忙しさ幻想

  • サンマーク出版 (2025年4月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784763142139

作品紹介・あらすじ

旅行中に、分刻みで目的地を訪れるような予定を組む時、
人はそれを「忙しい」とは言いません。
むしろ、ほとんどの場合、目を輝かせながら
「なんて、充実した旅なの!」と言います。

一方、仕事となると、1日に2〜3個もミーティングが入れば、
人はそれを「忙しい」と感じます。
つまり忙しさは、タスクの量と関係がなく、
単なる心の感じ方であり、幻想なのです。

タスクが多かろうが、少なかろうが、
締め切りが迫っていようが、迫ってなかろうが、
パソコンと睨めっこしていようが、ソファに寝転んでいようが、
どんな状態だろうが、“心が忙しい”と感じているなら、
人はそれを「忙しい」と言い、たくさんのことを諦めていきます。

そして、不思議なことに、暇で退屈な人ほど、
「時間がない」と言っているのです。

本書は、今話題の読書インフルエンサーが
「世界中に存在する科学データ」や
「世界中の本に教えてもらったこと」をもとに、
そんな幻想でしかない「忙しさ」から
抜け出すための方法を書いた本です。

みんなの感想まとめ

忙しさは心の感じ方であり、幻想に過ぎないというテーマが本書の核心です。旅行などの楽しい活動は「充実」と表現される一方で、仕事のタスクは「忙しい」と感じられがちです。著者は、科学的根拠に基づき、忙しさか...

感想・レビュー・書評

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  •  最近、お仕事がバタバタと忙しいなぁ、と思っていたのですが、そんな時こんな本を見つけました(書店・図書館通いは止めないw)。

     筆者は、読書インフルエンサーの豊留 菜瑞(とよどめ なつみ)さんです。
    豊留さんは、「忙しさとは、心の感じ方であり、幻想なのです。」と言います。
    そして、「どんな状態でも、心が忙しいと感じているなら、人はそれを「忙しい」と言い、たくさんのことを諦めていきます。」とも。

     この本では、「忙しさ幻想」の正体を暴いた上で、「忙しさ幻想」に陥ってしまう原因や陥らないための習慣、「忙しさ幻想」からの抜け出し方が解説されています。

     忙しくて本が読めな~い!、と思うことがありましたら、ぜひお読みください♡

    《目次》
    第1章 暇で退屈な人ほど、「時間がない」と言っている

    第2章 「時間」に振り回されないためにやめたほうがいいこと

    第3章 意味のある時間を過ごす時、そこに「忙しさ」は存在できない

    第4章 人生をもっと濃厚で、もっと意味のあるものにする読書術

    おわりに

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      ないかサンマークさんらしい一冊ですね!
      「いいね」ありがとうございます。

      ないかサンマークさんらしい一冊ですね!
      2025/07/20
    • みのりんさん
      なるほど。
      なるほど。
      2025/07/21
  • 『忙しさとは心の感じ方であり幻想』
    私たちは、旅行など楽しいことは 「充実」と言うのに、仕事みたいに望ましくないことは「忙しい」 と表現する。

    今までにない「時間の本」の新たな切り口に、目から鱗が落ちる体験が止まらない!

    「机上の理論」ではなく、研究データなど科学的根拠をもとに綴られています。
    どこまで読んでも「あぁーっ、確かに!」と感じる内容ばかりで、いつもなら読みづらく構えてしまうビジネス本ですが、読んでいて楽しかった。

    「じゃあ、どうすればいいか?」
    全編を通して、謎解きで終わらず、ケース毎に実践方法についても具体的に示されているのも嬉しい。

    時間に関する言葉
    ・クロノス
    私たちを縛りつける「時計の時間」
    ・カイロス
    「意味のある瞬間」を表す時間の概念

    時間との関係について知ることで、焦りの感情がもたらす「忙しさ」の幻想に触れ、ハッとした。どうやら私は完璧主義らしい…
    時間を生み出す方法。読み進めていくうちに、「スモールステップ」の有用性や視点の変化がもたらすものなど、色々なことが頭のなかでつながってきた。

    そして本のインフルエンサーでもある著者の「読書術」についての章。
    興味深くて新鮮だったし、学びも多かった。

    「複数の視点で読む」という部分が私には一番しっくりきた。
    昨年秋から“行動に移すこと”を心がけていますが、これからは思考力も意識して鍛えていきたい。まずは「クリティカルシンキング」と「実験室メソッド」の実践から。

