夢をかなえる時間術 (サンマーク文庫 い 1-2)

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763184955

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  • 特に自分の琴線に触れたこと。

    1.過去を嘆いていても仕方ない。司法試験の世界では、学生には学生の、社会人には社会人の焦燥がある。
    2.一つの仕事を終えるまで集中力が保たず、別の仕事にとりかかることは悪いことではない。いろいろザッピングしているうちに気分転換になったり、新しい視点を得られたりする。
    3.ゴールから逆算したスケジュール表が大事。ただし、是が非でも守ろうとして心身に負荷をかけるのではなく、要所要所で棚卸をすること。


    1.2.はまさに目から鱗が落ちる思い。自分はずっとこの2つのことで悩んでいたけれど、それはそれとしてこれからは前に進めそう。
    3.については、気付きというか納得したという思い。自分の場合、家計簿が該当するが、同じような考え方で月間の予定表を立てているので。

  • 15.08.22〜15.08.22

    プロローグ
    「時間に対する考え方」を変えれば、時間に縛られることなく夢を叶えることができる。
    時間術ではなく、何のために時間を使うのか?自分は人生をどう生きたいのか?を考えることが大切。時間の幸福度を考える。

    第1章 「いつも時間がない」のはなぜ?
    まずは「ゴール」ーいつまでに、何に向かって進んでいくのかを明確にする。全体像を把握する。
    気が散るのは好奇心があるということ。ふと思いついたこと、気になったことは積極的に手を出す。

    おおむねは受動的な時間を過ごすな、ということ。能動的に過ごせばどんな時間にも無駄なことはない。

    第2章 夢を叶えるプランニング術
    プランニングとは、「今の自分」と「目標とする自分」とのギャップを埋めること。これの距離関係と時間を把握しなければ、プランにならない。

    ○手順
    自分が何をしたいのかを明確に
    いつの時点でそうなりたいか
    そのためには今の生活をどうすればいいか
    ゴールは具体的に。
    いつでも途中でゴールは変えてもよい。
    ゴールが見えない人は、なんでもいいから目の前のワクワクすることをやってみる。そのうちに自分にとってのゴールが見えてくる。

    そして、そのゴールに対しての道のりを数年、一年、一月、一日と計画していく。そのときには資産もプランニングする。

    第3章 時間が増える生き方・考え方
    子供と大人では時間の進むスピードが違う➡︎多くのことに関心をもち、好奇心をもっていくと時間がゆっくりと感じられる。

    ○時間の捉え方
    タイムー時間を細かく切っていくイメージ。時間を内側に向けて分析的にみる。ゲルマン系。
    テンポー時間には始まりも終わりもなく、連続して広がっていくイメージ。ラテン系。
    使い方はその時折だが、捉え方ひとつで楽しくすごせたり、ハラハラな時間となったりする。

    今以上に時間を使うにはあえて負荷をかける!
    自分のキャパ以上と思われるタスクを入れる。やろうと思えば限界以上のことはできるし、やろうと思わなければ永遠に限界以下。

    第4章 時間は有限、人生は無限
    有限の時間のなかで、いかに自分の無限の能力を発揮するか、自分の志を実現していくのか。
    今に感謝し、死んだあとも誰かの心に残るような生き方をしよう。
    万物は流転する。いまある状況は常に変わる。だから、小さいことでクヨクヨする時間はない。
    利他の心が大切。だれかのためにいきよう。

  • 効率的であることだけを重視することに著者は異議を唱えている。いかに効率的に時間を使うか、効率重視の自己啓発本とは一線を画する。

    著者が大事にしているのは幸福度。

    「『いかに無駄なく時間を使うか』ではなく、『いかに幸せに時間をすごすか』」。
    自分は何のために生きているのか。幸せになるためだ。そのためにはどうしたらよいかを考えさせられた。
    (2012.2.4)

  •  司法試験予備校「伊藤塾」でおなじみの伊藤真が書いた時間術の本。


     テクニカルなことよりも精神的な点に重点が置かれている時間術です。

  • (2011/6/23読了)モチベーションが上がることを期待して読んだ。『「試験の時間」と「今この時間」は等価値なのだ、と認識する必要がある』(P152)至極名言なのだが、これを本気で認識するのは難しいよね・・・ やっぱ締め切り直前と、そうでない時の時間は本来等価値なはずだと言ったところで、常にそれを実感するのは困難極まりない。締め切り直前の集中力ってのをフル活用な私・・・

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著者プロフィール

弁護士

「2017年 『護憲派による「新九条」論争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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