- サンマーク出版 (2020年8月5日発売)
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感想 : 38件
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Amazon.co.jp ・本 (334ページ) / ISBN・EAN: 9784763138194
作品紹介・あらすじ
人生の「これまで」の意味と、「これから」の可能性を知る12週間
過去を再訪し、未知のものを探求し、あなたの未来を設計する。
若い日の夢は、人生の午後に叶うもの。始めるのに遅すぎることはない。
多くの人の人生を変え、30年で400万人が読んだベストセラー『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の[大人編]です。モーニング・ページ、アーティスト・デート、ソロ・ウォーキング、メモワールという4つの手法を通じて自分らしい、創造的な生き方を模索していきます。続編として、熟年期を迎えた人たちをターゲットに書かれていますが、自分を見つめなおし、創造的な人生を再度構築していくすべての人に役だつ本です。
この本を読んであなたも、躊躇していたこと、照れくさくてできなかったことを、始めてみませんか?
感想・レビュー・書評
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リタイア後の生活を12週間かけてデザインしようぜ、っていう本。つまるところ、自分が大切なものややりたいこと、目標などがないと、自由な時間という虚無に飲み込まれてしまうぞ、ということなのかな。
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セミリタイアしたのでワーク実践中。
まだ第二週目。
1、毎朝のモーニングページ(記述)
朝一番でA4ノートに頭に思いついたことを何で もいいので手書きで書く。人には絶対見せない。
3ページが目安だかページ数は問わない。
8週間は見返さない。
2、アーティスト・デート(冒険)
週一回、一時間、一人で探検か遠足に行く。
自分にできそうな10個の冒険リストをつくり
こなしていく。リストに挙げたことをしてもいいし
その週に浮かんだことをしてもいい。
スケジュールを組んだら安易にキャンセルしない。
3、ソロ・ウォーキング(散歩)
週ニ回、最低20分、一人でウォーキングする。
スマホも何も持たず、犬も子供も連れず一人で。
何か『ひらめき』が起こるそう。
4、メモワール(回顧)
週一回、記憶を呼び覚まし過去の人生を再訪する誘導プロセス。質問リストに毎週答え、それらが呼び覚ます記憶をリストアップするだけ。
敬意を持って振り返る。
半信半疑で本書を読む前から、日記も続いたことがないのにモーニングページを一先ずスタート。まさに自分との対話ツール。
ノートを二週間続けた後に本書を読んで本格的にスタート。
アーティストデートはこれがなかったら今でも先伸ばしにしていたと思うので、チャレンジして良かった。ソロウォーキングも気分転換になっている。
時間がない人や本書を読んでなくてもまずはモーニングページ、ソロウォーキングだけでもお勧め。 -
自分の本当にやりたかったことに目を向けられるようなツールが紹介されており、各章ごとに実際にワークしながら読み進めていく本。
読者の対象は、退職後にやりがいや生きがいを見失い、時間を持て余している人。
まだ30代で「時間が足りない!」と嘆いている自分は、ターゲット層から外れていることもあり、あまりピンとこない内容もあった。
けれど、本書で紹介されているツールを使って、これまでの人生を振り返り、自分の気持ちと向き合うという行為は、これから年齢を重ねていく上で時折やってみようと思った。
【ツール】
①モーニング・ページ:毎日、朝一番に自分の思ったことや考えていることを数ページにわたって手書きで書き出す。自分の本当の気持ち、意識の流れを認識するワーク。
②アーティスト・デート:週一回、楽しいことを探すためにする一人の遠足。本屋、美術館、コンサート…自分がわくわくするものに一人で出かける。
③ソロ・ウォーキング:週二回、一人で携帯も持たずに20分単独ウォーキングする。
④メモワール:週一回、過去の人生を振り返るワーク。まずは自分の年齢÷12で12回分の年代を割り出す。そして、各年代に起こったことを、12週にわたって本書に書かれた質問に答えながら、人生の振り返りを行う。
私は①〜③は継続してできなかった。
④は本書を読みながら進めて、すべて遂行できた。
