メンタル弱いままたのしく生きてく

  • サンマーク出版 (2022年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784763140258

作品紹介・あらすじ

「なんで私ばっかり」「私なんて」「自分のことが嫌い」、
しんどい、イライラする、不安だ……、
自分の感情に振り回されて疲れてしまっている人におすすめの一冊です。

トップアスリートや経営者のメンタルアドバイザーをする精神科医が
自分自身も実践している、ゆる〜いメンタルケア法を紹介。

この思考法を取り入れると、
メンタルを回復するスキルを身につけられて、
自分の機嫌を自分でとれるようになります。

あなたは自分の人生をわざわざ自分自身で過酷なものにしていませんか?

本書を読むと、
自分がメンタルダウンしにくい環境を自分で作れるようになります。
自分がメンタル回復できる環境も自分で作れるようになります。

著者が紹介する25の思考法を実践して、
人生ハードモードから人生イージーモードに切り替えましょう。

メンタルは、必ず、誰だってダウンするもの。
メンタルって、強くする必要はないんですよね。
メンタルのレベル上げは必要なくて、弱いままでいいんです。
弱いなら弱いなりの思考法を持って、
弱いままの自分を好きになり、楽しく、あなたらしく生きていきましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 元気をもらえました。
    生きやすい環境を整えたいです。

  • 精神科医・木村好珠さんの本です。
    子どもからトップアスリートまで幅広くスポーツメンタルアドバイザーを務めている方です。
    最近はメンタルが強いとか弱いとかよく聞きますがこの本の中で木村先生はメンタルは弱いままでいい、と書かれています。

    そして本の帯にも書かれていますが
    「自分の機嫌を自分でとる」
    ということの大切さについて書かれています。

    スポーツをやっている人だけでなく日常生活で困った状況、へこむ状況になったときの気持ちの整理の仕方について詳しく分かりやすく書かれていました。

  • 自立するためにはよりたくさんのものに依存する(少数のものに依存では立ち行かなくなる)という書き方は目からウロコだった。

  • 借りた本。
    メンタルを強くするのではなく、整え方について書かれた精神科医の本。
    日記は記録にしてたなと目から鱗。
    著者はタレント活動もされていたようだが私は存じず。
    担当しているアスリートの方々の話も参考になった。
    変えるべきはメンタルの弱さじゃなくて環境、と言われても環境を変えられないから悩んでる…と初めは思ったが、具体的且つ実行できそうな例があり、自分でメンタルエクササイズできるページもあり読んで良かった

  • 精神科医の先生が書いているので、理解しやすい。

  • 人は誰しもメンタルが強いわけではない。強い人も弱い人もそれは一つの表面的な極一部分でしかない。本著では、メンタルを鍛えるよりも「回復力を高めよう」と攻めの姿勢で主張している。私たちは、常に受け身で様々なストレスを受けている。それらは環境だったり人間関係だったり、人によって十人十色である。そのような状況や状態から自分で自分を回復させる力を高める方法が示されている。薬だけに頼るのではなく、日々の習慣の中に回復力を高める姿勢を身につけることにより、より回復することだろう。
    本著は精神科医という医師が指南する本であると同時に気付きを与えてくれる本でもある。メンタルは目に見えない分、自分で自分を回復させることはより必要になるだろう。メンタルが壊れるまで無理はしなくていいし、その限界も自分自身の中では知っているのだ。
    無理をせずに今を生きることと、少し回復したら、歴史から今の自分と悩んで苦しんだ人々が回復した本を読むといいだろう。時代は何千年と経ようとも人間はそんなに進化していない。歴史の人も皆悩み苦しみ乗り越えている姿から得られる知見もあるだろう。
    生きるのは大変だ。同時に生きるのは素晴らしいことだ。多くの視点と思索を自分の中で推敲し研磨し前歩み続けることで、あなたの人生は今よりももっと良くなることだろう。

  • 最初はホイミからはじめてみて、
    いつからかベホイミが使える様になって
    ベホマが使えたら満点レベルだけど、
    最終的にはザオリクまでいけちゃう。
    そんな私になりたいです。

  • 「できない」は、隠して他人に指摘されたら欠点、自分から見せちゃえば愛嬌。
    これ、とてもいい考え方ですね。
    できないことがあって当たり前。苦手なことがあっていいじゃないか。
    「私、こういうの下手くそで…ごめんなさい!」
    って先に言っちゃえば良いのよね。

    それでも「やればできるって!」「やらないなんて勿体ないって!」「私も手伝うし!」つって無理強いして来る人もたまにいますけどね!
    まあそれは、メンタルが強い弱いとは別の話か。

    依存先はどんどん増やせ、も目からウロコ!
    正しくはこの著者ではなく、脳性麻痺の障害を持った、熊谷晋一郎さんという方の言葉が元になっているようですが。
    依存先が広く浅くであればそれぞれへの依存度が低い。でも『ないと困る』ものひとつひとつへの依存度が非常に高いと、それをなくした時にすごいダメージを受ける。だから、一つのものにのめり込み過ぎず、好きなことは複数あったほうが良い。
    彼氏がいないと生きていけない!とか、家族しか頼れない!とかは絶対ダメ、ってことですね。これはすごい良く分かる。

    あとはもう、弱ったときは一回休め!
    時間までに起きたとか、自分が弱ってきたことにちゃんと気づけたとかちっちゃいことで自分を褒めて、頑張れないなら頑張らないで。

