コーヒーが冷めないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 6345
レビュー : 726
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135070

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに小説でグッときた。舞台も登場人物も狭いですが、それが逆に分かりやすい構成になっていました。
    基本悲しいストーリーやけど、いつも最後にかすかな光を残して終わるので、読後感もいいです。

  • ★SIST読書感想文大賞2019 推薦図書★ 推薦者コメント
    過去に戻れると噂のある喫茶店で起こる物語。人生を悔いのないように生きようと思える一冊。4作品短編集。

    【所在・貸出状況を見る】
    https://sistlb.sist.ac.jp/opac/home/result/ja?q=9784763135070&target=l

  • 2019.07.ある喫茶店のある席は,コーヒーが冷めない間だけ過去に行けることができた.ただし,過去は変えられない,席から離れることはできない,会えるのは過去にその喫茶店に訪れたことのある人だけなどの細かいルールがあった.恋人が仕事でアメリカに行ってしまう前に話をしたい二美子の話.アルツハイマー病の夫が病気になる前に会いに行く高竹の話.実家の老舗旅館の若女将をしていた妹が交通事故で亡くなったため会いに行くと,姉と一緒に旅館をすることが夢だったことが分かり実家に帰る平井の話.元々心臓が悪く,子どもを産むと体が持たないだろうと言われていた,その喫茶店の計が未来の自分の子どもに会いに行く話の四話構成.軽く読めていいが,期待したほどの内容ではなかった.

  • 一度だけ過去や未来に行くことができるなら、自分なら「いつ」に行って、「誰」に会いたいかなと考えながら読みました。答えは、読み終わった今でも出ていません。

  • 感動する小説が読みたかったため。

    請求記号:913.6/Ka92

  • 現実は変えられないけど、過去や未来に戻ることの意味とは?
    それは、4つの物語、それぞれで主人公の心境の変化があったこと。
    モノゴトは捉え方次第でプラスにもマイナスにも働く。
    だったら、プラスに働くように日々過ごしたいなと思った。

  •  賞を受賞し、映画になったからかな。
     
     物語の筋道としては良かったのだけれど、最後まで読み進めると中途半端な感じがしてしまう。
     
     いろいろと伏線をちりばめすぎて回収し忘れがいくつかあるような気がする。 残念 物足りない

  • うん、なるほど。タイムスリップものですか。
    コーヒーの冷めないうちに、っていう時間設定はにくいね。
    『ツナグ』とテイストが似てる。今回は喫茶店だけど。
    ある章の主人公は、夫が『“音もなく、じわりじわりと“大事な思い出を忘れていく』ことと向き合う。言い当て妙だな。何にでも言えるセリフだ。
    その恐怖、苦しさは、本人だけのもので、周りにその気持ちがわかりなんかしない。だけどその切ない痛みが、上手く表現されてる、と思う。

    うーん、なんだろ、一章100ページ前後あるのに読んだ、読み切った!って達成感がわかない。。。プロット感、というか。
    でも感情の動きや事情はとにかくつめこんである。ときどき別れの一瞬になって場面が急展開するものも。別いいけど情報過多では?ってなってしまって野暮に感じちゃう。

    設定としてステキ。…けど、もうちょいその上が欲しい、というか。。なので次回に期待して星三つ。

  • 2019/07/12

  • 映画化される前に買って途中まで読んで放置していたのですが(短編集だとありがち。、)

    映画を観たくなったので、その前に読了。
    とはいえ、3話まで原作読んで、映画観て、4話目の原作読んで終わり。
    という、何だか自らこんがらがるような読み方をしてしまいました。(^_^;)

    というのも、3話目までは、ほぼ忠実に実写化されているのですが、映画の方では4話目がオリジナル。
    だったので、原作の4話目を読んだ時に、タイトル同じなのに設定が全然違うので、あれあれ?と思ってしまった。

    こんな時系列で読む人は、あまり居ないと思うので、それは置いといて。。

    『その喫茶店のある席に座ってコーヒーを飲むと過去に戻れる』

    なんていう都市伝説。
    亡くなった人と会えたり、、過去に戻って未来を変える!!

    という、よくあるテーマとはまた一風違っている。
    都市伝説だけど、派手さは無くて、日常に溶け込んでしまいそうになるくらい自然な流れの喫茶店の雰囲気で。。
    起きてしまった現実は変わらないけど、心を変える事は出来る。

    過去に戻ることで、その変わるキッカケを手に入れた人達のお話。

    非現実的なのに、どこか現実的。

    そんな喫茶店があったら私も訪れてみたいな。

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著者プロフィール

川口 俊和(かわぐち としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。『コーヒーが冷めないうちに』で小説家デビュー。続編として『この嘘がばれないうちに』が刊行され、最新刊『思い出が消えないうちに』も2018年9月19日に発売。
『コーヒーが冷めないうちに』はヒット作となり本屋大賞にもノミネート。映画化され2018年9月21日に公開。

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