    ・時間に追われる感覚から解放されて
    ・読書を味方につける方法

    「ビジネス本」初心者さんにも易しい、分かりやすく噛み砕いて綴られたビジネス本。
    「あー、忙しい!」が口グセの人、心に余裕のない人にこそ、是非読んで欲しい。

    これは何度も読み返して、自分の中にしっかり落とし込んでいきたい。
    そばに置いて人生の手引書にしたい、特別な1冊になりました。

  • 今(P型)を全力で楽しむための計画(J型)の重要性
    限られた時間において、瞬間を全力で楽しめればどんな状況でも楽しめると今までは考えていた。しかしそれに加え、計画性をある程度持つことで、その楽しさの最大値を上げれるのではないか?、そんな発見をいただきました。

    IN型の重要性
    情報過多、コスパ、タイパでありふれる現代において、自身の中でそれぞれの物事に対して、「どうして?」という疑問を自身に対して問いかけることの大事さを学んだ。自身も現代の悪い風潮に染まっていたのだと反省した、、。

    思考力は道具に過ぎない
    知識と行動が結びついて、意味がある。「行動なき知識は、時として傲慢の種となる」、この言葉、響きました。

  • とても面白かった。最後は読書のすゝめみたいになっていたけど、根本的な「心の余裕を持つこと」に対してのプロセスだと理解できたので、問題なし。

    たまに見返したいフレーズがいくつかあった。

    まだ自分が知りたかった問いへの回答にはならなかったけど、これは心理学に求めるべきかもしれない。

  • 忙しいのは「状態」ではなく、「心がそう思ってるだけ」ということを教えてくれる作品

    読んでいて、「確かにその通りやな!」と思える内容が多くて、非常にわかりやすかったです!

    古代ギリシャの人たちの時間に対する考え方である「クロノス」と「カイロス」
    本当にどの僕たちは時計に縛られていて「クロノス時間」ばかりなってるなって思った
    同じ時間でも「カイロス時間」として捉えられるような考え方を大切にしたいと思いました

    その他にも、やりたいことへの向き合い方とか、作者の行ってる読書術などタメになることが多くあった作品でした!

  • 確かに忙しいと思っていても良いことなくて、むしろ何かをやろうとする機会を失うから惑わされてはいけないね

  • 忙しさは心の状態 タスク量、質ではない。
    時間単位や名称で捉えると時間は有限なので忙しい心の状態起こりやすい
    ex. 1時間会議 ✖️ 〜(具体的事項)を決める 〇
    中身、目的をもとに捉えれば時間を短縮できる余地生まれる

    行動なき知識、気づきは無駄、傲慢さ生む。
    読んだら実践、実践方法を具体的に考え、実践したら効果測定まで行う

  • なぜ私たちはこれほどまでに「忙しい」と感じるのか。もしかしたら、「忙しい」と周りにアピールすることで、自分が有能な人間であると示そうとしているのではないか――。

    「忙しい」と言っても江戸時代とか昔と比べれば、現代には洗濯機や掃除機といった便利な家電のおかげで時間はあるはずだ。

    本書の冒頭にあるこの問いかけは納得させられるものがあった。

    ただ、こういった「忙しさ」や「時間」をテーマにしているかのようなタイトルにもかかわらず、その本質に迫る内容は全体の4分の1程度に過ぎない。

    話はすぐに、自分の夢や目標をどう実現するかといった自己啓発的なテーマへと移っていく。もちろん、その中で「時間を確保して夢を実現しよう」といったフレーズは登場するものの、とってつけたような印象が否めず、本書の核心とは言い難い。

    さらに、著者自身が読書インフルエンサーであることからか、後半は「本を読もう」という趣旨の話に終始してしまい、本来のテーマであるはずの「時間」の話はどこかへ消えてしまった。

    通常の文庫本よりも文字が大きく、行間も広く取られている。
    1ページあたりの文章量が少ないため、スラスラと読み進めることができる。

    総評
    本書で述べられている時間術に関する内容は、残念ながら他の多くの類書で語られていることと大差なく、目新しさは一切感じられなかった。
    本自体が薄くて読みやすい作りにはなっているが、最後まで読み通すことはできなかった。購入するのではなく、図書館で借りて内容を確かめる程度で十分な一冊だと感じた。

  • 今の私の状況にハマる事柄がたくさん書いてあった。オーディブルで2回、本で1回読んだが、何度も読み返して実践していくと確信がある!

