さよならも言えないうちに

  • サンマーク出版 (2021年9月15日発売)
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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763139375

作品紹介・あらすじ

(編集中)

感想・レビュー・書評

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  • 現実は変えられなくても過去に戻ることで人生が変わるのだなと思いました。
     本当にこのシリーズ大好きです!面白いし泣けるしサイコー!物語を見ていると過去に行く前と言ったあとで登場人物の印象がすごく変わっているんです。やっぱり現実は変えられなくても得られる何かがあるのかと思いました。

  • 安定の面白さ。1話の長さが適度で読みやすいです。

    愛犬の死に目に会えなかった女性の話が一番良かった。犬の優しさが愛おしかった。
    でもこれって、過去に戻らなくても、夫が伝えていれば良かったのでは?と思ったり思わなかったり。

  • いま自分の周りに居てくれる人との時間を大切にしたい

  • コーヒーが冷めないうちに。の続編!過去は変えられないけど人生は変わるってとても素敵だなっと思います。このお話しが大好きなのでまた続編がでてきてくれれば嬉しいです。特に私が感動したのは、死んだ犬と飼い主の話です。私は、犬が大好きなので特に感動しました!

  • 温かくなる物語ばかり。
    特に第三話のプロポーズの返事ができなかった女の話が個人的には好きだった。

    切なくなるけれど素敵な彼だったな〜。
    最後に夫ですと訂正するところも良かった。

    このシリーズは本当に日々を大切にしたいと思える。

  • 相変わらず素敵なお話ばかりでした。全部好きだけど、1番好きな話は3番目のプロポーズの物語でした。
    よく考えたなって思いました。でもよくよく考えたら結構残酷かも。夫はもっと死ぬのが嫌になりそうだな。
    最後のお父さんの話も胸が締め付けられる話でした。

    過去は変えられないけれど、物は持ってこれるのかと新発見!あと記憶も残るらしい。あれがあったら、残された人達の生きていく糧になるのかもしれない。

    今回も後悔のないように、周りの人達を大切にしよって改めて思わせてくれるそんなお話でした。

    でも電車の中で読んだのは間違いだったかも。泣きそうになった、あぶない。笑

  • もう4冊目なんですね。
    読みやすくて、展開も同じなのにどれも泣けます。

    未来は変えられなくても過去に戻ることに意味がある話で、どの登場人物も良い人過ぎました。とても温かいです。

  • さよならは突然でもあり必然でもある。安心と信頼が甘えや油断につながるのかも。心残りはきっとお互い様だろう。死は誰にでもいつかは強制的に訪れる。だから大丈夫、続きはあの世で私から言うよ。「あのよ・・・

  • これでシリーズの最後。
    お店に来たお客さんがそれぞれが会いたい人との話が書かれているけれども、気になるのは幽霊になった女性と娘である店員との過去。
    娘である店員の彼女は幽霊となった母親のそばで働きながら何を思うのか。
    個人的には犬を飼っているので犬との再会の話が1番心に残った。犬と暮らす人には必ずくるその日を思うと登場人物の思いがよく分かる。

  • 泣いてしまうとわかっていながら読まずにはいられない。
    とても残酷で優しいお話だと思う。
    なぜなら過去に戻っても起こってしまったことは変わらない。でも思いを伝えることはできる。
    「自分だったら、、」と毎回考える。

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著者プロフィール

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中。47都道府県で舞台『コーヒーが冷めないうちに』を上演するのが目下の夢。趣味は筋トレ、サウナ、シーシャ。モットーは「自分らしく生きる」。

「2023年 『やさしさを忘れぬうちに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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