- サンマーク出版 (2021年2月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784763138439
作品紹介・あらすじ
☆『NYタイムズ』ベストセラー!
世界・超話題の育児書、日本上陸!
☆「親にとってベスト」×「子どもにとってベスト」」
が詰まった、世界で最も詳しくて役に立つ子育て全書!
☆0歳から就学までの子育て最新情報を超集約。
類を見ない、すべてに科学的根拠を求めた圧倒的育児書!
経済学者の両親のもとに生まれ、ハーバード大で統計学を学び、
ブラウン大で経済学部教授を務める医療経済学者が
子育てに関する異例の数の「研究」にあたり
2児の母としての「実経験」から
本当に使える情報を厳選!
学力/言葉の早い遅い/寝かしつけ/トイレトレーニング/
歩き始めの時期/テレビの良い・悪い/子どもの健康/
共働きの影響/夫婦関係/産後のママ/予防接種 etc.
親が知っておくべきこと「全部」を1冊に凝縮!
経済学者としてベスト×親としてベスト×子どもにとってベスト!
感想・レビュー・書評
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3種類の観点から調査結果を分析して、多くのエビデンスに基づいていることから信憑性は高い。
ひとまず2部まで読み終えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Emily Osterは確かにすごい経済学者なんだけど「米国最強」っていうアホっぽい邦題はなんとかならんのか…という愚痴は置いといて、内容は子育て本の中でも信頼度が高く読める。
友人にエミリー・オスター三部作がある、と聞いて読み始めたのだがら、妊娠中、産後〜乳幼児、子ども期という3つに大きく分けれていて、本書は2つ目に当たる。
例えば、
- 母乳育児かミルクでよいか(短期的な免疫は母乳により上がるが長期的な効果はない)
- 添い寝はしてもよいか?(だめ)
- 保育園に行かせるべきか?効果やデメリットは?
- テレビやYouTubeを早い時期から見せてもいいか?
- ねんねトレーニング(一人寝)はすべきか?
- トイレトレーニングはすべきか?
といった子育てをしていると発生する疑問に、客観的なデータに基づく研究を元に、自身の経験による小話を入れながら説明するスタイルである。
子育てについての言説のうち、エビデンスがあるもの、とくにRCTが行われた研究があるものを強いエビデンスがあるものとして、議論している。
様々な言説が飛び交ってきた子育て、今でもインスタグラムやTikTokで本当かどうかよくわからん子育てのコツみたいなのが氾濫しているが、子育てを行う上での意思決定にはエビデンスがあるものとないものがあるらしい。
信頼度が高いと考えられるのは、多くの文献を引用し、それぞれの事柄について両面から検討しているからだ。
研究や文献を引用していても、チェリー・ピッキング(都合のいい情報だけ引用する)ような言説は多い。
例えば、前日友人が見せてきた以下の動画では、母乳育児がIQを上げるとして、そのエビデンスとしてベラルーシで行われたRCT試験(PROBIT実験)を引用している。
https://www.youtube.com/watch?v=Bi2eR87NdAg
しかし、本書では、近年PROBIT実験結果の再検討が行われた結果、IQが上がったのは言語系だけでありそれも研究者によって評価されたIQにバイアスが含まれている可能性があるとされている、という新しい研究(といっても2008年ごろだが)も言及されている。 -
子どもの育て方ベストと表紙に書いてありますが、内容は自分で選択しよう、というもの。
こっちの方がリスクは少ないけれど、親のストレス軽減の方が長期的にみたら影響いいからこうしよう。とか家族で話し合ってこっちのリスクは取ろう、とか。
そういう風に使うのでしょうが、肝心のデータがほとんどふわっとしていて、〜とはいいきれない みたいなのが多かったです。
不安だから正解を教えて!と皆思っているけれど、こっちの方が良い!と断定できるデータはそもそもそんなにないのかな、と。
育て方とか何を選択するとかよりも親のIQとか年収とか学歴の方がよっぽど子どもに影響与えてるというのが面白いですね。 -
出産、育児に関する迷信や先人の知恵を、論文を紐解いて徹底的に検証していく本。うつぶせ寝が推奨されていた恐ろしい時代があったように、そもそも先人の知恵は往々にしてバイアスまみれで、後から科学的に検証され否定されるものも非常に多いです。
私は博士かつエビデンスを重視する精神科医ですが、1章の産後の項などは研修医のアンチョコ読んでんのかと錯覚するくらいエビデンスを元にした議論の質が高かったです。その後もその調子で、過去のデータから検証が困難なことにはきちんと分からないと記載し、弱いエビデンスには推奨のトーンを落とすなど、全体を通して科学者として真摯な姿勢だと言えるでしょう。研究デザイン、手法、結果への詳細な言及は控えめなので、人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、多岐に渡る内容をこのページ数に収めようと思ったらこのバランスになるのは仕方のないことかと。
