いきていてこそ

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 14
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763136190

作品紹介・あらすじ

脳性まひとたたかう"声なき詩人"。寝たきりのベッドで紡いだ「心」を呼び覚ます54編。

感想・レビュー・書評

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  • 自己陶酔や知的自慢、感性自慢、表現力自慢、
    一般的な詩にはそんなものが含まれているものが
    多いように思うが、
    この詩集にはそういったものをまったく感じない。

    魂から言葉が出るって、
    こんな感じなのか。

  • ・やってみたいこと
    二本足で歩く
    拍手をする
    ひとりで行きたいところに行く
    ・いけないことをやってみたい
    私がするのは全部意味があることばかり

  • 魂が揺さぶられた。この詩に出会えて、感謝。

    〈本から〉
    とおくのこえ

    とおくにきこえるこえ
    わらっているこえ

    こえだけで
    うれしいきもちが
    つたわってくる

    とおくにいる人から
    うれしさを
    わけてもらった




    あのひあのときのあの人に

    あのひがさいごで
    あのときはもうむかし
    あの人にまだあえると
    ただばくぜんとかんじでいただけ

    どうしてさいごだったと
    きづかなかったのだろう

    あのひは いつもどおりのあたりまえのひ
    いつもどおりにわかれた

    いつもではなかったのだ
    あの人とはもうあえない
    あのときにきづけたなら
    もっとあっておけたら
    もっとあいしていたら

    あのひあのときあの人に




    ありがとうのし


    いつもいっぱい ありがとう

    なかなかいえないけど
    いつも心にあふれてる

    いつもいえないありがとうが
    いきばをうしなって たまっている

    いいたくてもいえない
    ありがとうのかたまりが
    めにみえない力になって
    あなたのしあわせになったら いいのにな





    からっぽのそら

    からっぽのそらに ふでをいれる
    まずはおひさま
    とてもまぶしすぎて つぎにくもをかきだした
    ついついかきすぎて あめになった
    あめのすきまで にじをつけたしてみる
    なかなかいい
    つぎはだいちだ

    からっぽのそらからあめがふり じめんをうるおす
    しょくぶつがめぶく
    そのしょくぶつから むしがはいでる
    むしたちはむれをつくり もりがさかえる
    からっぽだったそらには
    とりたちがはばたき らくえんとなった

    わたしの心のなかで
    からっぽのそらは いくつもえがかれていく

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