いつか時間ができたら①〜③もやってみたい。 -
中田敦彦のYouTube大学
新たな4つのルーティンをつくる
・モーニングノート
朝一にA4手書き3ページ思考の流れを書く
今日やること、心配事を書く
くだらないもやもやは捨てる
徹底的に自分に優しくする、敵は内なる完璧主義
・アーティストデート(冒険)
週1回に1時間やってみたい体験を10個書く
やったことがないこと
新しい自分に出逢える
例 茶道やる、美術館いく
・ソロウォーキング(散歩)
週2回20分単独スマホなし
ひらめき、シンクロシティを大切にする
気づく余白を作る
・メモワール(回顧)
年齢12分割、どこに住んでた、音、印象など
敬意をもって振り返る
48才なら÷12=4等分して思い出す
未来のやりたいことはルーティンの中に
・エクササイズ
年下から教わる
五感×5の好きなものを書く
例 聴覚、ピアノ、チェロとか
5つ架空の人生を妄想 -
仕事をリタイアした後、これまでの生産性の高い生活をしていた人たちが、どのように残りの人生を充実させていくか…ということにフォーカスした本だった。
前作で大事にしていた「モーニング・ページ」「アーティスト・デート」も健在。
連休でダラダラしてしまう自分であるから、退職した後やらなければならないことがなくなったときが怖い。若い今のうちからどのように生きていくかを考えておかなければならないと思う。
【心に残ったこと】
○退職すると、時間の中を泳いでいる自分に気づく。時間があらゆる方向に伸びているように思えるが、計画は往々にして実行されない。学者がサバティカルタイムの間、何も書けないと気づくのと同じことだ。
○つまるところ大切なのは何年生きたではなく、その年月をどのように生きたかである。
○部屋を贅沢にしたければ、家具を揃えるのではなく捨てた方が良い。本当に必要なものを見つける最善の方法は、必要としないものを取り除くこと。
○「遅すぎる。歳をとりすぎている。時間がかかりすぎる。出来が悪かったらどうしよう。」と言い訳ばかりして、本当にやりたいことを先延ばしにしていないか。
○アートは理論ではなく、実際に手足を動かすことで成し遂げられる。多くの人は頭の中の考えにとらわれているため、実際には自分が黙って立っているだけだと言うことに気づけない。
○看護師、医師、教師、主婦などをしていた人は、仕事をしない生活への適応にかなり苦労する。 -
新刊だったのか図書館で約半年待ちました。20代半ば、まだまだ現役世代には予習になりますが自分にもやりたい事があるー。とやりたかったら始めようを思い直させてもらえました。さあ引越し準備と入学準備です。
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自分の経験や価値観を振り返り、本当にやりたかったことを見つける12週間のワークが載っています。
退職後の方向けですが、流行りのFIRE後のやりたいこと探しや、転職前、ライフワークになるような趣味や活動を見つけたいときなど、人生の節目に合いそうな本。
個人的に、定年退職した人よりは30代〜40代に合いそうに思えました。
基本のワーク
・モーニングページ
毎朝、自由に意識の流れを書き出す
・アーティストデート
週に一度、自分の楽しいことを探しに行く
・ソロウォーク
週に2回、一人で20分散歩する(スマホも持たない)。
・メモワール
週に一度、人生を振り返る(年齢を12分割して数年ごとに振り返る) -
若い日の夢は、人生の午後に叶うもの。始めるのに遅すぎることはない。 多くの人の人生を変え、30年で400万人が読んだベストセラー『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』[大人編]モーニング・ページ、アーティスト・デート、ソロ・ウォーキング、メモワールという4つの手法を通じて自分らしい、創造的な生き方を模索していきます。続編として、熟年期を迎えた人たちをターゲットに書かれていますが、自分を見つめなおし、創造的な人生を再度構築していくすべての人に役だつ本です。
この本を読んであなたも、躊躇していたこと、照れくさくてできなかったことを、始めてみませんか⁉️ -
何歳になっても、願望を持ち続けることの素晴らしさがわかる。
定年退職後、やることがない、退屈という人は海外でも珍しくないのだと知った。
「もう年だから」と諦めていたこと、何でも願ってみる、やってみるのは、良いことだと思う。
モーニングページで自分の思考や感情を整理することは、願望を叶えることに対する自分への許可になるのかもしれない。
