あなたは「祖父母が食べたもの」で決まる 健康と遺伝子の科学

ジュディス・フィンレイソン 加藤輝美

• サンマーク出版 (2020年9月25日発売)

作品紹介・あらすじ

あなたの食べた物、経験、生活態度はあなたのみならず、子孫に影響を与える。

慢性病の原因の新しい理論。おばあちゃんが食べていたもの、子どものころおじいちゃんがそばで吸っていたタバコ、両親が負った外傷――そういったものが、生まれて数十年たってから慢性疾患を発症するリスクを増やす！
医師であり疫学学者であるデビッド・バーカー博士の「赤ちゃんはおなかの中でダメージを受けると大人になると慢性病になる」という説に触発された著者が最新の医学情報を調べ上げ、その原因や予防、治療法について語る。あなたのもととなる卵子はおばあちゃんのおなかの中にいるお母さんの中ですでにできているのだ。そして、母親の貧困経験、トラウマや父親の飲酒、喫煙体験などが生まれる子供に影響を与える。遺伝子を健全に保って、慢性病へのリスクを低減し、子孫の病気のリスクを下げる方法とは？

感想・レビュー・書評

[たんてぃすさんの感想 · 2024年11月10日]

読み応えのある1冊。細菌叢について知ることが出来て為になった。

著者プロフィール

人の健康や女性の歴史、食物と栄養など幅広いテーマにわたる著作があるベストセラー作家。カナダの全国紙グローブ・アンド・メールに連載を持ったこともあるコラムニストであり、雑誌ジャーナリストでもある著者は、法律や医療や女性問題をあつかう多くの機関で委員を務める顔も持つ一方で、数多くの料理本も出している。カナダのトロント在住。

「2020年 『あなたは「祖父母が食べたもの」で決まる』 で使われていた紹介文から引用しています。」