血流がすべて解決する

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 834
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763135360

感想・レビュー・書評

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  • 心と体のすべての悩みの原因は「血流」にある。

    出雲大社の門前で大正時代から続く老舗漢方薬局の四代目・堀江昭佳さんは、婦人科系の分野を専門とし、日々大勢の女性の相談を受けている方。
    地元だけでなく日本全国から、時にはるばる海外から堀江さんを訪ねてやって来る、というから驚きだ。

    「血流をよくする」というと「血液サラサラ」を思い浮かべる人も多いだろう。
    けれど堀江さん曰く、血流が悪い女性の多くは血不足が原因。
    いくら頑張って血をサラサラにしても、肝心な血の量そのものが足りなければ、血は流れず血流改善の効果は実感できない。
    目指すは「血液サラサラ」でなく「血流たっぷり」。

    血流をよくする要素として①つくる②増やす③流すが大事。
    漢方の体質で見ると①血がつくれない→気虚体質②血が足りない→血虚体質③血が流れない→気滞・瘀血体質。
    この血流を悪くしている三つの体質を順番に解決していくと血流がよくなることはもちろん、体質そのものの改善にもつながる。

    ①気虚の改善:朝、きちんとお腹がすいていること→胃腸を丈夫にする、食事の改善。
    夕食を控えめにして小腹がすいた位で眠ること。その際お腹が鳴ることが目安。
    お腹が鳴るのはお腹がすいた、のではなく、実はお腹を掃除中の合図。
    空腹の時間がないと胃を掃除することはできないので、この空腹時間がとても大事。
    寝ている間に胃も休ませることが大事。
    そして朝食はしっかりお腹をすかせて食べること。
    この他、タンパク質不足に注意。よくかんでゆっくり食べる。腹筋を鍛えて内臓を正しい位置に戻すことも胃腸の動きを整えて血をつくるためにとても効果的。

    ②血虚の改善:ぐっすり眠り、朝すっきり起きられるようになること→睡眠改善。
    夜23時までに眠ること、朝日を7時までに浴びること等、生活リズムが大切。
    寝る前に完全呼吸で睡眠の質を高める(リラックス効果)こともポイント。

    ③気滞・瘀血の改善:静脈の血流をよくすることが鍵→ふくらはぎを鍛え、足のむくみをとる。
    もも上げウォーク・かかと上げ下げ運動・丹田呼吸法・足握手ストレッチ・ふくらはぎ付近にある「三陰交」「血海」のツボ押し等が効果的。

    以上の三点に気を付ければ、心も体も本来の自分らしさを取り戻せる。

    また更年期のトラブルにも血を補うことは非常に大きな効果を発揮するというが、その症状を改善するのに最も適した食材は"味噌"らしい。
    同じく大豆製品の豆腐や豆乳は血を補う働きはなく、味噌だけが血を補うなんて初めて知った。
    アンチエイジングで有名なコラーゲンも血流でつくられ、髪の毛は「血のあまり」といわらるらしい。

    つまり女性にとって血流はとても大事で、表題にある通り「血流がすべて解決する」ということになる訳だ。
    知人から紹介されたこの本を参考にして、体質改善がんばります!

  • 漢方薬剤師が、女性向きに薬ではなく生活習慣で血液たっぷり血流をよくする方法がまとめられている。
    血液ドロドロをサラサラにするのは、どちらかというと男性向けの話。
    女性にとって大事なのは、何より「血流たっぷり」であることが、健康と精神の安定の秘訣。

    ヨガにリンパマッサージにサプリメントに色々気を遣っても虚弱体質が改善できなかったのは、そもそも私には血液が足りてなかった。血液不足(気虚体質)だから流れが滞っていて心身の不調が続いていた。

    血流の働き
    ①水分を保つ
    ②酸素、栄養、ホルモンを運んで届ける
    ③老廃物、二酸化炭素を回収する
    ④体温を維持する
    ⑤免疫力の維持

    血流が悪いと、
    ⑴水分のバランスは悪くなるため、むくむ。
    ⑵酸素が届かずエネルギーを燃やせないために、太る。
    ⑶老廃物が回収されずたまるので、肩が凝り、だるい。
    ⑷熱が足りないために、冷える。
    ⑸免疫力が下がるので、病気がち。

    漢方でいう女性の体質と改善する際の順番
    ❶血が作れない→『気虚体質』→血をつくる!
    ❷血が足りない→『血虚体質』→血を増やす!
    ❸血が流れない→『気滞 瘀血(おけつ)体質』→血を流す!

    ❶血を作る!
    ・空腹にして胃腸を休める。(夕食断食)
    ・鉄分と良質なタンパク質、バランスの良い食生活。
    ・鶏肉のすすめ
    ・内臓下垂解消30秒ドローイン(背筋を伸ばしてまっすぐ立つ→腹式呼吸で息を吸う→おしりをキュッと締める→お腹がぺしゃんこになるように吐き切る→お腹をへこませた状態を30秒キープする(自然呼吸で))

    ❷血を増やす!
    ・23時までに寝る。(血が足りないと夢を見る)
    ・朝日を浴びて体内時計をリセットする
    ・寝る前の完全呼吸(息を吐き切る→鼻から息を吸う(腹式+胸式)→息を止めておしりをキュッと締める→口からゆっくり吐き切る→これを3セット繰り返す) 

    ❸血を流す!(特に静脈の流れ)
    ・第二の心臓、ふくらはぎを鍛える
    ・かんたん丹田呼吸法(息を吐くときは、横隔膜のところから上体を少し前に倒す。→息を吸うときは、上体を起こす→呼吸は鼻で、十回くらい行う)でむくみ改善
    ・足を温め、「三陰交」「血海」を揉む。

