シン・スタンダード

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  • サンマーク出版 (2024年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784763141101

作品紹介・あらすじ

実践した人から、日本の枠を超えていく!
知るだけで心が軽くなる世界シン常識48

学校で鉛筆を使うのは、もう古い?
その食材の使用は、すでに違法?

人は無知というだけで、
知らない間に損をしている!

お金、仕事、教育、子育て……
あらゆる分野で知るだけで心が軽くなる
世界のシン常識48。

ドイツ在住の実業家であり、
国際資格や国家資格を含め40種の資格を保有。
また、80ヵ国を渡航した経験をもつ
世界に精通する人気インスタグラマーによる初著書!

著者が、イギリスで
「日本のお母さんってどんなイメージ?」と
質問した時のことでした。

その時、イギリス人は、
「日本のお母さんは火を使いすぎ」と
答えたそうです。

というのも、イギリスでは、
朝はシリアルを食べ、昼はサンドイッチを食べるなど
料理に火が使われることはほとんどなく、
使ったとしても「夜ご飯」の時くらいなのだとか。

確かに、日本の食卓では、
朝ご飯にも昼ご飯にも、
当たり前のように火を使った料理が
出されることが多いのではないでしょうか。

だからこそ著者は言います。

もっと日本人は楽をしていいし、
世界の常識を取り入れていけば
もっと楽に生活できるようになると。

つまり、「世界」に対する
解像度を上げれば、
気づかなかった「幸せ」が
おのずと見えてくるのです。

・アイスランドやスペインでは週休3日が当たり前!
・幸福度世界上位のデンマークでは通知表禁止!
・ドイツのほとんどのお店は土日休み!
など、実践した人から日本の枠を超えていく
世界の「シン・スタンダード」が満載です。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったー!!世界と日本を比べた内容だが、そこまで日本下げてる訳じゃなく、こんな事や考え方があるんだって感じた。

    日本の母親が家事をやりすぎって件も、掃除や料理の光熱費を考えると、確かにドイツの冷たい朝食も良いかもと感じた。また、よく聞くが、子供の教育で苦手分野を減らすのではなく、得意分野を伸ばす事で勉強自体を好きになる。通知表をつけないデンマークは国際学力調査でもトップクラスというのも凄い。そして、この本で一番響いたのは、事実と価値観は違うという事を改めて認識した事かな。お肉は環境負荷が高いという事実と(諸説あるだろうけど、まずは気にしない)だから、お肉は悪という価値観。価値観を事実や正論の如く扱うのは違うよなー。また、消しゴムを使う事で間違いを無かった事にする事のリスク。間違いを悪と見てしまい、間違うこと自体を恐れてしまう。そして、チャレンジ精神を失う。これも一理はあると思う。そして、フードロス問題は深刻だよねぇ。恵方巻きは確かに、どうかと思う。シンガポールの政治家が出来高性なのも良いよね。政治家の給料も投票で決めたい。ハンガリーの少子化対策もよいねー。4人産むと所得税が全額免除、補助金もたくさん。兵庫の明石市で近い事をできたんだから、絶対やればできるよねー。
    諸説ありだが、面白い本だったー。

  • 今の自分にとって必要な読書になった。
    凝り固まった思考をほぐしてもらい、柔軟性の必要を再確認感した。日本の常識は世界的には非常識とも捉えらることもある。
    狭い価値観に縛られず、広い視野で物事を考えられるよう習慣付けたい。また、知識と教養と経験と勇気を持って人を救える人間に一歩でも近きたい。沈没しかけた船から飛びおりてもらうためにイタリア人には
    女性が泳いでますよとドイツ人にはルールなのでと、日本人には何と言えば海に飛び込んでくれるか?皆んな飛びこんでますよ…らしい…本当怖い。

  • お客さまとの会話から出会った書籍。

    一日本人が生きづらいのは、日本の常識しか知らないから一 
    そう思う理由を以下の各章で説く
    happiness
    money
    education
    food
    politics
    rule
    environment

    ある課題についての考え方を広くワイドに捉える為には自分と反対側の意見に立ってディベートしてみると良い。

    以前読んだ「ファクトフルネス」からも同じ趣旨を学んだ気がするが、実行は難しい。なぜなら、気になることばかり手にしてしまうから。そこで反対の意見も取り上げられていれば多少は意識を巡らせる程度だ。

