脳からストレスを消す技術 セロトニンと涙が人生を変える (サンマーク文庫)
- サンマーク出版 (2012年2月14日発売)


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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784763160096
感想・レビュー・書評
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脳からストレスを消すためにはセロトニンの作用を十二分に活用するというのが本書の大きな流れ。
セロトニン神経が活性化
↓
頭がクリアになる
↓
結果、元気がみなぎり、心は安定し、ストレスや痛みに強くなる
という構図です。
そのための源流である「セロトニン神経を活性化させるさまざまな方法」を本書で知ることができる。
そんな本です。特に興味深かったのが「涙活」と「リズム運動」。
たしかに幸福感と涙は経験的にも関係しているような気がします。
これを機に感動する映画などをみて感傷に浸る時間も作ってあげようと思いました。
あと、なにか作業をするときはBGMに乗ったり、自分の中でリズムを作って一定のテンポでやることで、確かに楽しい気持ち、高揚感が湧きました。
ストレスを感じている人は科学的アプローチに頼るのもおすすめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本要約チャンネル
人間はストレスに勝てないようにできてるからストレスに勝とうとするのは間違っている
ストレスフリーという言葉をよく聞くが、ストレスは決してなくならない
脳ストレスをコントロールするための機能
セロトニン神経を活性化することでストレスを受け流す体質を作る機能
溜まってしまったストレスを一気に解消する機能
これは涙を流すことでスイッチが入る
太陽の光とリズム運動
朝30分ウオーキング
涙が流れるとストレスが解消される
泣ける1作で週末号泣しよう -
仕事のストレスがどうしようもなくて藁にもすがるように読んだ本。割り切って考えて、少しでもやってみようと思った
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ストレスを感じる理由とその対処法について書かれた文庫本。第1章と第2章では、ストレスの仕組みついて脳科学の観点から解説し、第3章ではセロトニンの量を増やすためのトレーニング紹介、第4章と第5章ではストレス発散にとても効果の高い「涙」の効果について記載されている。全体的に分かりやすく書かれてはいるものの、神経の働きに関するところとかはもう少し図とか視覚的な説明が欲しかったところ。また、涙の効能についての記述は割と知らないことが多くて勉強になったが、「定期的に号泣すると良いと言われてもなかなか難しいよね…」と思ってしまった。とはいえ、文庫でサクッと読めるのは本書の利点。一方で、すでに似た様なテーマの本を読了済みの方の場合は、目新しい情報は少ないかもしれない。
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2023.11.25 『読書脳』からの選書
https://booklog.jp/users/nsugiura/archives/1/4763140728 -
感想
どのようにルーティン化するか。日光浴は毎朝短時間でもやれば良い。週末に美味しいご飯といっしょに泣ける物語を味わう。ストレスを消す。 -
「学習脳」はドーパミン神経
「仕事脳」はノルアドレナリン神経
「共感脳」はセロトニン神経
セロトニンは「クールな覚醒」をもたらす。
セロトニンを出すには、共感の涙が有効 -
ストレスとうまくつきあうには、リズム運動によるセロトニン神経の活性と、共感脳をふるわせる号泣。
涙を流すと確かにストレスが一気に減ると思った。
著者プロフィール
有田秀穂の作品