  • テーマが気になるなと思って手に取った
    あと表紙の絵がすごくいい、可愛い

    時間管理というものではなくもっと根源の部分に言及しているのがいい

    印象に残すためなのかところどころ過言だな〜、それは綺麗事だな~ってなるところがある

    あとたまに文章がん?ってなる
    例えば「30分や1時間ではなく、45分や20分といった少し短い時間」という文章とか
    「短く」なんだから前半に対応するように「20分や45分」の順にしないと変じゃね?ってなったりした
    そういうひっかかりがちょこちょこある
    なんか矛盾してないか?やこの順番でこの話くる?みたいな違和感があった

    テーマや問題提起は面白かったんだけど解決策が凡庸だったり、言い切りが強すぎたりしてそんな簡単に上手くいくんだったらこの本が最初に否定している「時間管理術」だってもっと結果出てるよと思う

    「やりたくないこと」をちゃんとこなしつつ「やりたいこと」もできるような考え方のヒントが欲しかったけど、この本は「やりたくないこと」に関しては「本当に必要なの?」「やらなくてもいいんじゃない?」「その自問をした後にのこったものはやらなきゃいけないよね」って感じでそりゃそうだろと思った
    やりたいこととやらなきゃいけないことの順番を工夫して楽しめるようにしようね!とのことだけど、うーーん、最初の入り方の割に解決策はいろんな本からかき集めたようなすげーふつーーのこと言うな

    文章が気に食わないことが多々あるから、多分作者と趣味が合わないな…

    ここは参考にしたい!この考え方は面白いかもってところも結構あったから、読んで良かったと思ってる

    こういう本、小説に比べて文章が少ないからいつも爆速で読みすぎてしまうな
    もっとゆっくり読んだ方がいいなと思った
    最近家で小説音読してるけど、自己啓発系も家で読む時は音読しようかな〜

  • 「忙しさと仕事量は案外無関係」という魅力的なキャッチフレーズに惹かれて手に取った。
    前半は「忙しい」と「充実」は紙一重で違いはただ心がどう感じているかがポイントという主張。
    旅行でスケジュールをパンパンにしても忙しいとは思わなくて仕事でやらなければならないタスクがたくさんあると忙しいという感覚になってしまう。
    後半は作者は年間240冊読むので、どのように本を読む時間を作っているのかという問いに対して答えている。通勤中や寝る前に読んでいて私と変わらないが、なぜこんなにも冊数の差が出てしまうのか…
    『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と重なる部分は多い気がした。1日でライトに読める本だけど新しい発見は特になかった…

  • 忙しさ幻想

    ①要約
    人生の豊かさも、忙しさも「その人に起こった事象」ではなくて「その人の感じ方」次第である

    情熱の炎を細く長く燃やすコツ
    →やる気やテンションに合わせて、一気に燃やそうとしない
    →停滞期が来ても「炎が消えているのではなく細く燃えているだけ」と認識する
    →大きく燃やしたいと思ったら、火を分けてもらう : 行動している人と一緒にいたり、映画や本を読む
    →小さな振り返りをして、積み上がっていることを実感する
    →コンロのように炎の大きさを調整する

    読書には「時間を生み出す力」がある
    →読書で得た知識を実践することで、生産性が上がるから

    読書時間は「見つける」だけではなく「守れ」
    →アポイントメント(=欠かせない約束事)としてカレンダーブロックしてしまう

    読書を行動に変える「実験室メソッド」
    →仮説を立てる(〜かもしれない)
    →実験計画を具体的なアクションで書く
    →観察ノートをつける(予想以上の発見、予想外の紹介、興味深い反応)
    →データを分析する(継続すべき要素、改善すべき点、新たな仮説)

    やりたいことを直ぐにできない理由
    →失敗に対する恐れ
    →コンフォートゾーンの居心地の良さ
    →豊かだからこそ、強い想いを抱く必要がない

    やりたいことを出来ている人のマインドセット
    →もし出来るとしたら、どうやれば実現できる
    →当たり前の見直しを徹底する
     →無意識に作り上げた「ベキ論」に縛られているルーティンを見直すだけで余白が生まれる

    大きな目標を達成する方法
    →目標を細分化し、途中の達成ポイントを沢山設ける
    →目標を小さく、数字をいれて具体的に!

