書けないんじゃない、考えてないだけ。

  • サンマーク出版 (2024年5月22日発売)
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本 ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784763141378

作品紹介・あらすじ

「面白かった」「やばい」しか出てこない人でも、
書きたいことがとめどなく溢れてくる!!

★文章で大切なのは、テクニックよりも
「書く前にどれだけ考えるか」「どうやって考えるか」

「せっかく感動したのにうまく言葉にできない」
「SNSやブログで読まれる文章を書きたい」
「自分の商品や作品の魅力をちゃんと伝えたい」

「書けない」悩みには、共通する原因があります。
それは、文章テクニックの上手い・下手ではありません。
「書く前の考え方」を知らないことです。

本書では、「文章力」を
「文章について本気出して考えた時間の量」と定義しています。

書く前に、どうやって考えるか。
書く前に、どれだけ考えられるか。
考えたあとに、読まれる文章をどうやって書くか。

考える→書く
これさえできれば、あなたの想いや感動を
何千字でも何万字でも書けるようになるのです。

★エンタメ系トップブロガーが文章にまつわる「全て」を書き下ろし!
本書は、「書くこと1本」で月間240万PV達成、冠ラジオ番組まで辿り着いたブロガー「かんそう」初の著書。
常軌を逸した表現力で読者の人気を集め続ける著者が、
培ってきた文章にまつわる「考え方」「書き方」を
余すことなく伝授します。

★アナウンサー宇内梨沙さん大絶賛!
「小学生の頃、書き方を教えてもらったわけでもないのに、
夏休みになると読書感想文が宿題になり、苦しんでいた日のことを思い出しました。
この本を読んで
『型にはまるな、自由に書け』と背中を押されたかった。」

感想・レビュー・書評

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  • 『思ってたより50000倍良かった最強の感想指南書』

    めっっっっっっっっっちゃええやん、この本( ̄∇ ̄)
    ふいに道端で人生の師に出会った感じ(笑)

    パワーワード優先&内容ゲキ薄のフザけきった本かと思いきや、分析・考察が圧倒的に鋭い。
    「文書」に対してプロはここまで掘り下げるのか…舐めきっててスミマセンm(_ _)m

    本書の中で、今後活かしたいことを下記。
    グルーピングすると意外にも4点に、コレなら何とか意識できそう。

    ①タイトル、初速に命を懸ける
    ・タイトルに命を懸ける
    ・息の根を止める掴み

    ②オチを先に決める
    ・「起結」と親友になる(「始まり」と「オチ」を先に考えて間を結ぶ)

    ③マニアックに気持ち悪く一点突破で
    ・感情が溢れた文書には狂気が宿る
    ・自分の感想しか書かない「逆ひろゆき」になる
    ・刺す文章は「広いあるある」と「狭い固有名詞」
    ・「自分の感情の海」に深く潜る(なぜなぜを繰り返して細部の一点突破で勝負する)
    ・「一」を徹底的に愛する
    ・自分の中に「イマジナリー秋元康」を飼え

    ④フレーズを大切に
    ・思い付いたフレーズをメモ

    さあ、あとは書きながら気持ち悪さを追求して行くだけかな…(´∀`)笑

    <印象に残った言葉>
    ・どれだけ支離滅裂でも、人の心を打つ文章は存在するのです。(P50)

    ・しかし、秋元康は違います。完全にブレーキがブッ壊れている。いや、ブレーキなど最初からついていない。(P78)

    ・そんなテクノロジーに唯一対抗できるのが「愛」です。(P132)

    ・理論整然だが無味無臭の味のないガムのような文章よりも、小手先の文章述などでは決してマネできない狂気が宿った変態の文書を読みたいし、書きたい(P149)

    ・ここまで無形物にキレている人間を私は見たことがありません。(P301)


    <内容(「BOOK」データベースより)>
    「面白かった」「やばい」しか出てこない人でも、
    書きたいことがとめどなく溢れてくる!!

    ★文章で大切なのは、テクニックよりも
    「書く前にどれだけ考えるか」「どうやって考えるか」

    「せっかく感動したのにうまく言葉にできない」
    「SNSやブログで読まれる文章を書きたい」
    「自分の商品や作品の魅力をちゃんと伝えたい」

    「書けない」悩みには、共通する原因があります。
    それは、文章テクニックの上手い・下手ではありません。
    「書く前の考え方」を知らないことです。

    本書では、「文章力」を
    「文章について本気出して考えた時間の量」と定義しています。

    書く前に、どうやって考えるか。
    書く前に、どれだけ考えられるか。
    考えたあとに、読まれる文章をどうやって書くか。

    考える→書く
    これさえできれば、あなたの想いや感動を
    何千字でも何万字でも書けるようになるのです。

    ★エンタメ系トップブロガーが文章にまつわる「全て」を書き下ろし!
    本書は、「書くこと1本」で月間240万PV達成、冠ラジオ番組まで辿り着いたブロガー「かんそう」初の著書。
    常軌を逸した表現力で読者の人気を集め続ける著者が、
    培ってきた文章にまつわる「考え方」「書き方」を
    余すことなく伝授します。

