親がキレない子育て (サンマーク文庫 G- 68)

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763181503

作品紹介・あらすじ

親だって、キレないで子育てできればそれに越したことはないことぐらいわかっている。でもそれができない。わが子にキレてしまって悩んでいるのに、そのことを人に言えないで自分を責めているお母さん方のなんと多いことか。本書は、キレる背景と克服法をいろいろな角度から明らかにしたものである。

感想・レビュー・書評

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  • うううーん…。
    多分、対面で話を聞くとまた違うと思うのだけど、キレてしまう親はその親との子供時代の関係で鬱屈があることがあるからそれをぶつけて解消してみなさい!というのは酷なのでは…。
    案外あっさり受け止めてもらえた例があるから!と言われても、それは個別の話で、子育てに悩んでいる上に親とも関係こじらせたら尚更しんどいだろう…。
    過剰に求められることの多い親に温かな眼差しを向けているのは文章から伝わるし、キレるのは悪い親だからじゃない、という言葉に安堵する人もたくさんいると思うので、悩んでいる時に一読の価値はあると思うけれども。

  • 汐見先生の親子を見る゛まなざし゛、優しくて好きです。

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著者プロフィール

1947年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、現在白梅学園大学学長。東京大学名誉教授。こども環境学会副会長。専門は教育人間学。臨床育児・保育研究会を主宰。著書に『これがボクらの新・子どもの遊び論だ』(加用文男、加藤繁美氏と共著、童心社、2001年)、『「教育」からの脱皮』(ひとなる書房、2000年)、『はじめて出会う育児の百科』(小学館、2003年)、『世界の幼児教育・保育改革と学力』(共編著、明石書店、2008年)など。

「2009年 『子どもの遊び・自立と公共空間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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