Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
- サンマーク出版 (2019年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763137241
感想・レビュー・書評
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オーディブルで購入。上位者になろうとするのではなく、愚か者にならないようにする、というような言葉が印象的だった。「このくらいいいか」と思った愚かな行動を減らすほうが大切なんだろうな。そして、そのほうが難しいんだろうなとも思う。
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一般的な心の持ち方。
自分自身がコントロール出来ることに集中せよ、というのが根底にある。 -
著者はとても理性的な考え方の持ち主で、理性を失いがちな自分には参考にすべき思考は多々あった。
依頼を受けるかどうか5秒で判断するルール、「能力の輪」から外れることには時間を割かない、自分の感情に従わない…なんてのは、日々役立つ考え方。
とはいえ、考え方が自分に馴染むまでは、トレーニングが必要そう。 -
目次を見れば終わりな気もする。
確かにそうだよね〜と言うような金言集的な本だが、どこかの本でも言っているようなことがまとまっている感じ。
何か目新しい発見があったかというと今の自分には?という印象を持った本。 -
良い人生を送るための思考法
簡単にまとめると、最後の方のこの言葉に集約されるかな。
内なる成功とは心の充実さと平静さを手に入れること。
その為に1日1日を最高の1日にしよう!
心の充実はその人その人で変わるので胸に手を当ててみて考えてみます。 -
より良い人生を送るための攻略本といった感じ。
特に「尊厳の輪」の話はSNS時代を生きる現代人にとって響くように感じた。
自分にとっての信念、価値基準を持ち、それを自覚すること。
これが無くては他人に自分が食われる、流される。
これは他者の人生を生きるな、というアドラー心理学のようであったし、
自分の中に毒を持てにある、信念を貫き通す人生の美学にも通ずるものと思った。
人生のヒントは52もあり一読しただけでは全て身になっていない感は否めない。
本書中で書物は2度読みすることで内容の記憶率を10倍にすることが出来るとあって。
本の二週目は正直抵抗があるのだが、試してみて効果の程を実感してみたい。 -
書店のビジネス書コーナーで目に留まり購入。成功哲学というよりも副題の通り「よりよい人生を送るための思考法」が紹介されている。
「なるほど」と思う項目は幾つかあったが説明や参考例が多すぎるのか読み進むにつれ回りくどく感じた。内容自体は興味深いだけに少しもったいない。 -
世界を理解するためのいろいろな思考法がつまった「道具箱」。ストレスを引き起こすような考え方を避けて心を充実させること、それを実現するための具体的ノウハウ。最新の心理学研究やストア主義をはじめとする哲学、投資家の思考に至るまで。
どれもわかりやすく納得できる、バランスのよい、珠玉の言葉ばかり。52個もあるので、週替わりのカレンダーにしたらよさげです。 -
幸せの軸が人との比較にあると、いつまでたっても何をしても幸せを感じることが難しい。自分の中に軸を持ちたいと思った。
あと、自分が何かできると思いすぎて自分に過度な期待をかけすぎているとも気づけた。自分ひとりで出来ることってほとんどないからこそ、周囲を巻き込む力が大事になってくる。
他の本でも聞いたことあるけど、いくつか金言になるようなことを見つけられたので、たまに読書メモだけでも見返して、謙虚にマインドセットし直したいと思った。
これまであまり聞いたことなくて一番印象に残ったのは、能力の輪の話。自分の能力の輪の内側には何があるのか。無理して能力の輪の外にある部分に注力したり、輪を広げようとするのではなく、輪の内側にあることに集中してそれの専門性を高めたほうがよっぽど価値がある。 -
オーディブルで耳読
聞きやすいナレーションだった。
【読書の目的】
人気の本だとは知っていたので、前から気にはなっていた。
オーディブルのコインが余ったのでたまたま。
【感想】
人生をよりよく生きる為にを題材に、52のテーマに沿って著者の考えを述べていく流れの内容。
1テーマごとに、区切られた内容なので再読したい時は、目次からその章だけを読めばよいなと思う。
印象に残った章は、
08必要なテクノロジー以外は持たない
34解決よりも予防をしよう
37読書の仕方を変えてみよう
42世界の不公正さを受け入れよう
【まとめ】
たんたんと、進むので通しで読むと退屈かも。
気が向いた時に、気が向いた章を読む方が良い本だと思った。
積読系の本。 -
この書籍はあとがきを引用すると、
52の思考を大きく3つの考え方を基に提示している。
1.過去40年にわたる心理学研究の成果
2.ストア派の思想
3.投資関連書籍
本書にある「フォーカシング・イリュージョンに惑わされない」はそのまま本書自体へも当てはめた方がよい。
"特定の要素だけを過大評価しないよう、十分な距離を置いて比べてみる"
比べてみる客観的なデータが乏しいと感じてしまう。 -
より良い人生を送る52の思考法が書かれている。全てを実践するのはなかなか困難だと思うので、気に入ったいくつかを意識していければいいんじゃなかろうか。
中には、『嫌われる勇気』で学んだ、アドラー心理学的な思考法に通ずるものが散見されたが、特に言及はなかったので、出発点は違うらしい。
全体を通して、著者の「前向きなニヒリズム」的な考え方を感じた。確かに、我々はあまりに多くのことを重要だと捉えすぎているのかもしれない。
印象に残った思考法を書いておく。
- Fuck You Money(貯蓄はしよう)
- フォーカシング・イリュージョン(それ実はそんな重要じゃないよ)
- 感情は飛んで来ては去っていく鳥
他にも興味深いものは色々あったけど、とりあえずこの辺を意識してみる。 -
「世にあることの5,6%しか本当に考えるべきことではない。」
「悩みは、答えの出ないことを考え続けてることだ。」
等々色々あり、考えさせられる本だったが、個人的には「どうなのかな」と思う内容が多かった。ただ、上であげた悩みの定義もいまいちピンと来ていない。
ただ、考えるいいきっかけになったので、★3で。 -
本書では複雑な人生を生き抜く為の52の思考法が紹介されている。内容としては、よくある自己啓発本に書かれてあることからオリジナリティある文書まで幅広い。参考文献も多様されており、知識としては十分な量である。自身に必要な箇所を見極めて読み進めていくと、良いインプットができるのではないかと思う。
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・良い人生を送るための思考
・どんな人に読んでほしいか
複雑に考え、
リスクを考え、なかなか行動できない人。
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一つ一つは 良いことだとは思います
しかし どこか 既読感?があるのは 何故か?