  • 何これ。私が求めていた内容とは違う!感想書くのにはこうしたらいい、とかこれは書かない方がいいとか教えてくれるんだって勝手に期待してたけど良い意味で裏切られた。そう言う小手先の指南書ではない。著者の文章愛、いや、テーマとして書いているものへの熱き思いがすごく伝わってくる。それに面白い。バンプの「スノースマイル」への突っ込みからの三浦大知の「能動」における三浦大知複数人説、最高だった。思わず聴いた。

    私が本書から学んだことは、文章なんて自由に書けばいいんだってこと。大勢の人に読まれるブロガーになりたいとかじゃなければ、思いのままあるがままに書けばいいんだよね。このブクログなんてまさにそう。誰に見せるわけでもない、自分が後から見返して楽しむだけのためのもの。
    まさに目が覚める思いだった。

    でも一つだけ覚えておきたい。起承転結の「起」と「結」は特に大事だと。最悪、この2つだけでいいと。あと、句読点はできるだけ削る努力をした方が文章のテンポがいいこと。(あ、一つだけっつったのに。まあいいや)
    句読点多用しちゃう民である私はついつい入れちゃうんだけどもうやめよう。お堅くて読みづらい文章より面白くて読みやすい文章の方が絶対いいものね。

  • 単純に面白くて笑える。全体的にふざけてるんだけど、学ぶべき要素もちゃんとある。綺麗に書くだけでなく、感情の発露するままに書くのも面白そうだ。

    印象としては、感情の混沌を余すとこなく出しつつ、構成や語彙力で文章全体を補強していく感じ。「真面目に不真面目」ってところか?

  • ブログならまだしも、本となると文字数が増えているから、非常に読みにくく感じる。だが、書いてあることは、非常に考えて、分析して、結果を出してきた人が、行きついた内容。

  • 目次が面白い本は初めて見た。おそらくブログタイトルのノウハウで書かれている。

    この本自体がブログみたい。話としては、何でもいいからとにかくインターネットの海に載せる、みたいな場面で役に立つ文章術だった。

    とはいえ、文章とはキモさの見せ合いで恥ずかしさを超えたところに面白さが出てくるとか、こんなもの人に見せて大丈夫なのかと思う文章にこそ唯一無二の価値があるとか、インターネット物書きとしては首肯するところが多い。

    文章は初速が大事で、読者の知りたいことを直球でぶつけないと興味を引くことができないという指摘は身につまされる。疲れた時は確かに140字も読めんのよ。

    よく見ると、テレビで使われるような「風邪を治す食べ物は○○」みたいな目隠し法は使われていない。

  • 自分の書きたい文章とは違った

  • 前半の秋元康のところまであたりの熱い文章を書くにはリミッターを外す必要があるというあたりまではよかったけど、それで息切れな感じ。極端な表現や比喩を使って過剰に表現することを信条としているようで、途中で飽きてしまった。ただネット時代に適当に読み流す感じならいいのかもしれない。「全ての文章は「本気出して考えた時間」で決まる」という意味ではブーメランのような文章といえる。

  • 文章をすらすら書けなくて落ち込んだけど、考える時間が大切だと明言されていて嬉しかった。

  • なるほど。
    本気で書いてる人たちはその分考えてらっしゃるのでしょう。
    語彙も普段から練っているし
    そして、熱量やら構成やらを計算されていると。
    その辺りはなるほどだし、実際の文章を例題として載せてあるので分かりやすい。

    ただいかんせん、好みでない。。
    ここで推奨される文章が。。
    そしてタイトルが。。
    地の文を読んでいても、あえてこのように書かれているので、媒体や対象によって色々な文章を書かれるのであろうが、
    今、このような文章が好まれるのであれば…悲報
    というしかないですな。

    読むはいいがすぐ忘れるので
    ブクログも挫けそうになりながら
    なんとかかんとか書いているけど
    「かんそう」も続けることでこのような道もあるのだ、と知れたことは…朗報。

    参考になる事は参考にさせてもらいつつ
    そっと閉じよう。

  • 自分の言葉で書く。
    書くなら、嫌いでもとことん調べてみる。

    文章術というより
    読み手の読みやすいリズム、視覚バランスを考える。

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