臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135117

感想・レビュー・書評

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  • 心が弱った時に読むと泣きます。

    さらっと読めるけど面白い。

  • 臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

    1)丹田に意識を向け、ライトボールをイメージし、その中で呼吸を深くする。
    2)選択するときに、わくわくするほうを選ぶ
    3)ライフシナリオを書いて、その主人公のキャラクターになりきる。
    ライフログラインをつくる。端的に自分の人生を言い表す1行。「親に捨てられ孤児院で育ち貧乏だったけれど、デザイナーとして成功し、女性の自立に貢献した人生」「英雄になって、自分に自信を持って楽しいライフ」そう思うときに感じる居心地の悪さをキャラになりきることで打ち破ることができる。演じている役になりきり、行動をかえる。

    4)感情を色と形にして手放す。形、色、重さを具体的にイメージし、体から切り離す。
    5)独自の才能、ソウルビジネスを見つける。そのためにはわくわくすることを選んでいくこと。
    6)醜い、臆病な自分も含めてどんな自分も認め承認する。
    7)どんな人物、出来事もありのままを受け止める。嫌いな人、苦手な人は切り離した自分をとりもどすチャンス。
    すべての目の前の人、出来事が、自分の鏡である。

    この世に起こるすべての現実は、思考が先にある。最も考えたことが現実になる。
    感情が現実を映し出す。

    ビジョンの絵を描いて、脳に焼き付けることは、想いを現実化するのに有効。
    ビジョンの視覚化。脳にインプットされ、現実として現れやすくなる。

    嫉妬とは、その相手が受け取ってるものを自分も手に入れられるという合図。
    そのことを信じない者が、嫉妬にかられて醜い行動にはしる。
    嫉妬という感情が悪いのではない。嫉妬に振り回されて起こす行動がいけない。

    生きる醍醐味は、守りたいもののために死んでいく覚悟をすることだ。

    自分を好きになるとは、ハッピーな毎日を過ごすもっとも簡単でパワフルな方法である。

    瞑想をすると直感力が冴え、集中力がふえる。
    呼吸に意識を戻すことで今、ここにいる状態に意識を戻す。

    思いを変えるのも、行動を起こすのも、必要なのは勇気。それは誰からも与えられず、自分自身で与えるしかない。

  • ブルーの髪の毛と瞳を持ち、父親やクラスメイトから「バケモノ」と呼ばれた、いじめられっこでおじくそ(臆病者)の少年キラが、不思議な冒険を通じて勇者になっていくストーリー。

    中身は、ヨガの呼吸法や瞑想、アドラー心理学、引き寄せの法則、ワンネスの考え方、チャクラの要素などなど、様々な心理学的アプローチを織り交ぜており、すごく上手に分かりやすくまとめられている。

    逆に言えば、すべて承知の内容だったので、真新しさはないのだけど、小難しい本と比べると断然分かりやすく、すっと心に入ってきやすいのではと思う。

    ブルーの髪の毛という設定、葉山という設定が好き。
    英語表記されている「MINAMOTO, TANDEN,HARA,tamashii,IMA“KOKO”」もいいなって思う。

    赤(恐)
    丹田に意識を向けて、ライトボールをイメージし、その中で呼吸を深くする。呼吸法によるリラックス効果。

    オレンジ(寂)
    わくわくする、体が軽くなる道を選択する。損得勘定や周りに合わせるのではなく、自分のワクワク羅針盤を作動させる。

    黄(怒)
    役者が役作りをするように、自分が目標とする役を先に演じ成りきる。勇者ならどんな選択をするか、どんな発言をするか。ライフシナリオを書き、その主人公に成りきる。そうして周波数を先取りする。

    緑(妬)
    感情が先(フィルム)で、現実がそれを映し出している(映写機)。時差があるので気付きにくい。
    嫉妬など、どんな感情も中立な周波数、エネルギーであり、ポジティブでもネガティブでもない。色と形で硬さ重さをつけて頭の中でイメージして手放すとそれらから解放される。
    感情が形にならない時は、3つの中の何かが起きているサイン。
    ①感情を嫌っているとき
    ②その感情を感じる自分を裁いているとき
    ③その感情が現実の出来事のせいだと思っているとき

    青(哀)
    誰もがその人にしかない独自の才能、ソウルビジネスをMINAMOTOから授かって生まれてきている。ソウルビジネスが仕事になる人もいれば、仕事にならなくても趣味になる人もいる。ソウルビジネスはtamashiiの表現。
    自分だけのソウルビジネスを生きることで人生は生きがいに満ちたものになる。
    足りないものを補い合って「一人ひとり」が「ひとつ」になる。

    紺(我)
    Do(行動)よりBe(あり方)が先。
    自分はダメだという前提で物事にトライするのか、自分はできると信じてチャレンジするのか、前提が違うだけで、結果が大きく違ってくる。
    どんな自分にもOKを出す。全肯定してみる。

    紫(空)
    目の前にあらわれる、どんな人物も自分を映し出す鏡。嫌いな人、苦手な人があらわれたときは、切り離した自分の部分を取り戻すチャンス。赦しは最強のパワー。目の前の相手を赦したとき、自分のその部分も赦され戻ってくる。
    どんな出来事、どんな人物もありのままを受け止めてみる。すべては「ひとつ」から成り立っている。愛を感じるために、分離しているだけなのだと気付く。

  • 【不変】
    小説??

