さよならも言えないうちに

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 572
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763139375

作品紹介・あらすじ

(編集中)

感想・レビュー・書評

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  • 。゚(゚´ω`゚)゚。

  • 「最後」があるとわかっていたのに、なぜそれが
    あの日だと思えなかったんだろう…。家族に、
    愛犬に、恋人に会うために、過去に戻れる不思議な
    喫茶店を訪れた4人の男女の物語。

  • 「コーヒーが冷めないうちに」シリーズの第4弾。
    今回はタイトルにもある通り、「さよなら」を言えずに別れることになってしまった人たちに焦点をあてた4つの短編集になっています。

    「事実」は変えられなくても、「解釈」が変わったり自分の思いを伝えることで後悔がなくなったりして、晴れやかな気持ちになる良いお話でした。

    ただ、愛犬のお話に関しては、過去の夫の言葉に救われているように見えました。なぜ現在の夫は同じ話しを妻にしてあげなかったんだろう?と気になってしまいました。もちろん愛犬にもう一度会えたことは良かったのでしょうけど。。

    そして最後の電話で明らかになる「奇跡」は、少しご都合主義に感じてしまったかなぁ。

  • 川口俊和の『コーヒーが冷めないうち』シリーズ第4弾『さよならも言えないうちに』を読んだ。
    設定は『コーヒーが冷めないうち』の書かれた時代の翌年、同じく喫茶店フニクニフニクラと言うことになっていて、他の作品同様4つの話が描かれている。
    その4つとは、
     第1話 大事なことを伝えていなかった夫の話
     第2話 愛犬にさよならが言えなかった女の話  
     第3話 プロポーズの返事ができなかった女の話
     第4話 父を追い返してしまった娘の話
    である。
    このうち第4話は、舞台『コーヒーが冷めないうち』最新公演で第1話の恋人同士の話と差し替えで上演されている。もっとも注釈によると、原作はラジオドラマだそうである。東日本大震災を巡って、亡くなった父親に会いたいという娘。父の死の原因がウザい存在だと思っていた父親の自分に対する愛情が原因だと知ったのが過去に戻りたい理由だった。もちろん、この話、泣けました。
    第1話はちょっと理屈っぽい内容があって、話にのめり込めなかったので泣けなかったのが正直なところ。
    第2話、人の涙を誘うのに動物を持ち出すのは小説家として禁じ手ではないかと思い、そこが心にひっかかって泣くには泣けたけれど不満もあった。
    第3話は本書の中では個人的に一番素直に泣けた。

    第1話の中で数と例の席で読書をする幽霊の女との関係がやや明らかになってくるが、この関係は既に映画で明確化されているので小説ではどのような落とし所を読者に提示するのか気になった。

    と言う訳で、第5弾を期待している。

  • 「コーヒーが冷めないうちに」シリーズの4作目。
    今までずっとシリーズ読んできたので、早速読んだ。
    変わらず登場人物は共通する短編集で、今回は別れを言えなかった人たちに焦点をあてている。
    3つ目と4つ目の話で涙が止まらなかった。
    死んでしまった人たちとは会えないという現実は変えられないのに、当人たちの気持ちが前向きになれているところがとてもいいなぁ、心が洗われるなぁって思った。
    小説だから話ができすぎているだろって思うけれど、たまにはきれいな話が読みたくなる。
    とてもよかった。

  • 2021年09月19日読了。

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著者プロフィール

川口 俊和(かわぐち としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。『コーヒーが冷めないうちに』で小説家デビュー。続編として『この嘘がばれないうちに』が刊行され、最新刊『思い出が消えないうちに』も2018年9月19日に発売。
『コーヒーが冷めないうちに』はヒット作となり本屋大賞にもノミネート。映画化され2018年9月21日に公開。

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