経験や直感が大事で論文のようなエビデンスは自分や子どもには当てはまらないかもしれない、というスタンスの人は読んでて面白くないかもしれません。でも定期接種化されている歴史あるワクチンだけは子どものために絶対打ってくださいお願いします。そして、カーネマンのFast&Slowにも書いてある通り経験や直感を強化することができる分野というのは
・再現性が高く
・自身の行動に対して速やかなフィードバックが得られる
の2点が担保されている場面だけです。育児がこれにあてはまるとは到底思えないので、可能な限りエビデンスを利用したほうがいいと個人的には考えます。 -
子育て中は色んな情報に混乱しがちだから、意思決定の軸を与えてくれる良書に巡り会えてよかった。
タイトルから受ける印象と違い、めちゃくちゃユーモアたっぷりでぐいぐい読める。 -
軽く読めて面白かった
育児のエビデンスに関心のある人にとっては、目新しい内容はそこまで多くないかも -
しつけは怒鳴ったり叩いたりしてはいけない。飴と鞭を一貫して使い続ける。
子供に怒っている理由を説明させることはできない。
本の読み聞かせは乳児から効果あり。 -
今まで読んだ育児書の中でも特に勉強になった一冊。世界のいろんな論文をもとに書かれているため信頼性も高い。
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読むの遅かった。
また2人目産むことがあったら借りる -
斜め読み。
出産前に読みたかったなーという本。 -
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子育ての様々な要素を統計的に正しいのかを検証している本で、第一子とかだと分からないこと、これをやってもいいのか疑心暗鬼になることも多いので、安心材料にはなる。
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具体的に数字で、気になることを分析してくれており、答えが分からず不安なことをすぱっとまとめてくれている。内容も、考え方もとてもおもしろかった。
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(2021年に出版された本なので無理な話なのですが…)娘を妊娠している時に出会いたかった本。
これから妊娠、出産を経験する方にはぜひおすすめしたい。
データは全てではないけれど、強い味方。
直感も大切だと思うけれど、裏付けがあるって心強い。
「昔からあるから安心」と「古臭くて時代遅れ」、
「新しいものはなんだか不安」と
「新しいものは画期的で素晴らしい」
なんていう相対する価値観は何にでもあって
もちろんどちらにも言い分はあるし直感も大切だとは思うんだけど
(特に育児においては母の勘は侮れないと思う
データを味方につけられたら、人生はより心強いな、と思う。
因果関係と相関関係、つい混同してしまうけれど、子育てに限らず意思決定の際には意識したいと思った。 -
かんしゃくについて
大人は怒ってはいけない、手を出すなんてもってのほか
幼児のしつけは、実は親のしつけ
親が、「ママは怒ってるから、トイレで気持ちをしずめてくる」と自分をコントロールする練習をする
小さな子供が癇癪を起こしている時、その理由をあれこれ考えるのは時間の無駄
どうしてこんなに怒っているのか、突き詰めたくなる誘惑は強い
しかし、子どもに何が問題なのか話させようとしても、それはほぼ無理 わからないから
癇癪の結果、希望が通る、とはさせない
実行できない脅しはしない
1.2.3マジック法式 -
結論、何をすれば良い。というより、これと決め込むことなく、力を抜いていいよ。ということ?となった。
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子育てに関する情報をエビデンスを示して与えてくれる。こうしろという記述はなく、こうした研究データがあるので、これらの選択肢がありますよというように示してくれる。一方で、巷で言われているあれこれはデータで否定されているなどの情報もある。子育てに関しては盲目的にSNSなどのデマを信じる傾向にある。どんな情報に対しても懐疑的にみる私には最適な本であった。
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流し読み。そんな研究も存在するの?!とか、ばっさり否定される育児まわりの神話もあったり、面白かった。育児してる人ならもっとおもろく読めるのだろうか。知らんけど。
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参考になった。
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赤ちゃんの子育てに対するあらゆる通説について信頼できるデータや論文から何が本当で何はエビデンスに乏しいのかを明らかにした本。 個人的には著者のアメリカ人的子育てエピソードには笑った
著者プロフィール
エミリー・オスターの作品
