Google×スタンフォード NO FLOP! 失敗できない人の失敗しない技術

  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763137494

作品紹介・あらすじ

(編集中)

感想・レビュー・書評

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  • 新規事業失敗で最も多いのが「コンセプト」に由来するもの。コンセプトが「ライトイット」であることが大事(ロングイットは×」。

    ライトイットを見極めるためには「身銭を切られたフィードバック」を得ることが有効。身銭を切らない「意見」は参考にならない。
    (身銭はお金、時間等、フィードバックする人が何らかのコストを負担していること)。
    またこの意見は自分にとって必要なデータで、それにこそ価値がある(一般的なデータに価値は少ない)。

    意見を得るために1.意見を得る前準備と2.実際に意見を聴く際の注意点がある。

    1.に関しては以下2点が必要。①仮説を立てる ②その仮説を検証するための適切なサンプルのモデルを作る。

    ①は市場の反応に対する仮説(MEH)に対し、検証できるものにする。このフレームは「XYZ仮説」(少なくともXパーセントのYはZする)でつくる。この際、数字で見えるものにすることがポイント。
    (X 市場割合 Y 市場 Z 市場反応(予測))

    ②は「XYZ仮説を、比較的容易に検証可能にするサイズ感にする」ことがポイント。その際、超ズームインを使う。例えば対象範囲が「首都圏」のようなくくりである場合、「東京都〇〇区〇〇」のようにズームインしながら適切なサイズにする。

    2.に関しては以下2点がポイント。①体験させるものを用意する ②体験のさせ方を工夫する。

    ①は「プレトタイピング」のこと。プレトタイピングは「プロトタイプの前段階で、プロトタイプのポテンシャルを見るもの。実際に検証できる範囲、ものに落とし込んだもので、コンセプトのズレを発見するため」のもの。

    ②体験のさせ方のアイデアは本書に記載されている。個人的にイメージが湧いたのはIBM社の音声認識商品の事例。

    検証可能な仮説をすぐ動ける範囲で立て、身銭を切った意見及び情報やデータを集める。その中で調整を繰り返し、実験を繰り返して、コンセプトが世に出せるものかの精度を上げる。

    こうして失敗は減る。

  • タイトルに「失敗しない技術」とありますが、この本で言っていることは「上手に失敗する技術」です。

    「ライトイット」「ロングイット」「XYZ仮説」「プレトタイピング」などの言葉を使いながら失敗と成功の間にある隔たりを明確に指し示していきます。

    非常にわかりやすくて参考になる内容です。

    どんな小さなことでもアイデアを実現させようとするのならばこの本で書かれていることはきっと役に立つと思います。

    そして本の中で何度も言っている言葉
    「新しいアイデアの90%は失敗する」

    まずこれを理解してスタートすれば成功は近くなるのです。

  • 90%以上の新製品は失敗する。ゆえに失敗の法則を知り、仮説検証することが大事であることを説いた一冊。
    著者独自の造語で解説していることが多いが、あたまの悪い自分では覚えれなかった。また、「Amazon、Google、Uber、IBMなど、名だたる企業の成功と失敗を調べ尽くした、Google初代技術責任者であるアルベルト・サヴォイア氏はこんな法則を導き出した」とあるが、ベンチャーには当てはまらない事象も多くそのまま参考にするのは難しい。

    〇ライトイットを見極めろ
    ・仮説検証によってライトイット(市場に受け入れられる)な製品なのか、ロングイット(市場から見放される)なのかを見極めるべし。
    〇失敗の法則
    ・失敗の原因は「市場参入」「機能」「コンセプト」の3つに大別される。
    ・そのなかでもコンセプトが一番失敗に繋がる
    ・コンセプト自体がライトイットでないことが多い
    〇ライトイットの見つけ方
    ・アンケートは意味がない
    ・確証バイアスに気を付けろ。好意的な意見に気を付けろ
    ・「そもそもつくるべきか」の問いに答えるための5つの問いを超えてからプロトタイプをつくれ
    1.自分は使うのか
    2.いつ、どのように、どのくらいの頻度で使うのか
    3.ほかのひとは使うのか、買うのか
    4.買うのであればいくらで
    5.いつ、どのように、どのくらいの頻度で他の人は使うのか
    ・「身銭を切るような情報収集に繋がる(身銭=メアドなど個人情報でも良い」「すばやく実験できるか」「低コストで実現できるか」
    ・いいねやリツイートには何の意味もない

  • データまでの距離、金額といった概念が使えそう。プレトタイピングの言いにくさは置いといて、全体として同意できます。

  • 新規事業に関する失敗とジレンマの話

    置くべき仮説と行動について理解できる。

    起業家ではないので、実践できる要素は少ないが、起業を考える人には参考になると思います。

  • 新しいアイデアについて仮説検証し、成功させるために必要なツールや考え方が記載されている。

    ・定量的に仮説を表現すること
    ・他人のコスト(金銭や個人情報)を伴うデータを素早く集めること
    ・何度か上記を繰り返すこと

    そうした仮説検証によってライトイット(市場に受け入れられる)な製品なのか、ロングイット(市場から見放される)な製品なのかを見極める。

    ただし大前提として、新製品のほとんどは失敗するという原則を忘れてはいけない。どんなに準備をしたとしても、それでも失敗することはある。

  • 今の自分にとって最高の内容。そもそも市場が求める素地があるのかを検証する「プレトタイプ」はそれ自体が面白そう。

  • 仮説検証に関する方法論や考え方が書いてある
    実践をしたい人にはすぐ使えないが、いずれ役に立ちそう。
    今の僕にとっては3。

  • ベンチャー戦略のDay6の推薦本

  • 新しいことを始めるにあたっての考え方の整理と、その新しいことの正しさのスモールテストなど、考え方が整理されている内容だったと思います。個人的には3年くらい前に読んでいるとあれこれ助かったかなと思いました。
    素早くまずは小さく始めることは大切ですね。

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著者プロフィール

多くの受賞歴を持つ起業家・イノベーター・講演家。
自らのアイデアの実現や各種プロジェクトに取り組むかたわら、「新製品の法則」に打ち勝つための独自のアプローチをグーグルやスタンフォード大学のセミナーやワークショップ、世界各地の企業で指導している。またグーグルに参加する前は、サン・マイクロシステムズのソフトウェア開発部門ディレクターとして、JAVA関連の技術やツールの開発で重要な役割を果たした。ウォールストリートジャーナル紙技術革新賞、InfoWorld誌の「世界のベストCTO 25」賞および「今年の技術」賞といった、栄誉ある業界賞を数多く獲得している。

「2019年 『google×スタンフォード NO FLOP! 失敗できない人の失敗しない技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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