会社員3.0

  • サンマーク出版 (2022年12月20日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784763140234

作品紹介・あらすじ

会社にいたら好きなことはできない。
上司の言いなりになって働かないといけない。
好きなことは、独立か転職でもしないとできない。
……そんな時代は、とうの昔に終わりました。

会社に所属して、会社の名前、お金、人脈、その他資源を存分に使いながら自分で好きな仕事をつくって、自由に働く方法があります。
どんな会社にいても、考え方ひとつで会社員でも「自分の仕事」を自由につくれるのです。
その働き方を本書では、「会社員3.0」と定義します。

平社員からコミックシーモアを立ち上げ、
会社にいながら連続して業界シェアNo.1の会社を創業した社内起業家が、
不確実な時代だからこそ自由になれる会社員としての働き方を説く!

役職も年次も関係なし!
やりたい仕事をつくって承認をもらう超・合理的な会社員のすすめ!

【本書では会社員を3段階に定義します】
△会社員1.0
会社の命令で生活のために働く
◯会社員2.0
高給と権限を求めて社員同士で競争する
◎会社員3.0
会社と対等に自由に働く

感想・レビュー・書評

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  • まぁ、よくあるビジネス書って感じ。大企業だからできたというわけじゃない、と書かれているけど結局大企業にいるから(大企業に入れる人材だから)できるという面はあると思う。

    「大義(なぜそれをやるのか)とビジョン(その先にどんな未来があるのか)」が自分で原落ちした状態が大事というのは同意。結局自分事化できないと仕事のやる気は起きないし、辛い時に人のせいにするだけになってしまう。

    個人的には、『わかりやすい材料だけで意思決定すると、みんな同じような会社になる』というのは会社を動かす人たちに聞かせたいフレーズ。「儲かるのか」とか「コストは回収できるのか」とか、そんなことは中小企業のオヤジでもわかってる(なんなら平社員でもわかってる)

  • いたずらに常識を否定してるだけ

  • 会社にいながら自由になれるストレスフリーな働き方
    https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=4023-4


  • どうせ働くなら楽しく働きたい。
    誰もが思っていることだと思う。

    自分なりに工夫して楽しめるポイントを探し出す。または作り出す事。
    そして「大義」や「ビジョン」を明確にし、自分の中に腹落ちさせる事が重要だと学んだ。

    作者とは仕事内容が異なるので全く同じようにというわけにはいかないが、自分なりに楽しんで仕事が出来るように工夫したいと思う。

    ・傾聴する事
    ・行動する事
    ・楽しむ事

    このあたりは色んな本で言われている事なのでよほど大事なことだろうと思う。
    普段から意識して実践していきたい。

    読んでて前向きになれるような素敵な本でした。

  • p59
    最後の行から、自分モードの大切さが説かれている。
    一方で"誰かのために歩む"ことは間違いか?という疑問もある。
    →(読後追記:あくまで起点は自身ということだと理解。その上で「誰かのため」までは否定していない。)

    p68
    承認の9割は感情である話に関連して…。
    現場メンバーしか取り得ない情報を織り交ぜつつ、幹部説明をすること。
    これはある種、ロジックではない部分の効能が出るところか。

    ・自身が現場にいた時を思い起こさせるダイナミックなエピソード。
    ・ステークホルダーの意外な一面

    ※面接とかの苦労話もその一種?本質のメイン軸ではないと思うが。

    …など、感情を揺さぶる要素となっているのかも。

    派生して…だが、
    対面・飲み会が減ったことのデメリットは、感情マネジメントが難しくなったことだと思う。

    p75 共感の扉を開けることは、承認取り付けに限った話ではなく、人を動かすときの必須事項と考える。

    p85
    経営者の語るビジョンは美辞麗句なのか?

    否、自分モードで動き、ビジョンを成し遂げるが故に、後から利益がついてきている?

    協調社会の中で自分モードであり続けた人が、昭和平成の成功者なのか?そうだとするとら排斥の動きはどう躱した?

    資本家と労働者の二項対立で考えると、
    労働者は資本主義の奴隷たり得るかもしれないが、そもそも二元論で考えるべきではない。
    他人モードの労働者であれば、脱・奴隷を考えるのが最適解かもしれないが。

    p91
    共通点は★
    取り入れるべき意見は●
    他はスルー
    これは即取り入れよう。共感にフォーカスした素敵な動き方だと思う。

    p102
    投資対効果だけを見ずに意思決定がなされるのは、大義・情熱・熱意を見たから?
    企画職以外(営業など)だとどうなるだろう?
    例えば営業にて、案件のGo or NoGoを諮る際にどのように大義をかざす?

    顧客からは数字を求められることが多かったが、最近、描く将来像を求められている。
    ビジョンを支える知恵を欲しているのだろうか?

    幹部会議など経営に諮るとき、それらが入り込む余地はどこにある?

    • アルベル・ノックスさん
      p91
      共通点は★
      取り入れるべき意見は●
      他はスルー
      これは即取り入れよう。共感にフォーカスした素敵な動き方だと思う。

      これは本当に良い...
      p91
      共通点は★
      取り入れるべき意見は●
      他はスルー
      これは即取り入れよう。共感にフォーカスした素敵な動き方だと思う。

      これは本当に良いと思いました。
      「同じ方向を向いている時間を長くする」というのは、考えた事が無かったけどとても大事なことですよね。
      2023/07/30

  • 社蓄、出世競争、起業副業(笑)
    言葉のチョイスが面白いですね

  • 会社員を1.0、2.0、3.0と分類している。
    現在、自分は1.0の生活のために仕方なく仕事をしている状態。
    会社を対等にするべく3.0を目指して、明日から取り組もうと思える内容。
    作者の経歴がすごく、この人だからできるのではとも思ってしまうが、
    この考えをまず捨てて書かれていることを一つずつ、
    自分に合うものだけでも取り入れていけば、今の仕事生活が改善されそう。
    本屋で表紙で惹かれ、電子書籍を購入。

  • 会社が業績を上げていくために社員をどう活用すればいいのか、という目線で読んでみてほしい。
    楽しく仕事をするのが1番成果があがる。

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著者プロフィール

1973年生まれ。連続社内起業家。500万人に1人しか持ち得ない社内ベンチャー実績を持つ日本でただ一人の会社員。
広島県出身。NTT西日本の新規事業の創出組織に所属。国内最大級の電子コミック配信サイト「コミックシーモア」を運営するNTTソルマーレ、太陽光発電の遠隔監視装置「エコめがね」を展開するNTTスマイルエナジー、ねむりのDXによって未病ケア社会を創るNTTパラヴィータの戦略子会社を3社連続して立ち上げた。社内ベンチャー・新規事業創出のプロフェッショナルとして、NTTドコモ、NTT東日本、オムロン、旭化成、アサヒビールなど複数の企業社員に対して講師を勤め、慶應義塾大学、大阪市立大学などでも講演を行なっている。本書が初めての著書となる。

「2022年 『会社員3.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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