    白か黒じゃない、グレーの濃淡を理解して寛容になれるのは読書の最高の財産だと思えた。

    ”道路に寝そべるような環境活動家”に持っている私のイメージカラーをグラデーションの端と考えれば、まだまだ私に出来ることは有る。その端までには様々な解決方法や取り組みがあること、それは大切な事なのに忘れがちだ。

    一 「知識」と「勇気」。どちらか一方が欠けても、大切な人を守れない。‥‥大切な人を守るために学ぼう。そして、勇気を持とう。その2つは現代人が手にすべき武器である。



  • 沈黙は黙認しているのと同じこと。事実を見極め、いろんな価値観に触れていこう。そして自分の考えを発信することが大切だと思った。

  • 私が運良く海外旅行出来た北欧の国はデンマークだった20年も前のこと、当時この本に書かれている事をそこで知りカルチャーショックを受けて帰って来たことを今でも鮮明に覚えている、私の思考に変化を与えた時でもある、特に教育、夏休みに宿題もない、ペーパー試験も無し通知表も無い、商店は土日休み、日本の常識が世界では非常識なことってあるんだと本当に考えさせられた、思考停止にならない様に心掛け様!

  • 本のサイズに比して、文字数が異様に少ないです。なので1時間もあれば読めます。
    立ち読み推奨。

    内容について、人によって合う合わないがあるかなと感じました。私は共感できる点とそうでない点が半々くらい。なので★3つ

  • 著者が実際に経験し、見聞きしたことを、惜しげもなく教えてくれてありがとう、と言った感じ。端的に書かれていて、とてもわかりやすい。

    ただ、それゆえに内容が軽く感じて、嘘か本当かわからないSNSと同じように感じてしまった。
    情報の取捨選択は、自分自身の基準をしっかり持たねば、と改めて思った。(皮肉にも、著者も同じことを言ってるけどねw)

  • 谷口さんのInstagramでの発信が好きで、よく読んでいます。
    私がチェックしている活動家の方の中ではかなり、偏りが少なく多くの方に読みやすい丁寧な文章を書かれる方だと思っているのですが…
    私も実際に海外で一年過ごしてしまった後なので、きっとバイアスがかかっていますね。(笑)
    もし今すぐに受け入れられなかったとしても、知るということは大切だと思います。
    谷口さんが紹介されている考え方が受け入れられるようになれば、きっと楽に生きていけるようになると思います。
    すごく目新しい情報は書いてありませんが、子供や本を読まない方にも分かりやすく、それでいて説得力がちゃんとあります。
    私の場合は手元に置いておいて気軽にパラパラっと読み返せる。そして、その時々で気になるトピックについて、改めて考えるきっかけになる本だと思いました。

  • 大事なことを大事とちゃんと言ってくれる。こんなにありがたいことはないです。

    一人の志がある政治家の力で国を変えることができるのなら、もうとっくに日本は変わっている

    この本を読んで一番心に残っているフレーズです。

    最後に動くのは国政。だから、必要性を一人一人に伝える活動を信念を持って続けている。

    自分の道を信念を持って進めるためにも、そうじゃない道に可能性がないことを知ることが大事だなと改めて思いました。
    最近読んだクリティカルビジネスパラダイムでも、理想じゃない世界から理想を考えるというのと同じですね。
    引き算から考えよう。

    もう一つ、感じたこと。
    消費をクリエイティブにする。
    糸井重里さんの言葉ですが、一人一人が考える時に、考えろ、というのではなく、クリエイティブにやっていこう、くらいの方がいいのかもしれないです。消費で自分を出す。その出し方、選択肢を提示しつつ、その中でクリエイティブを発揮していこう、と言った方がポジティブな気がしました。

  • すぐ読める。子どもでも読める。
    平易な言葉を駆使して、なおかつ数字を出して、興味を引く作戦も成功している。
    しかし、全ての数字はほんとかな??とも思う。
    参考文献も参考資料の記載もないし。

    環境に配慮せよ。
    自分の頭で考えよ。
    マスコミ(ネット情報)を疑え。
    行動せよ。
    投票せよ。
    食品添加物に注意せよ。(!?)

