世界滅亡国家史

  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763139276

作品紹介・あらすじ

「覇権」とは? 「国境」とは? 「国家」とは?
消えた48か国で学ぶ新視点の世界史!
とんでもなく深い歴史教養が身につく!

ウクライナ情勢、ロシア侵攻……
世界地図が変わろうとする
いまこそ学ぶべき世界史

★オックスフォード大出身の稀才による
 超・世界史通になれる世界史講義!
★Amazon.comいきなり1位!(New Releace in Geography)
 世界話題の歴史書、日本上陸!
★「消えた48か国」で世界を読み解く
 教科書では学べない超ディープなヒストリー
★東京大学名誉教授・本村凌二氏
『国家という生き物は、弱小国家であるほど覇権の内実が見える。
世界史の裏面があざやかに浮かび上がってくる。』

国家は思わぬ形で生まれ、滅ぶ。
本書は、滅んだ国で世界を読み解く
人類史上、類をみないプロジェクト。
知られざる「まさか」な史実の連続に
知的興奮続く、夢中で読める稀有な歴史書だ。

・「国境」引き間違えで誕生…コスパイア共和国
・「兵士」50人で不法建国…ソノラ共和国
・勘違いで「素人」に領土割譲…サラワク王国
・「暇」すぎて滅亡…エルバ公国
・謎の「住民投票」でロシア編入…クリミア共和国
・「モンゴル」なめすぎて滅亡…ホラズム etc.

様々な背景を抱え消えた国々の、知られざる史実が織りなす狂騒曲。
1つの国家がどのように誕生し、どのように滅びるのか
盛衰の様子がわかるとともに、
現代の我々に続く人類の「まさか」の足跡が感じられる
壮大で信じがたく、ときに普遍の人間心理が垣間見える
教科書に載らない歴史の数々。

永遠の繁栄は存在しない。
今こそ、国家の終焉から私たちは学ぶとき——。
読み終わった瞬間、
現代世界が違って見える。

【学校では学べない「滅亡国家史」】
◎人類の発明品「国家」の
始まりと終わり、根底構造がリアルにわかる!
「国が生まれる」とは?
「国がある」とは?
「国が消える」とは?

◎ストーリー調で面白い。
歴史が苦手でも一気に世界史通に!
滅亡国家史を学べる稀有な世界史本!

◎地図×ストーリーで
記憶に残る! 知識が増える!
教科書外の世界史試験対策にも◎

感想・レビュー・書評

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  • こんな国あったんだってなること間違いなし!
    文が親しみやすくスラスラ読めます。
    ただし、それ程詳しく書いてあるわけではないのでさらに調べ学習の基になると思います。
    地理、世界史好きでマニアックな知識が好きな人にオススメです
    こんな国あったんだよーと話のネタにもなるかもしれません

  • こんな国家あったのか、という野望に満ちたお笑い国家から、記憶に新しい国家まで。国家という概念が覆される滅亡史。

  • 滅亡国家の歴史的経緯というより、この消滅国家の発生から滅亡の間にはこういう小話・トリビアがあったという本です。
    教科書にも載っている滅亡国家に対しても軽く概要をさらっただけなので、詳細を知りたい人には向かないでしょう。

  • 滅亡した国についての雑学は面白い。個人的には大西洋の孤島、リフレッシュメント諸島に是非行ってみたいと思った。
    ただ全体的に冗談ぽく半分茶化したような文体は、最後まで飲むのがきつい。また、滅亡した国の領域をもう少し分かりやすく示してほしかった。


  • タイトルに惹かれて購入しました。
    意外と最近も含めて滅亡した国も含まれていますが、どの国もほぼ小国で、蛇足的な話が多く、肝心な国の最後の滅亡理由部分がフワッとしています。
    個人的には滅亡した国家の最終的な理由とプロセスを知りたいのですが、滅亡国家の中心人物にフォーカスされ過ぎていて分かりにくかったです。

  • 為になるバカバカしい一冊。悲劇と喜劇は紙一重。しみじみと国家とは何かを考えるもよし。滅亡国家の元首は案外殺されていないという事実。さまざまなことを考えるきっかけにもなる。

  • OPACへのリンク:https://op.lib.kobe-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2002304880【推薦コメント:悪名高き日本の傀儡国家『満州国』や『ベルギー王がコンゴで自由なことが出来る国』こと『コンゴ自由国』といったメジャーな国家から、国境線の引き間違えで誕生した国家や1日で滅亡した国家、移民に乗っ取られてしまった国家etc. 多分知識として使うことはないけど雑学として知っていると鼻が高い!そんな国々から学ぶ世界史はいかがでしょう?】

  • 立国の起源が以外にも適当な(場合もある)と分かった。歴史の勉強から逃げていたため、ストーリーが断片的だが、歴史が好きな人は面白いと思う。

  • 真面目な歴史書というより、3〜4ページ/件の皮肉に富んだエッセイが大量に羅列された集成。
    「いざというときはイギリスが助けてくれる」は外交史上定番の悪手らしい。笑

  • 確かに面白かった。目次で既に笑う。でも世界史に強くなるかどうかは疑問。
    分かるのはとにかく大国は貪欲で、どんな国もいつかは滅ぶかもしれないって事。
    あとユーロビジョンてあちらの国々ではそこまで重要なイベントなんですね。せいぜい日本における紅白みたいなもんかと思っててサーセン。

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著者プロフィール

ギデオン・デフォー(Gideon Defoe)
オックスフォード大学で考古学と人類学を専攻。作家、アニメ脚本家。『The Pirates!』シリーズの原作者。アカデミー賞にノミネートされた『The Pirates! In an Adventure with Scientists』の脚本を執筆。その他の著書に『How Animals Have Sex』、『Elite Dangerous: Docking is Difficult』など。ロックスミス・アニメーションやスタジオ・カナルで映像作品の制作にたずさわる。

「2022年 『世界滅亡国家史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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