品格の教科書 美しく誇り高く生きるための43の学び

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  • サンマーク出版 (2021年9月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784763139283

作品紹介・あらすじ

創業132年の呉服屋を営む著者による「一生ものの知識」
マナーも礼儀も、歴史や成り立ちから紐解くので読んだら忘れない! 応用がきく!

品格とは「家柄」でも「作法」でもありません。
生まれながらに備わっている遺伝子でもありません。
誰でも、いつからでも、その気になりさえすれば、自分で手に入れられるのです。単にいままで学んでこなかっただけです。

ですが、品格を手に入れたいと思う人のほとんどが失敗し、あきらめているという現実があります。それは学ぶ方法に大きな問題があったのです。
マナーや作法をやみくもに暗記しようとしても、「覚えられない」「忘れる」「応用がきかない」ということになってしまいます。

では、つぎのように、歴史や由来を知るとどうでしょうか?

◎土産を訪問先の近場で買うのがNGなのは、起源が遠方の「神社詣で」だから
◎礼装は神事に由来するので、肌の露出が少ないほど格上になる
◎古来日本では左が上位だから、配膳の基本は「ご飯が左、汁物は右」

この他、履物の脱ぎ方、座り方、手土産、食事の仕方……
ちょっとした歴史や由来を知ることで、「なぜそれをするのか」がわかるので覚えられ、忘れません。また、とっさのことにも応用がきくようになります。
さらに、脈々と受け継がれてきた作法やしきたりの裏側にある「美意識」を知ることで、背筋がスッと伸び、しぐさが変わっていくことでしょう。すると、自ずと品格が醸し出されていくのです。
創業132年の呉服屋を営む著者による「一生ものの知識」を、本書で学んでいきましょう。

感想・レビュー・書評

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  • ハウツー本ではないところがすきです。

  • 今の自分にとても必要な事がここには詰まっていました。
    形式だけ残ってきている様々な作法やしきたりの本来の意味についてわかりやすく書いてあります。

  • 教科書と銘打っていますが,具体的に「○○をやれ」というハウツー本ではありません。品格とはなにか,作法とはなにかの後ろに流れる美意識や考え方について述べた本です。日本人の生活の中にある礼儀作法が自然と生まれてくる心の在り方を,老舗呉服店の会長も務める著者がエッセイ調で伝えます。

  • 相手に不愉快な思いをさせない。その基準ともなる作法やしきたり。
    それらひとつひとつの意味を知ることは、きっと自然な品格を身に着ける第一歩になる。

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    OPACはコチラ!▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054237

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著者プロフィール

1970年福井県生まれ。大阪大学大学院博士後期課程中退。文学修士。同志社女子大学学芸学部講師。日本語教育。主な翻訳に、シャマン・ラポガン「海浪の記憶」(『藍』14号、2004)、呉錦発「流砂の坑」(同15・16合併号、2004)、呉明益「虎爺」(同17号、2005)、也斯「超越と、僕のファックス・マシーン」(同20号、2005)、黄錦樹「友人アブドゥラ」(同21号、2006)、ワリス・ノカン「台湾原住民文学から生態文化を再考する」(本選集第8巻『原住民文化・文学言説集Ⅰ』草風館、2006)ほかがある。

「2007年 『原住民文化・文学言説集・』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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