    もっともな事が書いてあるが、ところどころに挟まれる全ページの自身のポートレートが!!(自己肯定感が高止まり!!良いことだが。)



  • 数時間で読み終えれる量。
    世界80あまりの国を訪問して来た谷口さんの体験が詰まっているので説得力がある。
    定期的に読み返したい本ですね。

  • 固定概念枠組みの外から、知見を与えてくれる良書

  • 本の内容はその通りだし、バイアスを掛けずに見ることは大事だけど、ちょっと押し付けがましい。環境活動家というと宗教的な雰囲気があって、苦手。

  • 拝金主義は大人の影響が大きいのだろう


    少年よ大志を抱け
    それはお金や私欲のためでなければ
    名声という儚いもののためにでもない
    人としてあるべき姿であろうとする大志を抱け
    クラーク博士

    お金は手段になっても目的ではない

    人は手に入れたいというよう欲求より
    手に入れた物を失いたくないという欲求のほうが
    圧倒的に強い

    ドイツでは授業中の発言で評価

    スウェーデンではSNSは
    自分がメディアであり、世界に影響を与えるツール

    ドイツの教育では自分たった1人だとしても反対できる人間を育てる

    イギリスやドイツ
    教育は家庭で親が子供に行うのが主で学校は補助

    自分の身体に入れるものはよく調べ、学び、考えて判断。


    生きるということは呼吸することではなく、行動すること。
    愛するとということは、思慕することではなく行動すること。

    食べ物は何を食べるかより誰と食べるか

    黄色5号
    赤色40号お菓子やケチャップ✖️

    あなたが政治に無関心になるなら
    政治もあなたに無関心になる

    スウェーデンの教科書
    ルールは変える物

    事実と価値観を区別して考える
    肉は環境負荷が高いは事実
    肉を食べることは悪は価値観

    人と価値感が違ったといって、自分の価値観を
    否定された気になる必要はない

    哲学者ジャンポールサルトル
    人生はBとDの間のCである
    どう生きるかは選ぶことができる
    自分にできることを淡々とやる

  • 世界は知らないことだらけ!

    知るっておもしろい。
    実践するかどうかは自分で決める。
    でも、知ってて損はない!

    日本と外国の違い。
    「どっちがいい」とかではなく、「こういう世界もある」っていうことを知っているということが大切な気がする。

  • 今まで知らなかったことを知ることのできた本。
    考える癖、伝える勇気を持ちたい。

  • 筆者は学校での公演も多いため、子供に関する記述が多かった。
    子育て中の人が読むにはいいかもしれない。

    評価を★2にした理由は、筆者が本で書いていることと実際の言動がかけ離れている部分が多々あるからだ。

    具体的には自身のインスタのコメントで「参政党がいいと思います」というような内容に対して、かなり批判的なコメントをしていた。
    (本では多様性が大事、みたいな雰囲気なのに)

    また公演会で「紫外線は身体に悪いから日焼け止めをしっかりと塗っています」と強調していたが、それは海外の話であって、日本の場合は紫外線対策をしすぎていてビタミンD不足になっている人が多い。
    (多くのことを知っているようで、日本の問題を知らない)

    少子化対策をかなりしてる国があげられていたが、調べたところ、その国も少子化しているようだ。
    つまり、いくら少子化対策しても、平均寿命が長い国は、子供が増えない原則があると思う。

  • 自分の主張を軽く裏付けして説明するのに、もっともわかりやすい事例や研究結果が簡単に載っているので、口頭ベースで誰かに伝えるのにはとても良い。
    例えば、「思い込みの怖さ」を伝えるための体験クイズや「自己選択の大切さ」を伝えるためのBCDの話、スウェーデンの「ルールは変えるもの」という教育など…

    とても簡単なので一時間ほどで読み終わります。

  • 冒頭のクイズで私の固定観念は凝り固まっていた。
    父親と息子が乗った車が事故にあい病院へ行くとそこの医師がこの子は私の息子ですといった。何故ですか?
    すぐに答えられなかった、、、

    その医師は女性だったのですね
    政治家や医師は男性というイメージが抜けない

    スペインでは週休4日を目指す?
    他ヨーロッパでも週休3日?
    ドイツは土日お店がほとんど休み
    フランスでは食料もそうだけども 衣類を処分できない法律ができたと
    日本の掃除文化はとても素晴らしい
    消しゴムは使わせないところもあるとか
    ボールペンで授業受けさせる
    確かに間違えることに抵抗がある子供が多い
    もっと間違えてもいい文化があるといいのにな
    日本のお母さんは家事をしすぎる
    コロナ時 オリンピックは開催するのに
    子供の一生に一度の行事はなくなった スウェーデンでは学校閉鎖せず コロナ感染を鎮静させたとのこと
    マスコミに踊らさせすぎ? テレビを見ないことがいちばんの感染対策
    子供に犠牲を払わせて コロナ禍で子供の精神病院患者が増えたと

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