この嘘がばれないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
3.58
  • (62)
  • (117)
  • (130)
  • (25)
  • (9)
本棚登録 : 1226
レビュー : 145
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763136077

作品紹介・あらすじ

愛する人を想う気持ちが生み出した、不器用でやさしい4つの「嘘」。「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。どうしても過去に戻りたい彼らの口には出せない本当の願いとは…?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 前作より好きかもしれない。

    「親子」が1番好きかな。やっぱり母親と息子の関係ってなんか泣ける。
    それに「親友」もかな。これも子供がからんでるし。

    幽霊になってしまった要と、幸せになってはいけないと思い続けた数の関係も。

    これってまだ続くのかな?

  • 「コーヒーが冷めないうちに」続編
    前作で気になって仕方なかった、過去に戻れる席に居るワンピースの女(ユウレイ)の正体が判明しました(^∇^)

    私は前作より続編の方が好きだなぁ〜〜
    そして、"過去に戻ってどんな努力をしても、現実は変わらない"というルールがいっそう切なく感じました。

  • 泣けました。「親子」の会。自分と母親、自分と子供に投影してしまいました。

  • 続編ですね。
    お母さんとお話しできてよかったです。
    そしてお母さんになれること、おめでとうございます

    • へいすけさん
      長く生きてると、ふとあの時に戻って、本心を伝えられたら・・と思うことはあるもんですね
      長く生きてると、ふとあの時に戻って、本心を伝えられたら・・と思うことはあるもんですね
      2017/11/28
  • 前作からの謎がいろいろと解けてスッキリした。
    文体も読みやすく、サラッと読めるけど心を打つお話。

  • 【あらすじ】
    愛する人を思う気持ちが生み出した、
    不器用で優しい4つの「嘘」。

    「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」

    不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。
    どうしても過去に戻りたい彼らの
    口には出せない本当の願いとは……?

    67万部を突破した『コーヒーが冷めないうちに』の7年後を描く、
    期待の新刊がついに発売!

    ・・・・・・

    とある街の、とある喫茶店の
    とある座席には不思議な都市伝説があった
    その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという

    ただし、そこにはめんどくさい……
    非常にめんどくさいルールがあった

    1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない
    2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない
    3.過去に戻れる席には先客がいるその席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
    4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない
    5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ

    めんどくさいルールはこれだけではない
    それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる

    喫茶店の名は、フニクリフニクラ

    あなたなら、これだけのルールを聞かされて
    それでも過去に戻りたいと思いますか?

    この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡。

    第1話 22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話
    第2話 母親の葬儀に出られなかった息子の話
    第3話 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
    第4話 妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話

    あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?

    【感想】

  • 映画館で予告編を見ているうちに読みたくなって図書館に行くと、続編と呼べそうな作品があったので、先にこちらを読むことにしました。

    するすると読み終わって、それでも未だに分からないことがあります。「過去に戻ってどんな努力をしても現実を変えることができないのに、なぜ?」ルールを知りながら登場人物たちは過去に戻るのか。

    その疑問に答えるために、ここでは亡くなった人間に会いに行く人たちも出てくるのだけれど。他の誰かの考えを聞きたくて、人と話したくなるなあと思っていたら、あらあら、もう続きが出版されたのですね。

  • 切ない。伝えたいことは伝えられるうちに伝えなくてはいけない。

  • 切ないのに、心が暖かくなる本。この本のなかに、春を見つけました。

    過去を変えられないと分かっていても。

    “それでも逢いたい”と願わずにはいられないような、そんな人に。

    私も出逢いたい。

  • 【最終レビュー】

    アマゾン・中古本通販(マーケットプレイス)にて入手。

    9月下旬公開予定(映画館鑑賞予定作品・東宝系)映画化原作本~2冊目。

    *公式サイト

    http://coffee-movie.jp/sp/index.html

    奥寺佐渡子さん脚本・塚原あゆ子監督(映画では初監督)

    奥深い空気感の流れは、前作から変わらないものの

    『複雑かつ様々な心情・葛藤』を『それぞれに秘めた』

    〈登場人物一人一人のそれぞれの『心に抱えていた傷』〉

    〈喫茶店でのある空間を通しての『上記からの「ささやかな、心の、前向きな変化」』〉

    男女・世代・あらゆる家族形態、人間関係…関係なく

    それは、至って

    〈誰もが、一度は通っていく『道』〉

    〈こういった想いに浸る『言葉では言い表せない「普遍的要素の数々」』〉

    今作では、これらの点において、特に引き立っている印象が、強く感じられました。

    [ほろ苦さ、せつなさ、後悔、秘めた想い、悲哀、生死、現実と理想との中での苦しみ…]

    静寂な空間の中で、これらの世界観が交錯しながら、少しずつ、前に向かい、光が灯されていく

    《世代を問わない『人間ドラマ』》

    私的にはそう感じ取っています。

    [深淵さが含まれた『心情描写』]

    このシリーズを通して、印象深いものがあったこと。

    これは、映画でしか描かれないなと、そう実感した次第です。

全145件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

川口 俊和(かわぐち としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。『コーヒーが冷めないうちに』で小説家デビュー。続編として『この嘘がばれないうちに』が刊行され、最新刊『思い出が消えないうちに』も2018年9月19日に発売。
『コーヒーが冷めないうちに』はヒット作となり本屋大賞にもノミネート。映画化され2018年9月21日に公開。

この嘘がばれないうちにのその他の作品

この嘘がばれないうちに Kindle版 この嘘がばれないうちに 川口俊和

川口俊和の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

この嘘がばれないうちにを本棚に登録しているひと

ツイートする