未来からのメッセージ

高橋克彦

• サンマーク出版 (1996年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[boutoumetousさんの感想 · 2020年6月16日]

　霊能者に前世を霊視された高橋克彦は、すっかり信じ込んでしまう。ここは笑えない。著者ならずとも信じてしまうだろう。あまりに前世の職業が特殊なのである。同時に、著者が水や夕暮れを怖がる理由も説明が付く。もはや Q.E.D.

　本書に書かれていた話ではないが、前世で転落死した者が高所恐怖症になり、刺殺された者が尖端恐怖症になるという説がある。

[yokoさんの感想 · 2013年11月27日]

前半は、体験談がリアルすぎて、少々怖かったのですが...

本全体からのメッセージが、今読んでも、とても興味深いです。

こんな内容を、日本で、１９９６年に発信していたなんて、そのことに驚いています。

同時に、自分にとって変化の多かった、この20年の意味合いと、幼いころからの興味・関心の方向性を、ゆっくりと振り返る機会となりました。

[竹村 修（たけむら つとむ：アマチュア無線局JA8FO）さんの感想 · 2012年3月6日]

不思議なことがあるものだ
前世は存在している
この地球上にも異星人がいた！？
預言が示すメッセージを読み解く
未来の自分二むかって

著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、９２年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』（全５巻）、『天を衝く』（全３巻）などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」