- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763135025
感想・レビュー・書評
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父としての立場と、子供としての立場と、両方から自分の心を見直せる本。思わず目頭が熱くなる。嫁さんにも薦めたいが、「この本で許されたいと思ってるの?」という反応が予想されるのでやめとくw
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15年前くらい、中学生の時に話題になり購入して、
実家の図書館にずっと眠っていた本。
最近、TikTokでよく見る
「生きやすくなる方法」みたいな動画を投稿してる
おじさまがいるんだけど、その人がこの本の著者、
野口さんだと知って15年ぶりに読んだ。
中学生の頃は、この本を読んでもあまり理解できなかったけど、20代後半にもなると胸に刺さるものがある。
私も父と縁が薄く、コンプレックスであったけれど、
数年前に何十年ぶりに会おうと思い、実際に行動した。
人を赦すことで自分が楽になる、
受け入れることで周りの環境も良くなる、
これだけ聞くと宗教チックに感じるが、
心理学というものは、要は宗教に置き換えられているだけだと感じた。
また10年後に読み返したい。 -
許すこと
心からの感謝
なかなか難しい。 -
本というのは本当に不思議なもので、読まないといけない時に、読むべき本が自然と手元に巡ってくるようだ。何年か前に読んだこの物語も、読んだことを忘れていながら再び手に取った。セレンディピティ。そしてあの時も感動したのに、また再び感動することとなる。1回目に読んだときには感動しておきながらあまりピンと来ていなかった部分があったが、今改めてきちんと自分のものとして腑に落とすことができたように思う。このタイミングで読めてよかった。
・人生において困難な問題に直面した時、その問題をMessengerとして捉えることができます。自分の心の中を見つめ直す必要がある、と言うことを教えてくれるMessengerです。
・人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起きます。そして、あなたに解決できない問題は決して起きません。あなたの人生に起きる問題は、あなたに解決する力があり、そしてその解決を通してより幸せな人生を築いていけるから起きるのです。
・許すための8つのステップ
ステップ1
相手との間に境界線を引く
ステップ2
感情を吐き出す
ステップ3
行為の動機を探る
許せないと思った相手の好意を紙に書き出し、その動機を想像して書き出してみる。人間の行為の動機は、大きく分けると2種類です。靴を避けたいか、喜びを味わいたいか、です。相手はどんな苦痛を避けたくて、その行為をしたのか。あるいはどんな喜びを味わいたくて、その行為をしたのか。
相手の好意を、相手の未熟さや、不器用さや弱さとして理解してあげること。
ステップ4
感謝できることを書き出す
ステップ5
感謝の言葉を復唱する
ステップ6
謝りたいことを書き出す
ステップ7
学んだことを書き出す
「その人とどのように接すればよかったのか?」
「今後その人のような人が自分の目の前に現れたら、どのように接すると良いか?」
ステップ8
宣言する
・〇〇さん、私は私自身の自由のために、あなたを許します
・〇〇さん、私は私自身の幸せのために、あなたを許します
、〇〇さん、私は私自身の安らぎのために、あなたを許します
許すことをあなたはすることで、被害者であり続けることをやめ、自分の人生の責任を自分の手に取り戻せるのです。
心の中で不満ばかり抱いていると、その心を映し出すように、ますます不満をいたくなるような人生になってきます。私たちの人生における現実は、まるで鏡のように、私たちの心を映し出しているのです。心の中で誰かを強く責め続けて生きていると、自分もまた責められる経験を繰り返すことになりますし、他の人の幸せを喜ぶような気持ちで生きていると、自分もまた幸せな出来事に恵まれます。このように人生においては、自分の心の波長にあった出来事が起きてくるわけです。
自らの人生に起きていることを見ることによって、自分の心の有り様を推察することができ、それによって自らを変えるためのヒントを探っていけるわけです。 -
前半は実話をもとにしたという物語、後半はその解説という構成。恋愛や仕事は本人の意思次第で遠ざけることもできるかもしれないが、生まれてきた以上親という存在は嫌でも切り離すことができないと思う。自分は恵まれたことに家族ととても良い関係を築けているけれど、それでも読んでいて涙が出た。
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ブリブリバリバリの自己啓発本です。まず読む方向性の本ではないのですが何故か手に取ってしまいました。
自分が変わる事によって全てが変化していく。分かります、そういう事ってありますね。外的要因かと思っていた事が実は自分に内在していたものが原因だったという事。
素直になって問い掛ける事によって、それまで在った問題自体が氷解して人間関係の澱が洗い流されていく。とてもよく分かります。
でもどうしても頷けないのが、子供が苛められている事も親の人間関係の鏡であるという事。そんなに単純なものではないし、そこまでいくとオカルトじゃないかと思います。
自分が子供だとして、そういう考え方で見られているとしたらとても苦痛です。
この本を読んで思い込みの激しい親がいたとして、子供が苛められているのに気付いた時が怖い。想像するとどんな思考に転がっていくのかおっかないです。正直ホラーな想像になりそうです。
実際に自分が直面しているものについての考察についてはとても頷けたし、ちょっと涙ぐんだりしました。でも全体的には受け入れられない部分もあった。という感じです。 -
評価:3.6
自分の考えは、少なからずどこか相手の考えにも影響を与えるのかもしれないと感じた。
生きていく上でこの考え方は非常に役に立つと思う。 -
読んだ人の9割が涙するという本。
例外なく私も鳥肌が立ち、涙が出てしまった。
人生において、問題は自分に何かを気づかせてくれるものであり、今の自分ならできると思ってふりかかってくる。
この本と出会ったのも、今までの人生では関わるはずのない人と関わってこの本を知り、書店で探して、書店では見つからず、楽天で取り寄せたのだが、
この行程さえ、自分を映し出しているとおもう。
勇気と行動力さえあれば人生よりよりものとなる。
鏡の法則。人生とは自分の心を映し出す鏡である。
著者プロフィール
野口嘉則の作品






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