    継続のヒケツ : 極小の一歩から続ける
    →脳ができそう!と感じる
    →再挑戦が用意
    →毎日続けやすい

    取り敢えずやってみる。型から芸へ!
    →質は、動き続けないと手に入らない
    →完璧を目指す人は、逆説的に、より多くのミスを犯す傾向にある
    →完璧ではなく「完了」を目指せ

    積極的怠け者タイムを設ける
    →ダラダラしてはいけない、と思い続けると、かえって生産性が40%下落する
    →他人に対しては優しく、自分に対してだけ、異常なまでに厳しい傾向にある

    自分が本当は何を望んでいるのか?知る方法
    →やりたくないこと・モヤモヤを羅列する
    →羅列した問題点から、共通のイシューを探す
    →理想の状態を具体的に書く
    →動機(なぜ理想の姿に惹かれるのか?)書く
    →理想の状態のために必要なスキル・能力
    →現在とのギャップを考える
    →必要なアクションを具体的に考える

    やりたいことは「線」ではなく「点」で見つける
    →小さな好奇心、短期的な行動から始める
    →たくさんの点が集まり、線になる

    最終ゴールから逆算して、やりたくないことを分類する
    →本当に必要なもの
    →無理に取り組む必要のないもの
    →後者に足を取られて、時間の浪費/夢の断念をするな

    忙しさがなぜ歓迎されるのか?
    →現代社会における最強の言い訳だから
    →忙しさは麻酔。本当にやらねばならぬ事から逃げられる

    忙しいという言葉で、どれだけ多くのものを諦めている?
    →忙しいという言葉で自分自身を諦めてしまうのが最も痛ましい事だ

    腕時計によって、人生を「時間」に縛って生きてしまっている
    →敢えて、腕時計をしない!
    →時間を忘れる事で「フロー」状態に入れる
    →「11時になったし、仕事を中断しなくちゃ」
    →「もう22時だし、読書はやめてねなくちゃ」
     →折角心が望んだ学びへの意欲を手放す

    「焦り」もまた自らが作った幻想である
    →行動経済学では「トンネリング」と呼ばれる
    →焦りを感じるとIQが13ポイントも下がる
    →「送れている」という感覚は、誰かと比較する事で生まれる幻想である
    →「間に合わない」という不安は、自分で設定した起源による幻想である
    →「取り残されている」という恐れは、他人の価値観を自分に押し付けた結果の幻想である

    パーキンソンの法則を活用しよう
    →期限を決めると、ギリギリに終わらせようとする(=時間で仕事を区切ろうとすると、その分だけ人は仕事で無理やり満たそうとする)
    →45分や20分など、敢えて短めに設定する

    ②疑問
    ハードルを最小化しても、カレンダーブロックしても行動できなかった時はどうすれば良いのか?
    →炎すらも立てられていない、イメージ

    期限を早め過ぎて、未達の状態が続いたら返って自己嫌悪に陥らないのか?

    ③持論(もしかしたら〜かもしれない)
    行動に移せなかった時の原因を考えた上で、そもそもの計画を見直すのもありかもしれない(ピボット)

    ④NA
    コーチングのFB材料にする

  • 忙しさは状態ではなく、心の感じ方であり、幻想なのです。

    冒頭にあるこのフレーズに、ハッとさせられました。
    どんな状態であろうが、心が忙しいと感じているなら、たくさんのことを諦めてしまう。

    では、心が勝手に忙しさを作り出すのはどんなときか?
    それは、時間的なプレッシャーを感じるとき。
    だからこそ、時間に振り回される悪習慣を断つ必要がある。

    本書の中にその悪習慣が紹介されているが、個人的に1番共感できたことは、完璧主義だ。
    完璧を目指すのではなく、まずは80点でもいいから、完了を目指す。

    また、忙しさ幻想から解放されるためにやりたいことを増やしていくことが大切だと学んだ。
    やりたいことと聞くと、人に自信を持って言えるような素晴らしいことでないといけないと考えがちだが、本書では、小さな好奇心から始まる挑戦でいいと諭してくれている。

    まずは、そんな「点の挑戦」を見つけて、実践していこう。

  • 『忙しさ幻想』斬新な切り口で時間術について説いた本だと思う。
    人は『忙しい』という言葉を用い、見栄を張り、自分に酔い、いつしか自分ではない世界へ消えてしまう。
    誰の人生を生きているのか。自分は誰なのか。現代はそんな幻想の世界へ誘われる人が多いと感じる。
    そこで本書は幻想の世界へ足を踏み入れないため、踏み入れてしまっても元の世界に戻れ、自分の人生を歩んでいける指南書として読む価値があると思う。
    本書を読んで、自分にとって大切なことを見つけだし、それを失うことなく、忙しさ幻想に惑わされることなく人生を歩んでいきたい。

