる。(漫画ドラえもんのように)
    ・著者の講演があったら会いに行くべし。

  • 本を読む習慣がある人にもそうでない人にも、読書のモチベーションをくれる本だと思う。
    覚えておくことについて、精神科医ならではの説得力で実践してみたくなる。
    本に書き込みがどうしても抵抗ある方、アウトプットしていてるのにすぐ忘れてしまう方にオススメ。

  • 『読んだら忘れない読書術』
    <個人的な使い方・効果概要>
    第1章
    読書のメリットが書いてあります。
    ○24時間しかない貴重な時間を読書に当ててもいいんだと思えます。
    ○他人から「読書なんて意味ないじゃん、馬鹿じゃね~のwww」と言われても、動揺が小さくなります。
    ○他人に読書のメリットが説明できるようになります。

    第2~4章
    読んだら忘れない読書術のコツが書いてあります。

    第5章
    本の選択術が書いてあります。
    ○アマゾンで低評価レビューとなっている本でも、低評価の原因が「自分のステージ・目的に合わない本を読んだもの」なら、気にせず購入できるようになります。

    <オススメ目次等抜粋&感想>
    第1章:2つ
    ◆仕事力~「料理の鉄人理論」
    ◆頭が良くなる~「読書脳活性化理論」

    第2章:2つ
    ◆心が動くと記憶に残る~「脳内物質読書術」
    ◆「深読読書術」

    第3章:5つ
    ◆「アウトプット」と「スキマ時間」
    ◆複数の切り口で人に勧める~「テレビショッピング読書術」
    ◆1冊の本から情報を絞りつくす~「生グレープフルーツサワー読書術」
    ◆制限時間があると記憶力が高まる~「ウルトラマン読書術」
    ◆効率良く「頑張り」を活かす~「5分・5分読書術」

    第4章:2つ
    ◆目的地を把握する~「パラパラ読書術」
    ◆知りたい部分を先に読んでしまう~「ワープ読書術」

    第5章:5つ
    ◆今の自分のステージに合った本を読む~「守破離読書術」
    ◆偶然の出会いを大切にする~「セレンデピティ読書術」
    ◆1冊の本から複数の本へドンドンたどっていく~「数珠つなぎ読書術」
    ◆「情報」と「知識」の偏りをなくす~「栄養バランス読書術」
    ◆読書のポートフォリオを作る~「分散投資読書術」

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