    メンタルは強くするものじゃなくて、ご機嫌を伺いながらうまいことコントロールするもの。
    まずは、『好きな◯◯』をいっぱい書いて、『上機嫌でいるとどんないいことがあるか』を考えて、『他人目線じゃない、自分が思う自分の良いところ』を10個見つけよう。

  • ・強くすべきはメンタルレベルではなく回復力(メンタル強い人なんていない)
    ・メンタルダウンしにくい環境を自分で作る、あるいはメンタル回復できる環境を自分で作る
    ・”できない”は、隠して他人から指摘されれば欠点、自分から見せちゃえば"愛嬌"
    ・自分の機嫌をとるためのモノ・推しを用意しておく(色、有名人、スポーツ、音楽、動画、本、キャラクター、風景、動物など)
    ・自分の感情に敏感になる(感情に具体的な名前を100個つける)
    ・自分の気持を言語化するには日記がよい(1行日記でもOK)
    ・他人の評価を気にしない「自分の長所」を見つける
    ・不安が大きくなったらそれが何かを人に聞く
    ・不安要素を自分で解決できるものとできないものに分ける。書く。
    ・不安のとき事感謝の気持ち。それが幸せホルモンのセロトニンを生み出す
    ・他人をうらやましいと思える素直で他人の良さを気づける自分を褒める
    ・依存先を増やして、ひとつひとつの依存度を浅くする=自立した人
    ・焦っているときは思考を整理。うまくできていることとそうでないことを整理する。また周りに正直に話してサポートをもらう。これまた愛嬌である。
    ・イライラ、落ち込みなどは自分の感情に気づき自分を知るいいチャンス
    ・自分が弱っているときは他人の悩み相談を受けない
    ・体外的なプライドを捨てたほうが行きやすい
    ・承認欲求とのうまい付き合い方は、自分で自分を認めてあげる高いレベルの承認欲求が低いレベル(他者の評価)の承認欲求を上回ること
    ・他人軸ではなく自分軸で生きる。自己評価は激甘採点で良い(朝ごはんを食べた、レベルでOK)
    ・褒められるのを待たずに自分から褒められに行く
    ・「私ばかり」の後に続く得していることを探して見つける(推しのこの魅力に気づいているのって私だけじゃない?など)
    ・早めに誰かにSOSを出す。感謝は必要だけれど遠慮はいらない。相手も嬉しい。
    ・しんどいなって思ったら積極的にがんばらない。医者が休めという理由がこれ。

  • このエクササイズはやってみよう
    ・好きを見つける
    ・感情の語彙力を増やす
    ・自分がご機嫌だったら、どんないい事がある?

  • 今日も朝ちゃんと起きて、えらい!それを本気で思えることが楽しく生きるコツな気がする。
    自己肯定感、大事。

  • 違う方が呟いてバズった、「自分で自分の機嫌を取れる人って魅力的」、このワードがこれからも達成できたらなと。
    ただ、この本に書いてあることをしても、ヘコタレナイ、ヘコタレテモ再起してくる学習能力のない人が生まれるだけで、根本の改善になっていない。
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    ただ、読んでてひらめいた事をメモとして以下に。
    ・メンタルは強くならないので、辛かった各事象に対して改善策を具体的に考える
    ・自分のカードで工夫しても工夫しても勝てないときはゲームのルールを変えちゃえばいいのさ♪
    ・「出来ない」は他人から指摘されたら欠点、自分から打ち明けちゃえば「愛嬌」
    (隙のある人はモテるし人気)
    ・(とはいえメンタル死ぬので)メンタル回復できる技を身に着けておく(自分は何で回復できるか?)→俺は無意識で何かできる時間①ひたすら走る②ひたすら寝る③ひたすら仕事する

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著者プロフィール

このみ こころとからだクリニック院長
精神科医、スポーツメンタルアドバイザー、産業医、健康スポーツ医。

1990年2月28日生まれ。東邦大学医学部卒。
医学生時代に準ミス日本に輝いたことをきっかけに芸能活動を行い、タレント業と並行しながら2014年に医師免許を取得。慶応義塾大学病院にて研修後、精神神経科に進み、いくつかの病院勤務を経て、現在は「このみ こころとからだクリニック」の院長を務めている。
また、大のサッカーフリークで、早くからスポーツメンタルに取り組み、特にアカデミー年代のメンタル育成の普及に力を入れてきた。
東京Verdyトップチーム、南葛SCトップチーム、愛媛FCトップチームをはじめ、ブラインドサッカー日本代表、レアル・マドリード・ファンデーション・フットボールアカデミー、北海道コンサドーレ札幌アカデミー、横浜FCアカデミーなど数々のサッカーチームでメンタルアドバイザーを務めてきたほか、有名アスリート個人のメンタルアドバイザーも務め、その範囲は野球、卓球、ラグビーにも及ぶ。
あわせて産業医として、いくつもの企業の健康づくりにも携わっているほか、様々なメディアで活躍しており、多数の番組に出演。数多くのセミナーや講演もこなしている。
精神科の臨床医でありつつ、子供からトップアスリートまで、幅広くメンタルサポートすることができる新進気鋭のスポーツ精神科医。

「2025年 『整え上手になるためのメンタル歳時記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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