    --以下読書メモ
    125 やりたくないことを見極める方法
    大きな円の中に小さな円を書いて、内側の円が最終目標とする。それを達成するために要素を書き出す。達成できるか定期的に確認
    →目標を達成するための、手段として視覚的に理解できるのは画期的。試してみてみたい

    130 『失敗のない人生』は『挑戦のない人生』であり、それは『成長のない人生』
    →失敗を恐れて何もしない人生はもったいない。恥ずかしくても怖くても前に進みたい

    150 want toリスト
    →ToDoよりも人生が充実しそうなシステム。仕事に活用する。

    171 考える時間と悩む時間は違う
    →考える時間を意識

    206 読書後、24時間以内の実践
    →雑学人間にならないように。

  • 読みやすくて、日常の幸せや当たり前を問い直すきっかけになる。

  • 中古本。
    面白くてスラスラ読めた。
    題名の通り、忙しさは幻想、
    物事の捉え方や取り組む姿勢によって、時間感覚や疲労感は変化することが理解できた。
    どんだけ予定が詰め込まれても「忙しい」とは思わない旅行、スっと入る例えだった。

  • 予定がパンパンなわけでもないのに「忙しい」って言い出したら読みどき。「忙しい」にまつわる感じ方について、原因を探り、切り分け方(ケースの多くは2分割)を提示してくれる。内容は必要最低限に留めてくれている印象で、非常に読みやすい。

  • 忙しさが心の状態であることはわかるし、暇を恐れている、忙しさが自分の優位性を示すものになってしまっていることもわかる。
    ただ時間術の本は役に立たないと言っておきながら、その後のやりたいことをやろう!(to doよりwant to)というのはどの時間術にも書いてあることではないか?
    また最後に本を読もうと言っているのも、少しテーマからそれ自分の好きなことを推しているようにも思えた。

  • 忙しさを感じるのは物理的な要因より心理的や要因が大きいこと、そこから抜け出すために心がけること、やるべきことを学べる本です。
    テクノロジーの深化など環境変化のスピードの速さが増す中で、余裕がないと感じる方も増えているように感じます。
    「忙しさ」とは状態ではなく”心の感じ方”で、プレッシャーを感じた時に、心が勝手に『忙しさ』を作り出すことを、この本は教えてくれます。
    なぜ時間に振り回されるのか、それをどう対処していくかを知ることができ、そこから、「意味のある時間」を過ごすことが大事なことがわかります。
    いつも余裕がない、やりたいことができていないと感じる方などが読んでみると、そこから脱却できるきっかけをつかめそうな1冊です。

    【特に「学ぶことができてよかった」と感じた内容の覚え書き】

    「現代人は年々、自分のために使える時間が増えているという調査があるのに、『忙しくなった』『時間が足りない』と感じている。『忙しさ』とは状態ではなく”心の感じ方”。プレッシャーを感じた時に、ストレスホルモンの分泌が増加する研究もあり、心が勝手に『忙しさ』を作り出すことを意味する。
    「『本当に忙しいのか、忙しさ幻想に囚われているだけか』を立ち止まり考えてみる。SNSやデジタルツールの普及で『1人の時間を怖がる人』が増えたが、尊い『時間』をどう使うか改めて考え、恐れずに誰にも邪魔されない自分の時間を楽しめば、お互いの価値観を尊重し合える社会になるはず。」
    (「時間」に振り回されないためにやめたほうがいいこと)
    「質の高さを目指すのは間違いではないが、『質』は止まることで得られるものでなく、動き続けることで自然と手に入るもの。『とりあえずやってみる』という勇気を持ってみるだけで、目の前に新しい景色が訪れる。」

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】

    (暇で退屈な人ほど「時間がない」と言っている)
    ・「時間」は自然界に元々存在していたものではなく、人間が社会を作り、共同生活を営むために生み出した「ものさし」。客観的に存在する「モノ」ではなく、意識が作り出す「感覚」。「変化」を人間が数えたり、測ったり、記録したりすることで「時間」という概念が生まれた。
    ・「理想の未来」と「今の自分」の間にあるギャップが生まれていくのが、「焦り」を生み出す源。「理想の未来」は、望んでいるものか、誰かに見せるものかを考えてみる。焦りは、本来の自分らしさ、「今」を楽しむ余裕、新しいことに挑戦する勇気、本当にやりたいことを見つける時間を奪う。

