コーヒーが冷めないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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レビュー : 726
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135070

感想・レビュー・書評

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  • 過去は変わらなくても、過去の事を知って自分が変われるというのは良いと思う。
    ただ話自体は特に感動するようなものは無かったかな。
    あと話の内容とは関係ないですが、店の登場人物の名前が似ていて読みにくかったです。

  • 学生の頃に読んでいたら感動していたかも。
    40を越えた私には、エピソードも文章もあまりはまらなかった。
    話題なので図書館で順番待ちをして読んだが、いまいち。
    店内の細かな描写などが多くて、はじめの部分でまず挫折しそうだったがなんとか最後まで読んだ。
    小5の娘はとても感動して涙を流しながら一気に読破し、中1の娘は初めの10数ページで脱落。

  • 2回ほど、泣きました。
    過去に戻っても現実は変えられない。
    だからと言って意味がないわけではない。
    心持ちは変えられるから。
    あの時あの人に伝えたかったことを伝えれたら、
    そしてその返事を聞けたなら、
    確かに今の自分と、その過去に行った自分のでは
    心持ちが違うだろうなあと、想像しました。

  • 4回泣くところ探したが、4回ポカ〜んとするだけだった。

  • 【ルール】
    1.この喫茶店を訪れたことのない人には会えない
    2.現実は変わらない
    3.過去に戻れるのはあの席に座ったときだけ
    4.席を立てば現実に戻ってしまう
    5.制限時間はコーヒーが冷めるまで

    >死者に会いにいくときは制限時間前に
    アラームが鳴るマドラーを入れてもらえる
    >席の女を無理矢理どかそうとすると呪われる
    >数が席の女に「お代わりいかがですか?」と聞いたら、
    女は必ずそのコーヒーを飲み干し「お願いします」と
    言わなければならない
    >席の女は1日に1度だけトイレに行く
    >席の女は一気に大量のコーヒーを飲むと尿意が近くなる

    【ストーリー】
    1.カップル
    恋人に振られた女が別れ話した日に戻る
    2.夫婦
    若年性認知症を発症した夫が妻にあてた手紙を貰いに
    妻が過去に戻る
    3.姉妹
    亡くなった妹に会いに姉が過去に戻る
    4.親子
    出産と引き換えに命を失うであろう未来を思い、
    娘に会いに未来に行く母(喫茶店オーナーの妻)

    記憶を失うことを、その人格の死と捉えると、
    3/4も命が消えることを題材にしていることになる。


    【感想】
    設定がちぐはぐすぎる。
    過去に戻っても今いる世界線の未来は変わらない、
    という話かと思えば
    過去に戻った人間はその記憶を保持したまま
    未来を生きていく。
    それって過去の出来事によって
    現実への変化もたらしてるよね?という。
    もう都合よく話が組み立てられてて、
    ただただ感情に訴えかけて
    感動ストーリーを作っている、そういった印象。

    過去でどんなことがあっても未来は変わらない、
    だから未来から来た人がその場の誰かを殺そうとしても
    その人が未来で健康に生きているのであれば
    その人絶対に助かる、
    現実は絶対に変わらない、とか。

    仮に助かったとしても、
    殺されそうになった記憶や
    それを目撃した人たちの記憶・気持ちは?
    もしそこで起こった事象の記憶そのものが
    なきものとして扱われる、設定ならまだしも、
    最後計が未来に行ったとき、
    未来で生きていた人たちは過去の事象を記憶しているし。

    若年性アルツハイマーの夫から手紙を受け取って
    そのまま持ち帰ってくる妻、
    じゃあ現在夫の鞄に入ってる手紙はなに?とか、
    妹が亡くなる日に戻ってきた平井は
    本来なら妹は姉に会えず手紙を書くはずだった、
    その手紙は?その手紙が書かれないとすれば
    未来から来た平井の手にある手紙は
    どうやって書かれたものになるの?とか、
    もうぐっだぐだすぎる。


    そして計とミキのストーリー。
    元々心臓が弱く、
    妊娠・出産は命と引き換えになると
    想像できる状態で避妊をしてこなかった、って。
    母なしで生きていかなければならない、
    自身が父からの遺伝的に心臓が弱い
    =生まれてくる子供にも疾患があるかもしれない、
    そういったリスクへの配慮なし?
    あまりにも身勝手〜
    大人の取る行動とは到底思えない、思慮に欠けすぎ。


    ほかの登場人物のキャラクターも、
    高校時代に独学で6ヶ国語マスターし
    早稲田主席卒の30手前のバリキャリが
    こんな頭悪く感情だけで突っ走るとかある?
    ってほど物事の思考がかなり稚拙。
    しかもそれだけバリキャリなら収入も十分あるわけで、
    アメリカ行くのなんて大したことないはずなのに
    アメリカから戻る彼をひたすら待つ、とか。
    まともに妹の話聞きもせず
    人の意見も聞き入れず好き勝手に生きる三十路の姉とか。


    なかなか読み進めるのがキツい小説だった。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00260230

  • 泣いた。

  • 泣きました。自分ならいつに戻りたいかな…。

  • ずいぶん前に、書店で夫が「この本話題になってて気になってるんだよね」と言ったので買っておいた。

    そう言われると私も気になって、夫がなかなか読まないので先に読んでしまった。

    帯に「4回泣けます」と書いてあるけど、私は1回。夫婦の話にはグッときた。

    全体的にはどれも良い話ではあるものの、なんとなく先が予測できてしまった。
    また、過去にいるはずの自分の存在にまったく触れられていないことに、ちょっとモヤモヤ。
    読みごたえも、私には足りないなぁ。

  • 著者の川口氏は、本書の巻末のプロフィールによれば、大阪出身の元脚本家兼演出家だ。あるラジオ番組でゲストとして出演し、この「コーヒーが冷めないうちに」について語ってインタビューを受けておられたのを聞いたことがある。

    この本には4つの話が収められているが、これらの話が演劇として演じられていたところ、出版社の編集者がたまたま見に来ていて、「出版しないか」というオファーをうけたようだ。

    だけども川口氏の筆は全く進まず、途中おっぽり出して姿をくらましてしまったと白状していた。それからしばらくして、「やっぱり本にしたい」と思い、数年たってから恐る恐る編集者に連絡をし、「まだ本にすることはできるか」尋ねたところ、「待っていましたよ」という編集者の言葉が返ってきて、そうして本書を完成することができたというようなことを語られていたと記憶する。

    本になるまでに随分苦しまれたようだけれども、自分としては、今回読んでみて「さすが脚本家兼演出家だな」という印象をもった。ストーリーが明確に映像として伝わってくる。

    それに登場人物のファッションの組み合わせや色のコーディネイトにまでこだわりが見られるあたり、演出家の書いた物語だなと感じる。

    4つの話とは、「恋人」「夫婦」「姉妹」「親子」で、それぞれの関係の二人が織りなす人間ドラマだった。

    とある喫茶店の特定のシートに座ることで、決められたルールを守ることによりタイムトラベルができるというミステリアスな設定なのだが、読後感はミステリーというよりも「愛情の物語」というような感じだ。

    映画では「4回泣ける」というのがキャッチフレーズだったようだが、少なくとも自分は、最後の「親子」では涙腺が決壊したことを白状しておきたい。

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著者プロフィール

川口 俊和(かわぐち としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。『コーヒーが冷めないうちに』で小説家デビュー。続編として『この嘘がばれないうちに』が刊行され、最新刊『思い出が消えないうちに』も2018年9月19日に発売。
『コーヒーが冷めないうちに』はヒット作となり本屋大賞にもノミネート。映画化され2018年9月21日に公開。

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