僕もジャーナリングを日課にしていて、なんとなくその感覚はわかる。
僕はまだこの本の対象世代ではないので、取り入れることは少ないが、65才以上で時間を持て余しているのに、気力も湧かないような人には勧めてみたい。 -
ほぼ例なのだが、それでも小さな行動をしたくなるエピソードが多い。
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12週間行うワークショップを解説している。ユニークに感じるのが、過去の自分を振り返りどんな価値観やどんな行動をしてきたのか?やめてきたのか?を振り返りつつ、自分の興味を持つ分野を整理している点。そして、本当にやりたいことを行動に移す手助けをしている。
もちろん、モーニング・ページやアーティスト・デート、ソロ・ウォーキングなども行いながら進めるとある。こうした用語の解説も本書の方がわかりやすく書いてある。年齢に関係なく誰でも何かを始める気持ちになれる本。 -
アーティストになるための実践指導本。毎日朝に何かを書き、週2回一人で散策し、週1回なにか冒険をし、過去を振り返る。本の内容は、これを実行したら、こんな良いことがありますよ、ということに尽きる。
でも、この本の示唆しているアーティスト的な「やりたかったこと」の幅が狭くて、自分に合わない気がする。 -
なんだかんだモーニングノートは継続している。目的は思考をいったん外部に出すことなので、時間がない人は、本書に書かれている通りの実践しなくても良いと思う。難易度を下げても継続することに意味がありそう。
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【おすすめの人】
今から老後を迎える人
定年後って何するんだろうと考える人
【感想】
内容が多すぎて最後まで読めませんでした。
タイトルの通りやりたいことの見つけ方が書いてあり、
ワークもあって、
本当は何がしたかったのかわかるんだろうなと思いました☺️ -
30年前に前作を読んで「意味はわかるけどできない」と思っていたのだが、本屋でこれを見て、今が再読の時かもしれないと思い、購入。むしろ若いうちからこの生き方をすると、上手くハマれば良いが外すと大変な一生になりそうな気もする。ひとつの人生を楽しんで次の人生に乗り換える時に読んでおくと良いんじゃないかと思う。始めるのに遅すぎることはない。若い日の夢は人生の午後に叶うもの。短い人生、やりたかったことは全部やってみよう。
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『仕事を辞めたら人生を辞めたようになる。』
このフレーズが、とても刺さった。
◼︎4つのルーティン
1.モーニングノート(現在の自分を知る)
毎日。朝一、手書きで、A4の3Pを思いついたことをそのままかく。自分に優しい内容にする。※その内容は誰にも見せてはいけない
2.アーティストデート(意識の中のまだ見ぬ自分を知る)
週1回1-2時間。 内なる創造的なまだ見ぬ自分とのデート。10個書いて1個やる。
3.ソロウォーキング(無意識にシンクロする自分を知る)
週1-2回20分。一人でスマホを閉じて無目的に歩く。
4.メモワール(意識的に思い出し過去の自分を知る)
週1、3,6,9,12,15,18,21,24,27,30歳の時を思い出す。
その時どんなところに住んでた?どんな音を覚えてる?匂いは?最大の挑戦は?誰を思い出す?
※敬意をもって振り返る
◼︎その他のエクササイズ
・若い人から教わる。初心者になること、教わることを恐れない。
・音、嗅、味、嗅、触感のそれぞれ5つ好きなものを書き、近くに置いておく。
・5つの架空の人生を書く。タイトルを作る。そして一つ選ぶ。ちょっと近づけるものにやってみる。
最終的に、蓋をしていたのは自分だということに気づく。僕らは生きていたら、僕らのミッションはまだ達成されていません。好奇心旺盛な子どものように立ち上がり続けなければならない。
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・いわゆるアメリカ人的文体。読み進めづらい。リタイアが見えたら再挑戦。
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自分が何をやりたいのか、どんな創造性を持っているのかなどをワークを通して気づくことができると書かれている。
ワークも取り組みたいと思ったが、今は1人の時間を取るのが難しい。子供が大きくなった時にもう一度読んで取り組みたいと思った。
著者プロフィール
ジュリア・キャメロンの作品