    メンターが人として素晴らしいことを教える。
    よくあるパターンです。

    しかし、こういうパターンを何回も経験している間に変わってくるのでしょう。おそらく。。。

    『夢をかなえるゾウ』が笑いを取り入れたかたちでしたが、他にもいろいろなかたちで、つくれそうです。

  • 言われてることは、自己啓発本などでよくあるようなこと。でも、わかりやすい文章なので、実践してみようかなって気持ちになります。私にとっては、いいタイミングで読むことができて、よかった本でしたけど、もし10代の頃に読めてたら、どうだったかなぁなんて思ったりもしました。

  • 青い髪のキラと、スポーツ万能なリクが、共に勇者になろうとする物語に。

    よくある啓発本を、上手く物語に落とし込んでいる。

  • 久々に夢中になれる読書が出来ました。

    本屋でレジを済ませた後にたまたま目に飛び込んできた本です。
    帯の「自分には無理…」自分を変えたい人は読んでください。と、タイトルの「臆病な」というのに惹かれて読みはじめました。
    自己啓発本は時々読むので、まぁ真新しい事は書いてないんだろうなぁ〜なんて思いながら読みはじめました。ですが、一気に「はじまり」の40P弱を読み切ってしまい、本屋でそこまで夢中になるのは久々で、感激しました。
    購入は迷いました。ちょっと高いなぁと思って。調べたら図書館にも蔵書があり借りようか迷いました。が、線が引けないし手元に置いておけないし‥、積読沢山あるし本の山だしなと‥。悩みに悩み一時間弱悩んで購入しました。
    結果、購入して良かったです。(*ノω・*)テヘ

    これを買う少し前に、自己啓発本を買ってました。中身は、説教臭く、言葉がキツく、正義を振りかざして責めてくる様な、柔らかさがない本です。読むとどうしても心がザワついてイライラが込み上げてきてしままった事を思い出し、ちょっと抵抗があったのです。
    てすがこの本の中身は、児童書のような自己啓発本で読みやすく柔らかい。少し前に買った自己啓発本もそうですが、小説など、今まで難しい大人向けの本を読んでたんだなぁと思いました。児童書もいいものだなと思いました。
    これはすーっと入ってきました。それに、リクとキラ、エリカがいたからだと思います。完璧じゃない人の表現は有り難かった。答えだけ見せられても、響かないんだと思いました。

    教えは教えで有り難いのですが、その前後に発している言葉が良かった。共感しやすく、入ってきやすい。
    夢をかなえるゾウと似てるかも?なんて思いました。けど私はコッチの方が好きかも。なんとなく、少年だからじゃないかなと思います。純粋だとスっと思えるからかな。

  • チャクラと同じ色の玉ですね
    ドキドキ、ワクワク、はらはらしながら
    あっという間に読み終わりました。

    キラとリク
    だけじゃなくって、皆にすてきな未来が
    あることを再認識させてくれました☆

  • 2016/9/12

    913.6||オウ (3階日本の小説類)

    青い髪に生まれた少年キラは、どうやってコンプレックスを克服して一歩を踏み出すことができたのか。
    壮大な世界観とともに描かれる、新しい自分に生まれ変わる「心」のつくり方。
    自分を変えたい人は読んでください!!

  • 原作読んだことないけどブレイブストーリーっぽいなって思った。自分も他の人とは違うコンプレックス持ってるから共感できたけど、俺はそれを肯定出来そうにないなー。けど、それのお陰で、人に優しくしようって思えたり、人を喜ばせたいなって思えたり、人の気持ちを考えようとするようになったのは事実だけどね。

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著者プロフィール

作家。演出家。脚本家。小説家。徳島県阿南市出身。立教大学卒業後、女優を志すも挫折。シナリオライター松本功に師事し脚本家に転身。日本放送作家協会主催、NHK後援、創作テレビドラマ脚本懸賞に「妖精の詩が聞こえる」で佳作入賞。テレビドラマ「カラマーゾフの兄弟」「女帝」「ストロベリーナイト」「正義の味方」「特命係長 只野仁」「トイレの神様」「佐賀のがばいばぁちゃん」を手掛ける。

「2019年 『虹の翼のミライ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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