成しとげる力

  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763139313

作品紹介・あらすじ

最高の自分をつかめ! 悔いなき人生を歩め!
いまもっとも注目される「カリスマ経営者」が語る、渾身の人生哲学。

およそ半世紀前、たった4人で立ち上げた会社は、いま従業員11万人を超える「世界一の総合モーターメーカー」に成長した。類いまれなる経営手腕と行動力で、つねに実業界を牽引し続ける著者が23年ぶりに書き下ろした自著、ついに刊行!

感想・レビュー・書評

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  • 永守さんが理事長になった京都先端科学大学は気にかけておこう。
    永守さんのような人たちが教育に携わるとこに賛同する。

  • 実直に努力し続けた人という一言に尽きます。
    なんといっても心が思ったのは不況時に従業員の賃金カットを行ったことです。これを行った時には批判もきただろうし、社員からも批判の声があったと思います。しかし、そのピンチをチャンスに変えて、利子付き、つまり色をつけてボーナスで返済することができたということは社員がこの会社を愛するという気持ちが徹底されている証拠なのだと感じました。

    今の時代では仕事に夢中になりすぎる人は変人扱いされますが、それは無視しておけばいいのです。
    自分が夢中になってどこまで勝負できるかのみを考えていけば自ずと道が拓けると思いました。

  • 「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
    困難は必ず解決策を連れてやってくる。

    大きく意識が変わるのは、何事であれ一番を目指すとき。

    運を呼び込むには即断即決。
    それを可能にするのは日頃の準備と努力。

    どんなに小さくても成功体験を重ねること。
    人の何倍も努力すること。
    運を呼び寄せられるのは、血の滲むような努力を続けてきた者だけ。

    ハードワークとは、競争相手に勝てる仕事をしたかどうか。
    知的ハードワークで生産性を最大限高める!
    成功者の共通点!

  • 日本電産社長の永守重信氏が自身の半生を振り返りながら人生をより良いものへと導いていくヒントを書いた一冊。

    とにかく一番を目指すことや困難があった際も逃げないこと、失敗を恐れずに挑戦することやそのために多くの情報を取得する鳥の目と現場に目を光らせる虫の目が大事になることなど日本で大企業として君臨する同社を育て上げた手腕にある考え方を知ることができました。
    また、大声や早飯や早くきたものを採用する試験や
    叱ったあとのケアの方法や千切り経営、家計簿経営、井戸堀り経営といった経営術など氏の独特の感性からの行動は驚きもありましたが勉強になりました。
    そして、後身の育成などEQの向上や自ら情熱を燃やすことのできる自燃型の人間になることを後世の人へ伝えていくための氏の学校長としての教育への思いも本書で知ることができました。
    同郷で同じく大企業を創業した京セラの稲盛氏やオムロンの立石氏とのエピソードも印象に残りました。

    時間に対する感覚や成功へのアプローチなど当たり前と思うことを実直に行うことが成功へ繋がると本書を読んで改めて感じました。
    本書で学んだことを活かしてより人生を豊かに導いていきたいと感じた一冊でした。

  • ニデック(日本電産)創業社長のお話。昭和なブラックな考えがある人ではあるが、その経営哲学には学ぶ事も多い。

    50年単位の目標を掲げたり、コミュニケーションの重要性、言い続ける事の大切さ、これからの人材育成にかける想い、等。

    ウチの役員に薦められて読んだが、その役員はこの本から何を学んだのかは甚だ疑問である。

  • 食事が早く、声が大きく、早く出社する人間は、仕事ができる!
    すぐやる、必ずやる、できるまでやる!!
    後からくる急行より、先に出る普通電車に飛び乗れ!急行に追いつかれる駅で乗り換えれば良い!万が一、急行が止まった場合のリスクヘッジ!!
    運が7割!しかし、運をつかむために徹底的に人事を尽くす!運を呼び寄せるのは、あくまで努力の積み重ね!!人は人を裏切ることがあるが、努力は決して裏切らない!

    77歳の永守さんが、50年計画を立てているとのこと、自分も、負けてられない!

  •  日本電産(Nidec)の後継者選びは4人目の関氏が2022年9月に辞任したことで、またもや振り出しに戻った。永守氏のお眼鏡にかなわなかったからである。漏れ聞く科白は威勢の良いものが多く、一体どんな人なのだろうと、一冊読んでみることにした。

     予想に反して(?)、至極まとも且つ情熱にあふれた、昭和の時代に一代で会社を築いた人が書きそうなビジネス書であった。奇をてらわず、基本に忠実に、諦めずに努力すること。現代においても十分に通用する考えだと思う。ただ、少しだけ自慢げないし自己陶酔の匂いがしたり、現代では通用しないモーレツ行動(洪水で避難命令が出たのにも関わらず現場死守を命じる等)も記述されていることは、冷静に差っ引いて読む必要があるだろう。(本人も現代にはそぐわないと認識していることは幸いである)

     また、昔ながらの教訓に加え、これからはEQ(心の知能指数、共感力)が大事だと考察しているところは、なるほど昭和で思考停止せずアップデートしてそうだと感じた。

     概して、基本を忠実に、熱く書かれた本であった。多くのビジネス書が発行されているが、ここまでの熱量でもって書かれたものは、最近では珍しいように思う。書かれている事を丸のまま飲み込むと火傷をする箇所もあるが、難解な話は少ないので、若者向けないし基礎の振り返りとして、おすすめ出来る一冊である。

  • 一番以外はすべてビリ。常に一番を目指しそのために人より2倍以上の努力をする。困難は解決策とともにやってくるという考えのもと諦めずに成し遂げる。やや古い考えも含まれるが、日本電産がここまで大きくなった所以がこの書籍には詰まっている。不安定な時代であるいまだからこそ、リーダだけでなくすべてのビジネスマンが読了すべき。

  • 仕事ができる人は、早食いで、朝が早く、声が大きい
     
    人の倍働く 一番を目指す

    どんなときでも調子がいいと言う

    組織の活性化のためには緊張感が必要

    必要な要素
    プロアクティブ 積極性
    プロフェッショナル 専門性
    プロダクティブ 生産性

  • 全体として、自己啓発に関心がある方におすすめの一冊です。

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著者プロフィール

永守重信(ながもりしげのぶ)
1944年、京都生まれ。職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)卒業。73年、28歳で従業員3名とともに日本電産株式会社を設立、代表取締役社長に就任(現在は会長)。あらゆる種類のモーターと周辺機器を扱う世界No.1の総合モーターメーカーに育て上げた。日本電産は現在、世界中に300社を超える関連会社を擁し、従業員約11万人(関連会社を含む)という巨大グループに発展している。2018年、京都にて大学及び幼稚園を運営する学校法人の理事長に就任。直ちに学校法人名を永守学園と改称し、運営する大学の改革に着手。19年、大学の名称を京都先端科学大学に変更。20年、同大学に工学部を開設。21年、法人合併により京都学園中学高等学校を傘下に収め、京都先端科学大学附属中学校高等学校とした。また22年、ビジネススクール(経営大学院)を開設するなど、世界で通用する即戦力人材の育成に情熱を注いでいる。著書に『成しとげる力』(サンマーク出版)、『永守流 経営とお金の原則』(日経BP)、『人生をひらく』(PHP研究所)、『大学で何を学ぶか』(小学館)などがある。

「2023年 『運をつかむ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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