既に 読んだことがある小話を並べたようなモノだからだろうか? -
わかりやすくしっくりときた。
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最初は面白くてどんどん読み進められたけど、後半は少し前半の繰り返しみたいになっていて、ここまでのページ数はいらないかな、と感じた。
全体的には着眼点など大変面白かった。
少しとっつきにくいテーマも、短い章で、分かりやすい偉人の例などをもとに書かれているので、読みやすい。 -
「モノ」の喜びは消えるが「経験」の喜びは残るとあったが、ひとつのモノを長くメンテナンスしたり、大切にする気持ちでモノに接していくことで愛着がわくことがある。これは「モノ」を「経験」に置き換えることで喜びを増しているということだろうと思った。
「体験している私」と「思い出している私」の二つを区別して考える記述のなかで、私たちは後者を重視してしまうが、本当に充実した人生を送るためには、「現在」をより楽しむべきとあった。「長期的な計画」を立てながら「未来の思い出」より、「いま現在の経験」を存分に楽しむべきということだ。よく考えてみようと思った。
人間の記憶は「ストーリー」としてものごとの因果関係がはっきりしていて、筋が通っているとある。逆に言うと、因果関係を覚える仕組みが脳なのではないだろうか。こう考えると「ストーリー型」で伝えることの大切さが納得できる。 -
現実的に生きようという本。ストレスを減少させるという観点では良いが、夢を与えてくれる本ではない。
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起きた事象は変えられない。
その解釈を、変えることはできる。
このアドラー心理学でも言われていることを
しっかり、マスターしたい。 -
20190915 思考の道具として、言っていることはわかるが具体的に自分の行動に当てはめることが難しそう。何か一つでも肚に落ちれば良いのだが少し時間がかかりそうだ。
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人生で出会う様々な出来事に対して、どのように自分を守るのか。その方法として、気持ちの持ち方のコツを52の章に分けて書かれています。著者が日頃から心がけていることを技術として書かれていますので、抽象的で分かりにくいものではなく、具体的に知り学ぶことができると思います。こんな気持ちになったのはなぜだろうに対する答えが、本書を読めば大概書かれているのではと思います。それだけ大したことで悩んでいないんだということも、皮肉にも知ることができるようにもなっています。
著者が本書を書く上で寄って立つ人々も明確で、ウォーレンバフェット、ダニエルカーネマンといった著名人についても、新たな興味を持つことができました。
ただ、技術的に私が使えると感じたのが前半部分で、後半は中だるみを感じました。52に無理やりしなくてもと感じるところがありました。 -
学術的な根拠や、これまでの歴史上の人物の功績などを元に書かれているため、説得力が凄いある。
まとめ
・偶然の要素の大きさ
これまでやってきたことや、歴史的な出来事も偶然が多く、タイミングは別としても結局は起きていたことである。
・フォーカスイリュージョン
特定の要素だけに意識を集中されると、その要素が人生に与える影響を大きく見積もりすぎてしまう
・能力の輪
ひとつの分野で抜きん出ることが大事、それ以外の分野に対する欠点はどうでもいい
・ピークエンドの法則
記憶に残るのは印象深いピークとその終だけ。それ以外は記憶に残らない
・期待を管理する
なにかをしようとするときには「必然」「願望」「期待」の3つをはっきりと区別する。期待を0から10で評価する。その評価から2点引き、定着させる。 -
生き方に関する懸命な言葉が書かれている。内容はどれも平易で分かりやすいし、多くの人が指摘していることでもある。悩みがちな人、周りとの関係がどうもうまくいかない人にはオススメと思う。結局のところ、禅の考え方は非常に良いということか。
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惑わされず流されず必要以上に頑張りすぎず、自分自身に目を向けてシンプルに生きようと再確認できました