成しとげる力

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 584
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763139313

作品紹介・あらすじ

最高の自分をつかめ! 悔いなき人生を歩め!
いまもっとも注目される「カリスマ経営者」が語る、渾身の人生哲学。

およそ半世紀前、たった4人で立ち上げた会社は、いま従業員11万人を超える「世界一の総合モーターメーカー」に成長した。類いまれなる経営手腕と行動力で、つねに実業界を牽引し続ける著者が23年ぶりに書き下ろした自著、ついに刊行!

感想・レビュー・書評

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  • 実直に努力し続けた人という一言に尽きます。
    なんといっても心が思ったのは不況時に従業員の賃金カットを行ったことです。これを行った時には批判もきただろうし、社員からも批判の声があったと思います。しかし、そのピンチをチャンスに変えて、利子付き、つまり色をつけてボーナスで返済することができたということは社員がこの会社を愛するという気持ちが徹底されている証拠なのだと感じました。

    今の時代では仕事に夢中になりすぎる人は変人扱いされますが、それは無視しておけばいいのです。
    自分が夢中になってどこまで勝負できるかのみを考えていけば自ずと道が拓けると思いました。

  • 食事が早く、声が大きく、早く出社する人間は、仕事ができる!
    すぐやる、必ずやる、できるまでやる!!
    後からくる急行より、先に出る普通電車に飛び乗れ!急行に追いつかれる駅で乗り換えれば良い!万が一、急行が止まった場合のリスクヘッジ!!
    運が7割!しかし、運をつかむために徹底的に人事を尽くす!運を呼び寄せるのは、あくまで努力の積み重ね!!人は人を裏切ることがあるが、努力は決して裏切らない!

    77歳の永守さんが、50年計画を立てているとのこと、自分も、負けてられない!

  • 一番以外はすべてビリ。常に一番を目指しそのために人より2倍以上の努力をする。困難は解決策とともにやってくるという考えのもと諦めずに成し遂げる。やや古い考えも含まれるが、日本電産がここまで大きくなった所以がこの書籍には詰まっている。不安定な時代であるいまだからこそ、リーダだけでなくすべてのビジネスマンが読了すべき。

  • 努力の人で、自己肯定感がかなり強い。
    足元悲観 将来楽観
    千日言行
    考えて行動 専門性 生産性
    情熱と理念とビジョン
    6悪 マンネリ、あきらめ、怠惰、妥協、おごり、油断

  • 仕事で成功を掴む為の著者の考え方がまとめられている。
    個人的に心に残ったのは下記言葉。意識する事で成長に繋がる考え方や心に刺さる言葉がいくつもあった。



    ・血の滲むような努力を、続けてきた者だけが運を呼び寄せる

    ・闘争心を糧にして、見返してやろうと努力する者が成長する

    ・苦しみや苦境には飛び込むことで、その後の人生は大きく変わる

    ・失敗を多くすること
     →学ぶのは失敗から

    ・どんな困難に直面しようとも、それを「自分ごと」として受け止めて、対処していく
     →人は強さを身につけ、人間的にも成長する
     →原因は自分にあると考えてみる

    ・社会や企業が求めているもの
     →自らの力で課題を見つけ、解決の道筋を探り
     それを実践する力

    ・仕事も人生も、
     →「これだけは成し遂げるという"気概"を持って」日々生きていく

  • 日本電産の会長の本

    VUCAの時代に企業が求める人材は、自ら考えて行動する、自分を専門能力を向上させる、生産性をあげることができる人
    6悪①マンネリ②あきらめ③怠慢④妥協⑤おごり⑥油断
    1000の種をまいて3つ花がさけばいい
    すぐやる、必ずやる、できるまでやる。
    どの分野でトップに立つか、強みを生かし1番になれる場所を見つける、価値のない事はビリでいい
    目標達成まで小さく行動を刻む
    始末屋になる

  • 永守流の哲学がよくわかるが、人によって合う合わないはあると思う。
    同意できないところもあるが、個人的にはやる気に火がついた。

    個人的な本書からの学びは以下。
    ・何にでも1番を目指す
    ・生半可な努力ではなく、これでもかの努力
    ・相談を持ちかけるスタンス(どうしたらいいでしょうかは論外。A案B案に絞った上で、どちらにしたいか言うところまでするべき)
    ・課題は千切りに←ある書では因数分解としてた
    ・ゆでガエル状態になるな
    (マンネリ、あきらめ、怠慢、妥協、おごり、油断がないか?)
    ・どんな困難も自分ごとに
    ・3pを意識する(指示待ちではなく、自ら考え動くproactive、能力向上のprofessional、生産性を上げるproactive)

  • 部下へのコミュニケーションは参考になる?

  • エネルギーの凄い方だと思います。
    私も頑張ります、という気になります。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/556598

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著者プロフィール

永守重信(ながもりしげのぶ)
1944年、京都生まれ。職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)卒業。73年、28歳で従業員3名とともに日本電産株式会社を設立、代表取締役社長に就任(現在は会長)。あらゆる種類のモーターと周辺機器を扱う世界No.1の総合モーターメーカーに育て上げた。日本電産は現在、世界中に300社を超える関連会社を擁し、従業員約11万人(関連会社を含む)という巨大グループに発展している。2018年、京都にて大学及び幼稚園を運営する学校法人の理事長に就任。直ちに学校法人名を永守学園と改称し、運営する大学の改革に着手。19年、大学の名称を京都先端科学大学に変更。20年、同大学に工学部を開設。21年、法人合併により京都学園中学高等学校を傘下に収め、京都先端科学大学附属中学校高等学校とした。また22年、ビジネススクール(経営大学院)を開設するなど、世界で通用する即戦力人材の育成に情熱を注いでいる。著書に『成しとげる力』(サンマーク出版)、『永守流 経営とお金の原則』(日経BP)、『人生をひらく』(PHP研究所)、『大学で何を学ぶか』(小学館)などがある。

「2023年 『運をつかむ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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