    • nekoya312さん
      素晴らしいまとめ!再読したくなりました!ありがとうございます。
      素晴らしいまとめ!再読したくなりました!ありがとうございます。
      2017/03/28
  • 本屋さんを散歩してて出逢った本。
    漢方の薬剤師さんが、心身の不調の解消を教えてくれます。

    血液サラサラにしても、血流はよくなりません。

    て、ちょっと衝撃。

    東洋医学の智慧と、現代医学の検証で、
    非常に納得させられました。

    具体的な病名がつくわけじゃないけど不調。
    検査値は問題ないけどなんだか不定愁訴。
    そういう、未病の解消として、
    少し生活を変えてみよう、との提案です。

    人生の中の4カ月。自分を労わってみようと思いました。
    元気いっぱいです!と、言い切れない全ての女性に
    おすすめします。

  • 血流の本、三部作の三冊目から読んだので、一冊目も読もうと手に取りました。
    「女性の体は血が基本」であり、血を作り、増やし、流すために必要なことは何かがわかります。
    睡眠については、23時までに寝たらなぜいいのかという理由に納得。できれば早く寝たいくらいに思っていましたが、早く寝なければ!と意識が変わりました。
    食べ物についても、タンパク質が足りない低タンパク血症になると免疫力も低下し、感染症が増えるそうです。
    体が変わると心も変わる、そのことを多くの女性に伝えたいという著者の信念が伝わってきて感動しました。

  • 血が足りないんだ!メカラウロコ。
    まず、つくって、それから増やして、そして流す。
    鶏肉食べよう、、
    運動もしよう、、
    23時までに寝よう、、

  • ・血流をよくする時間:4か月
    ・作れない、足りない、流れない
    ・朝食をとる
    ・空腹
    ・夕飯を1週間抜いてみる
    ・パンよりご飯
    ・旬の野菜
    ・鶏肉を食べる
    ・早食いをやめ、よく噛む
    ・インナーマッスルを鍛える
    ・23時までに眠る
    ・朝日を7時までに5分浴びる
    早速やってみよう

  • 23時までに寝ようと思っても、血が足りない人はなかなか寝つけません。血が不足していると、昼間はだるく横になって眠りたくなってしまうのにもかかわらず、夜になると眠れなくなってしまうのです。目が冴えて眠れないというわけではなく、疲れているのに眠れなかったり、寝ても熟睡できずに途中で何度も起きたりしてしまう。
    老廃物を出す大掃除ができて初めて、脳は元気に活動することができます。脳の掃除は熟睡している間にしかできません、そして、回収された老廃物は血流によって脳の外へと運び出されるのです。


    確固たる意志をもちたい。
    自分に自信をもって輝きたい。
    いつも穏やかな心でいたい。

    そんなときは、まず血流から見つめ直してほしいのです。

    相談に来てくれる方の体調がよくなっていくにつれ、心の状態もよくなっていったことに気がつきました。

    血がつくれないと、やる気や元気が失われます(気虚)。
    血が足りないと、不安になり、自信をなくします(血虚)。
    血が流れないと、イライラし、気持ちが不安定になります(気滞 瘀血)。

    体が生み出す生理的な変化こそ、感情に影響を与えています。
    血流が悪くなれば、マイナスの感情を生み出します。
    血流をよくすれば、プラスの感情を生み出します。

    あなたの心の束縛から自由にしてあげましょう。

  • 折に触れて読み返そう。

  • 本から優しい人柄がにじみ出ていました。
    一貫して血流のお話で、迷いなくスッキリと読めました。とても分かりやすく、実践しやすい素晴らしい本です。たくさんの女性に読んで欲しい一冊!

  • 私は重度の冷え性で、血圧は50〜90の低血圧。会社に行くのもメンタル的に辛いことが多くて悩んでいます。最近は美肌と、ダイエットに関心があったので、温活を始めよう!とインスタグラムで情報収集していた時に、この本の存在を知りました。

    タイトル通り、血流を改善することで、心身ともに健康的になることが書かれています。生理と海と月の話は興味深く、ルナルナとかラルーンが「月」モチーフなのも、単に月のものという意味ではないのかなと思ったりしました。

    血流改善には、本を読むだけではダメで、実行あるのみです。血に対して意識したことがなかったけれど、今後は気にして、メンタル面も改善したいと思います。血にまつわるいろいろな話が勉強になりました。

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著者プロフィール

漢方薬剤師/不妊カウンセラー/有限会社堀江薬局代表/一般社団法人日本漢方薬膳協代表理事
1974年生まれ、出雲市出身。出雲大社参道で90年以上続く老舗漢方薬局の4代目。
薬学部を卒業後、薬剤師となったのち対症療法中心の西洋医学とは違う、東洋医学・漢方の根本療法に魅力を感じ、方向転換する。本場中国の漢方医から学ぶ中、不妊に悩む友人の相談を受けたところ、漢方で妊娠したことに感動し、婦人科系の分野、なかでも不妊症を専門とするようになる。
体の不調の解消だけではなく、本人の抱えている常識や執着といった束縛からの「心の解放」を終着点としている唯一の漢方薬剤師。
血流を中心にすえた西洋医学、漢方医学、心理学の3つの視点からの総合的なアプローチは評判を呼び、自身の薬局で扱ってきた不妊、うつ、ダイエット、自律神経失調症など心と体の悩みは5万件を超える。地元島根はもとより全国、海外からも相談があり予約がいっぱいの状態が続いている。
また、日本漢方薬膳協会の代表理事にも就任し、広く漢方薬膳の知識を広め、より多くの女性にしあわせと笑顔を届けるために奮闘中。

「2019年 『血流がすべて整う暮らし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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