人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763138729

作品紹介・あらすじ

(編集中)

感想・レビュー・書評

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  • うむ。
    わからない(笑)

    芥川賞受賞作「推し、燃ゆ」をより深く理解しようと本書を読んだのですが、余計わからなくなった(笑)

    つまり、推しはオタクにとって尊い「神」なのね。

    と、言うことは分かったけど。

    横川さんみたいに、推しのいる生活は楽しそうだな…と羨ましくはある。
    アンチエイジングにもなるだろうし、推しができたら、自分のことをちょっぴり好きになれるだろう。

    もしかしたら、今後、僕にも運命の推しに出会える時が来るのかもしれない。それを期待しよう、と思う。

  • 久しぶりに平和な本を見つけた。
    「今、世界平和に必要なのは、ガンジーでもマザーテレサでもなく、推しなのです」「推しが吐いた二酸化炭素を吸い込めているかもしれない感動は、生の現場だから体感できるもの。」
    分かる分かると深夜のマクドナルドでニタニタ笑ってしまいました。

  • この本の内容、分からん人には分からんやろうなぁ。
    ちなみに、私は分かる人です。
    むしろ、今まで言語化できてなかったことが、
    筆者のおかげで言語化できて、理解が深まった。
    自分のことが書かれているのかと思ってびっくりした。

    最後のほうは、現代社会が抱える問題にもそっと触れていると思う。
    私も「推し」に見られていると思って、悪いことはなるべくしないでおこう。

  • 首がもげるほど頷き、ニタニタしながら読んでたのに、最後には感謝と多幸感でじんわり温かい気持ちになった。そして、好きな人(=推し)がたくさんいる私ってもしかして最強じゃんって誇らしく思えた。

    とにかく、推しのいる人には読んでほしい。(推したちの一部を背景に撮影)

  • 推し、燃ゆを買おうかなと本屋さんで本棚を見ていたら、この本が目に入り、こちらを買ってしまいました…

    ここ数年、推しという存在ができて、推しによって生かして頂いている私にとって、共感できる部分が多かったです。
    推しとは何なのか、オタクとはどうあるべきなのか、をいつも考えているのでとても興味深かった…

    わたしの場合は、推しが俳優さんではないので共感できない部分もありました。
    が!ジャンルは違えど全推しがいる方々に読んでいただきたい!

    やっぱり、オタクの判断基準は推しが喜ぶかどうか
    、ですよね!?
    人の推しと比べず、自分の推しを好きなだけ推せばいい!そこに余計な一言はいらない!
    そう確信しました。

  • 推しがいるオタクの考えが、余すことなく色んな表現されている感じで、読むのが楽しかったです。
    私には推しと言える方がいません。なので、その心を少し学べた気がします。めっちゃ熱量のある文なので、一気に読むことは難しかったです(笑)読む度に印象が違ってて、面白い!これは、またいつか再読してみたいです。

  • 文章はややくだけていて人によって好みが分かれるかもしれないが、若俳オタクの熱量が乗っかった文章を求めて読んだので楽しめた。後半の、筆者の姉が十年来のファンをやっているキンキのライブで10代の頃から変わらぬ横顔を見せている様子や、筆者が表に出した文章で自分の「好き」が世間に認めてもらえた様子には、心揺さぶられて普通に泣いてしまった。推しのいる人生は良いな……。

  • いいなあと思う俳優やアイドルに、「推し」までの気持ちになることに自分の中で葛藤があった。そこまでする意味や、そこまでハマって結局自分に何が得られるのか。
    どっふり沼に浸かる知人を見て、少し羨ましくもあり、しかしそこまで行って行き着くところはなんなのだろうと。
    この本はまさに、そこをピンポイントで言語化してくれていた。好きなものは好き、グッズも欲しくなる、課金もしたくなる。
    そして得られるものとは。生きる活力、元気や癒しを日々もらっているのだ。なぜ気づかなかったのだろう。それを楽しく紐解いてくれている。
    推しはお守り。明るく沼に浸かれる気持ちにさせてくれた。

  •  では、なぜこんなにも僕たちは好きな人のことを第三者に広めたいのか。それはもちろん推しのことを知っている人を増やしたいというファン心理もあるでしょう。が、もっとシンプルに言うと、好きな人や好きなものについて話すのは、それだけでめちゃくちゃ楽しいことだからです。
     …いくつになっても僕たちは、こと好きな人やものに関しては、布団をかぶって声をひそめて友達同士こっそり打ち明け合った10代の頃と何も変わらないのです。
     …
     そんな中で、好きなものを語ること。愛のある言葉にふれること。それは、悪意と嫉妬とマウントが充満する現代社会における最高のデトックス。


     けれど、ありがたいことに、今の僕たちの日常は細々とした問題はあれど、桶狭間に放り込まれた雑兵のように、生きるか死ぬかの切迫感はほぼなくて。信長ですら人間50年とか言ってるのに、こちとら人生100年時代です。そういう何もしなくても普通に生きのびてしまうことの多い成熟社会で正気を保って生きていくには、何かし自分の価値を認識できないと無理。それがなかなか日々の生活では感じられないからこそ、自分はここにいるんだ、ここにいていいんだと思わせてくれる存在として、推しは求められている気がします。


     さらに言うと、インスタって無課金ゾーンだと思うんですよ。無料で使えるし、ただフォローするだけで推しの美しい顔が日々供給されてくる。座ってるだけで推しの新しい写真がわいてくるなんて、かけ流しの温泉かよ。もう雑誌とかブロマイドとか買う必要なんてね~~~。となるはずが、なぜかその逆。供給が増えれば増えるほど、もっと推しにふれたくなる。ザイオンス効果と言いまして、接触頻度が上がるにつれて相手に好意を持つのは心理学的にも有名な話。そんなザイオンスの掌で転がされるように、有料ゾーン(雑誌、写真集、DVDなど)に手を出してしまうのです。ザイオンスめ〜。
     付け加えると、そもそも散財自体が、強い快楽の伴う行為なのです。なぜ人はお金を使うと気持ちがいいのか。それは、ほしいものを手に入れる所有欲と、何かしら推しに貢献できる奉仕欲、そして汗水流して稼いだお金を浪費している背徳感の3つがセットで味わえるから。

    ■オタクが現場に惹かれる3つの精神
    ・推しに圧倒されたいというひそかなマゾ精神
    ・推しの成長を見届けたいという保護者参観精神
    ・オタクが現場に行かないと推しが生活できないという貢ぎ精神


     でももしその前提で、最後に推しとは何かと聞かれたら、僕はこう答えます。推しとは、「お守り」。
     きっとこれからも日常は煩雑なことがいっぱいで、うまくいかないことや心の折れそうなことがたくさん待ち構えているんだと思います。そのたびにすっ転んだり、落っこちたり、さんざん痛い目を見て泣きわめく夜もあるだろうけど、胸ポケットに推しというお守りがいる。それだけで、ひとまず涙を止めるきっかけになる。立ち上がれそうにないどん底で上を向く希望になる。立ち向かうのは自分自身だけど、臆病で小心者の自分を奮い立たせる一粒の勇気になる。
     自分が推しているつもりが、気づいたら自分を推してくれている。それが、推しなんじゃないかと思います。

  • 2022.7/31

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