「空腹」が人を健康にする (サンマーク文庫)

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  • サンマーク出版 (2015年7月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784763160676

感想・レビュー・書評

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  • 南雲吉則「『空腹』が人を健康にする」
    著者 1955生まれ 医家4代目 専門乳がん

    17万年の人類の歴史の果てに人間の身体は、飽食に適していない。
    →病気(変化)のはじまり 飽食時代に適応した結果、おこりはじめた病のかずかず。

    飢えなどのストレスが、体内細胞は活性化する。
    飢えのある地域(南アジア、アフリカなど)の出生率は、高い。未来に生き残るのは、日本人ではない。


    □生命力遺伝子
    「延命(長寿)サーチュイン遺伝子」少食のほうが、1.5倍長生きする。遺伝子の修復(老化防止)

    「飢餓(倹約)遺伝子」少ない食物の中からできるだけ多くの栄養を吸収しようとする働き。

    寒さでガタガタ震えて筋肉の中にある糖分を1g燃焼させても、4kcal。しかも低血糖によって空腹になってしまう。内臓脂肪なら、1g燃焼させると9kcalの熱を生産する。

    糖を取ると、通常血糖値の上昇を防ごうと、膵臓はインスリンを出し糖を内臓脂肪へ変えます。ですが、糖の摂取をつづけば、膵臓は血糖値を下げようとすることをやめてしまいます。

    ◎妊娠可能性のある女性は皮下脂肪が多いものの、閉経後は内臓脂肪型に体が変化してしまう。
    女性ホルモンには骨と筋肉を強くする作用があるが、成人後減りつづけ閉経で途絶える。

    塩分は、浸透圧で身体のほかの部分から水分を奪い血圧を上げる。血管に負担がかかれば 動脈硬化

    ◎胃の修復を助けるため、休ませる(絶食)。
    お腹が鳴る頃、成長ホルモンが分泌されます。そして内臓脂肪を分解しはじめる。そのとき分泌されるホルモンがアディポネクチンが、血液の流れをよくしてくれます。

    ◎朝のむくみ、だるさ 
    水を飲むよりも、ガムを噛む。水分を取りすぎない。

    ◎頭寒足熱 寒さを感じると体温調節中枢が働き、内臓のある上半身は温まるので防寒は下半身に。

    ◎消化吸収を阻害し胃の痛みを和らげてくれる、カフェイン。空腹時には、刺激がつよくおなかを壊してしまったりする。

    ◎海馬は、切り捨てなければならない情報があればあるほど脳に睡眠を要求してきます。

  • あらためて少食のメリットを確認するために読んだが、外見の美しさが最終目的なのは納得できず。

  • 空腹の時に、お腹を鳴らす事が本当に大切である事がこの本で分かりました。

    そして、1日1食をこの人は提唱していますが、メタボではない健康な人には、1日1食は必要ないそうです。色々な有名人が1日1食を行なっていますが、それは特殊な仕事をしているためであり、普通の人は、規則正しく生活すれば、とくに1日3食が望ましいそうです。

    私の目標は、医者に怒られない事です。この本はより良い生活を送るためのバイブルとして、手元に置いておきたい本です

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著者プロフィール

ナグモクリニック総院長。乳癌手術、乳房再建術を行うかたわら、「一日一食」などの独自の若返りダイエット健康法を展開。テレビ東京『主治医が見つかる診療所』にレギュラー出演。

「2020年 『たいせつなちきゅうの  たいせつなともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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