フィンドホーンの魔法 (サンマーク文庫)

制作 : Paul Hawken  山川 紘矢  山川 亜希子 
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 24
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763180537

感想・レビュー・書評

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  • 『フィンドホーンへのいざない―誰もが癒される不思議な場所がある』の印象が強烈だったので、続けてぜひとも読みたくなった。出だしが少し退屈だが、あとは一気に夢中で読んだ。ポール・キャデ ィ、アイリーン・キャディ、ドロシー・マクリーンがどのようにして出会い、フィ ンドホーン湾キャラバンパークに導かれていったかが、小説的な手法を織り交ぜて 詳細に書き記され、興味深く読み進めることが出来る。

    三人がたどり着いたのは、三方が海に囲まれた砂の傾斜地にある窪みの底で、隣はその地のゴミ捨て場だった。しかし、アイリーンが受け取ったガイダンスによれば、そこはやがて人間性と美と霊的な一体感を拡大し、「愛を通じて統合した完全な共同体」、「光の町」が形成される場所なのだった。そして、「神」のガイダンスは、その地・フィンドホーンに確実に実現しつつある。  

    自分自身の意志を超え、時にはそれに反するような「大いなる意志」によって導かれ、この地上で何か大切な仕事をなすよう運命づけられた人々が確かに存在する。 私自身、そうとしか思えないような人生を歩んだ何人かの人々に出会ってきた。この本もまた、三人がそれぞれ全く別の人生を歩みながらも、やがて「ひとつの意志」に導かれてフィンドホーンにたどり着いたということを、はっきりと物語る。そうした「意志」の、きわめて強烈でスケールの大きい働きかけの結果をフィンドホーンに見る思いがする。 ただ、その「大いなる意志」が一神教的な唯一の「神」のものだとは私は思わない。おそらくこの世界には、様々なレベルでのスピリチュアルな存在からの働きか けがあるのだ。

    フィンドホーンの菜園にとって、ドロシー・マクリーンがディーバ (ヒンズー語で「光の生命」を意味するという)たちから受けたガイダンスの役割は非常に大きかった。それは、ある特定のエンドウ豆やトマトの精霊であるかに見えたが、むしろ地上のあらゆる植物界を計画したり、形を作ったり、創造したりしている精霊であるという。これもまた「あるレベルの存在」のひつだろう。

    ディーバの世界は、人間が地上の出来事を本来の流れに戻すために、ある一事を行わなければならないと力説したという。それは、「自分自身の内に『神』を発見し、自分が全体の一部であることを認識しなければならない」ということである。

    すでに紹介した寺山心一翁氏の『フィンドホーンへのいざない―誰もが癒される不思議な場所がある』と、この本の2冊全体から受ける印象は、フィンドホーンが非常に強力で、純粋な波動を発しているパワーセンターだということある。ディビッド・シュパングラーはフィンドホーン を「新しいバイブレーションから発するまったく新しいタイプのエネルギーをしっかりと大地に根付かせる」最初の共同体だと感じている。フィンドホーンは「生きた見本として、そこで習得され実践された教訓が、ほかの諸センターで応用されるための『マザー・センター』」なのかもしれない。

  • フィンドホーンに興味があったので読みました。

  • 分類=フィンドホーン。98年9月(95年6月初出)。『フィンドホーンの奇蹟』81年8月を改題。

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