    (「時間」に振り回されないためにやめたほうがいいこと)
    ・「最低限の締切日」と「最高の締切日」の2つを設定すると、自然とその中間日時で作業を終えられる傾向がある。心理的に「現実的な目標」と「理想的な結果」のバランスが取れるから、とも言える。会議やミーティングは「テーマが決まったら終わり」というルールの導入だけでも効率が上がる。
    ・人間の脳は「未完了」のタスクに対して異常なまでにエネルギーを消費するといわれるが、完璧を目指して止まるのは「未完了」の状態を延長させることになり、脳が常にエネルギーを奪われ続ける。まずは「完了」を目指すと、息詰まった自分を解放へと向かわせることができる。

    (意味のある時間を過ごす時、そこに「忙しさ」は存在できない)
    ・知識があっても、「自分が本当は何を望んでいるのか」という根本的な部分がわかっていないと、すべてが停滞する。自分の感情に正直に向き合い始めると、日々の選択に迷いがなくなり、「これで合っている」という確信が持てるようになっていく。
    ・自分を知るには、ネガティブな感情と向き合う→問題の核心を見つける→理想の姿を描く→動機を深める→必要なスキルを明確にする→現在とのギャップを知る→未来をビビッドに想像する、の7ステップが必要。一朝一夕で完了するものではないので、少しずつで大丈夫。
    ・「やりたいこと」には、小さな好奇心から始まり、見つけやすく始めやすい「点の挑戦」と、大きな目標に向かって継続的に取り組む、成功すれば大きな変化をもたらすが、覚悟も必要な「線の挑戦」の2つがある。「点」から始め、確信に出会えたらそれを「線」に軌道修正しつつ発展させればよい。
    ・挑戦の道のりには「やりたくないこと」も必ず含まれる。やらなければいけないのかどうかを、最終的なゴールから見て必要不可欠なプロセスかどうかの一点を見ていけば整理整頓できる。時代や状況の変化で「必須」の定義も変わるので、整理整頓は定期的に行うこと。
    ・やりたいこと、目標、夢があっても一歩目が踏み出せない理由は、失敗に対する恐れ、コンフォートゾーンの居心地の良さ、それと実は「豊かだから」の現状維持、の3つ。自分が行動を起こせない理由を正直に見つめ、あらゆる原因が幻想だと気づくことが見つめ直すべき第一歩。
    ・本当の意味での継続力を身につけるには、「極小の一歩」から続ける(脳が「できそう」と感じると抵抗が少ない)、「既存の習慣」に紐づける(脳は習慣を作るのは難しいが、「付け足す」のは得意)、「即時の小さな褒美」を用意する(行動に見合うもの)、の3つの科学的根拠に基づいた方法がある。
    ・先延ばししてしまうのは、タスクの中に「本当にやりたいこと」が含まれていないからかもしれない。自分が本当にやりたいことや未来に向けての行動を楽しく日常生活の中の行動に落とし込むための「WANT TO」リストを作ってみる。楽しい順番を考え、未完了は「受け入れる」ことが大事。

    (人生をもっと濃厚で、もっと意味のあるものにする読書術)
    ・ネット上で得られる情報の多くは、受動的に消費される浅い情報に過ぎない。本には、哲学の「幸せとは」「正しさとは」という普遍の問いと思考の仮定、小説の自分とは異なる価値観や生き方、ビジネス書のハウツーに限らない思考プロセスそのものなど、「情報」以上のものが詰まっている。
    ・読書には、そこで得た知識を実践することで効率が上がり、新たな「時間を生み出す力」がある。その時間でさらに読書をする好循環が、人生に「時間の余裕」を作り出す。「悩み」は思考を止め、時間を奪うが、「考えること」は行動を生み、時間を作り出す。
    ・「思考力」という言葉には、見えないものを思い描くイマジネーリョン力、新しいアイデアを生み出す発想力、本質を見抜くクリティカルシンキング力、コミュニケーションに欠かせない他者理解力、情報と情報をつなぐ結合力、の5つの重要な要素が含まれ、読書を通じれば1人でも培える。
    ・思考力とはあくまでも「道具」に過ぎず、その道具を使って現実世界で何を生み出すかこそが、読書の本当の目的。読んで得た知見は時間とともに薄れるので、大切なのは「24時間以内の実践」。「知識」と「行動」の2つが結びついた時、人生は確実に変わり始める。

  • 忙しさは焦りやプレッシャーによって作られるもの
    休日だけでも時計を見ない時間を作っていきたい

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