この嘘がばれないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
3.62
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本棚登録 : 2587
レビュー : 275
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763136077

作品紹介・あらすじ

愛する人を想う気持ちが生み出した、不器用でやさしい4つの「嘘」。「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。どうしても過去に戻りたい彼らの口には出せない本当の願いとは…?

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは大切な人を亡くした人に是非読んで欲しいと思う。するすると読み易く優しいストーリーに癒される。

    残された人のその後の生き方が亡くなった人の命の意味をつくる。だから幸せになって良い、それが故人が一番望んでいることだということ。心に刻みたい。

  • 恥ずかしながら、1作目を読んだ後、3作目を読んでしまい、今思えばなんとなく時間が飛び過ぎているなと思ったのですが、そうでしたかぁ、2作目飛ばしていたとは!しかし2作目を最後に読んでよかったように思います。2作目では時田数とワンピースの女の謎が解き明かされます。そうかぁ、そうだったのかぁ、、と謎がわかり、感動してシリーズ完結した感じです。同じ設定のストーリーのため、3作ともなると、ややマンネリ的と感じる読者もいるようですが、この順番の読み方は我ながらあっぱれ!と勝手に満足しております。笑 

    2作目はやっぱり何と言っても、時田数の物語と言っても過言ではないかと思います。彼女がようやく呪縛から解き放たれ、自分の幸せを追えるようになっていくエンディングはとても清々しく、ハッピーな気持ちにさせてくれました。

    映画の評判もよさそうですね。是非とも観たいと思います。

    • kanegon69 さん
      mari さん、コメントありがとうございます^ ^

      人生はままなりませんねぇ。でも信じるものを大切にして行けば、きっと大丈夫ですよ^ ^
      ...
      mari さん、コメントありがとうございます^ ^

      人生はままなりませんねぇ。でも信じるものを大切にして行けば、きっと大丈夫ですよ^ ^

      mari さんは mari さんのペースで自由にやって下さい^ ^ 静かに応援しています。

      ではもうすぐパリに行って来ます!
      2019/03/24
  • 前作より好きかもしれない。

    「親子」が1番好きかな。やっぱり母親と息子の関係ってなんか泣ける。
    それに「親友」もかな。これも子供がからんでるし。

    幽霊になってしまった要と、幸せになってはいけないと思い続けた数の関係も。

    これってまだ続くのかな?

  • 誰かの死によって不幸になってしまったら、亡くなった人は遺された人を不幸にするために死んだことになってしまう。だから、遺された人は幸せにならなければならない。幸せになることが亡くなった人の生きた証になるから。

    三話目と四話目で語られるこの内容が印象的でした。

  • 過去に戻ることが出来る喫茶店が舞台のシリーズ作品2作目。
    前作を読んでいなくても特に問題はないですが、やはり前の作品を読んでいる方が雰囲気も登場人物の状況も理解しやすいかもしれません。

    今回は表題通り『嘘』がテーマ。
    どの嘘も悪い嘘が無くて、もうジーンときます。
    大どんでん返しも意外な結末もないのですが、良いエピソードばかりであっという間に読み終えてしまいました。
    最終話の『夫婦』は特に良かった。
    登場人物全てが救われて、それでいて少しだけ明るい未来が待っている感じもして読んでいてじわーっと暖かい気持ちになれました。

    巻末で作者は元々舞台劇出身の方というのを知りました
    成程、この設定はたしかに舞台でも観てみたい!

  • コーヒーが冷めないうちに 続編

    人の悩みや苦しみに寄り添える人物が多く描かれ、前作に引き続き、読んでいて心温まる話が多い。

    残された人が罪意識を持つのではなくて、幸せに生きることが、亡くなった人の命の意味を与える。
    過去に囚われ苦しむよりも、笑顔で生きようと強く考えさせられる。

  • ●読んで得たもの
     生きることの大切さ

    ●感想
     シリーズ2作目。
     「コーヒーが・・・」を読んでおらずこれから読み始めたが、すんなり入れた。
     だからといってそれぞれのストーリーが完全に独立しているかというわけではなく面白い。
     自分が幸せにならないと先に死んだ人の死が無駄になる、という考えがよく伝わってきた。
     シリーズ全部読んでみたい。映画も観てみたい。

    • ♥♥♥さん
      映画のほうが個人的に好きです!
      面白いですよ(๑•̀ω-)و。*
      映画のほうが個人的に好きです!
      面白いですよ(๑•̀ω-)و。*
      2020/05/11
  • 「コーヒーが冷めないうちに」の第2作目。
    第1話 22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話
    第2話 母親の葬儀に出られなかった息子の話
    第3話 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
    第4話 妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話

    「コーヒーが冷めないうちに」は期待しすぎたせいで、あんまり感動しなかった。でも、映画が良かったらしいし、気になってこの2作目も読んでみた。

    感動だった。
    4話とも、死に関係する人々の話。過去・未来に会いに行く人は、愛があるうえの嘘をしたがえて。
    それと、白いワンピースの女の話もある。
    最後に倉田くんの言葉を引っ張るのは余計かな、とも思ったけど、1作目の伏線もあって、本当によかった。

  • 面白味を感じなかった。

  • 今回のテーマは「嘘」。全ての章で泣けるお話。
    夫婦と家族の関係について考えさせられます。
    個人的には、癌で余命半年を言い渡されてる男性の話が印象的だった。
    自分ごとですが、直近で流産をしてしまった方がいて、自分では経験してなかったのでどんな気持ちになるかわからなかった。けれどこの小説を読んでその女性の気持ちや周りの反応などが想像でき、自分だったらこの女性に何をいうか?どう気持ちを切り替えるか?を考えられることができた。

    この本のシリーズは「感謝を表現する」と心に刻むきっかけになります。

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著者プロフィール

川口 俊和(かわぐち としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。『コーヒーが冷めないうちに』で小説家デビュー。続編として『この嘘がばれないうちに』が刊行され、最新刊『思い出が消えないうちに』も2018年9月19日に発売。
『コーヒーが冷めないうちに』はヒット作となり本屋大賞にもノミネート。映画化され2018年9月21日に公開。

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