古事記転生

  • サンマーク出版 (2023年6月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784763140272

作品紹介・あらすじ

目覚めたら古代日本の神様だった!
誰もがその名を知る『古事記』の
誰も知らないメッセージ

◆チャンネル登録者45万人超!
今もっとも深く神話を語るYouTuberが「シン訳古事記」の教えを引っ提げて鮮烈デビュー!!

バーテンダーのサムは、仕事も人間関係もズタボロ。
ある日、常連客とのトラブルに巻き込まれて命を落とす——。
目覚めた彼は、『古事記』の世界で神様として転生していた!

しかも転生したのは、いじめられっ子の下っ端神様・ナムチこと後の大国主。
元の世界に戻るために必要なミッションは、
『古事記』の世界で“日本建国”を成し遂げること!?

◆魂が成長する令和×神話の超感覚ストーリー!

大国主が国づくりに込めた思い。
イザナギとイザナミが成し遂げた真実。
スサノオが探していた後継者。
この国に受け継がれてきたもの、受け継がれなかったもの……。

『古事記』に込められた真のメッセージを超訳!
この物語は、現実に向き合う勇気をくれる。

感想・レビュー・書評

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  • あんまり読んだことはないですが、ゾウのシリーズを彷彿とさせる作風でした。
    こんな風に何かを教えられる作品だと思わずに手に取ったので、思いのほか興味深く読めました。

    メッセージ性はいたってシンプルですが、古事記と絡めて話が進んでいく作風が個人的には好きでした。
    古事記や日本神話にそこまで知識はありませんが、楽しく読めました。

  •  「古事記」の一部分を上手く切り取って、現世と交えたお話し。とても読みやすかった。
     TOLANDBLOGは好きで、ユーチューブで時々見る。
     一遍ごとにメッセージが込められてるから、それも楽しめるかも。
     原点回帰という言葉が頭をよぎる。
    完成形ではなくて、創っていく過程が面白いのだと思う。それは人生にも言えることではないだろうか?「種」は至るところにあるのだから。
     成長とは過去からの脱皮だし、自分の嫌なところを見つめ、逃げず、超えていくのだとそんなふうに受け止めた。

  • 軽快な文体で面白く分かりやすかった。
    自然に感謝して仲間と繋がる暮らしって原点にして最高だったのでは…?現代では薄れてきているけれど。
    本当にやりたい事って分かっているけれど一歩を踏み出せないものなんだよなぁ…

  • 読み始めは古事記を絡めた自己啓発本か〜
    と言う印象で何となくパラパラと読んでいたが
    意外と面白かった。

    「分かったような気がしてるだけで、実の所は何も理解しようとして無かった」
    いい言葉だ。

  • 古事記を読んだことが無いので、本書においてどこまで深掘りされているのか分からないが、古事記の入り口としては読みやすい本だと思う。名前くらいは知っている神様の関係性などを物語にうまく落とし込めていたところは良かった。ただ、転生モノなどライトノベル的な面白さを求める方にはおすすめできないかな。物語として読む分にはかなり稚拙。自己啓発目的ではおすすめ。

  • 古事記をベースにした「夢をかなえるゾウ」のような自己啓発本。

    著者のYouTubeチャンネルのファンであったため、動画で話されている内容が本書にも反映されていると思っていたが、期待外れであった。ただ著者独特の鋭いツッコミが本書の会話文にもしばしば表れていたのでクスッと笑えた。

  • ”この世界の大原則は「自分で気づくこと」”

    ”人とたくさん話してたくさん話を聞いて、自分の「目」を増やせ!
    目が少ないと、その目に入る人しか褒めないし認めない。
    目が増えれば増えるほど、人のいいところがいっぱい見つかって人生が豊かになる”

    ”全ての出来事に成功も失敗も同時に存在しているから、その療法を見ることが大事”

    ”たくさんの人に「疑問」を与えることが大切。考える機会を与えること”

  • 人間ってのは難儀な生き物。勝手に思い込んで想像して妬んで憎んで。
    けどそれは大昔の神様たちも同じだったらしい。
    向き合って、受け入れて、感謝する。物事は球体。陰も陽も全てはひとつ。受け入れて進んでいく。自分はどうしたいか。
    途中から自己啓発本のような気もしてきたけど、古事記の複雑なカミサマたちの顛末をエンタメ小説風にスラスラ読めたのは良かった。
    前に古事記の本も読んだけどあまり入ってこなかったとこもあったけど、あの本ももっかい読みたくなった。
    やっぱり僕らは忘れ去っているし思い出さないようにされてるのかなぁ。
    知るべきだ。

  • 年とって日本神話をもっと読みたい欲望が沸いてきて手にとる

    昔週末にやってた歴史を おねいさんと ピンクの動物がタイムスリップしながら
    子供達に歴史をわかりやすく教える感じ

    まずは短かったし
    テーマを詰め込みすぎな感がいなめない

    ただ神話をより身近に感じた発想は凄い

  • 古事記は何回読んでも内容が頭に入ってこなかったけど、この本は凄く読み易く面白かった。読み終えてすぐ、NHKのドキュメント72時間で島根県黄泉比良坂が舞台でたまたま観て実際あるんだ!と驚きました。

  • 読みやすくて面白かった
    古事記読みたくなった
    章の終わりのところで重要なメッセージが書かれていて振り返りつつ見れたのも良かった
    面白そうで買ったけど割とメッセージも刺さって自己啓発的な感じにもなってよかった

  • 軽い内容で一気に読んだ。古事記の世界から自己啓発的な要素を出してくるとは想定外でした。日本の神話は好きな領域だけど、つい忘れてしまうので、時々読むとその度に新鮮な感じがする。

  • audibleで聴読。古事記入門として、分かりやすいと感じた。古事記の登場人物に憑依して進む物語や、物語を天から眺めるような視点で書かれているので読みやすい。いわゆる異世界転生先が古事記だったという感じ。スサノオの印象が割と残るくらいには、よく出てきた。日本の神様は、全知全能ではなく、人間らしく、失敗したり成長するんだなぁと思った。

  • 古事記をベースにした自己啓発的な話で、面白く読めた。

    印象に残った言葉は次の言葉。

    「目が増えれば増えるほど、人のいいところがいっぱい見つかるから人生が豊かになるって」

  • 淑徳大学OPACリンク
    https://x.gd/Pqz6V

  • 歴史も知れて、老若男女問わず読める。

  • さくさく読めます。

  • 古事記を面白く読みやすく。現代の青年が古事記の時代に神として蘇る物語。

  • 歴史を考察するYouTubeチャンネル“TOLAND VLOG”の語り手サムさんの著書。
    日本神話の大国主に転生し古代と現代を行き来しながら、国作りとは何か生きるために大切なことは何かを学んで行くストーリー。
    成長って他人より上に立つことじゃないって気づかせてくれる一冊でした。
    日本神話好きとしてはもう少し謎解き要素がほしいところだが、日本神話好きなんてほんの一握りしかいないだろうし、これくらいがちょうどいいのかも。

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