朝2時起きで、なんでもできる!

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763194206

感想・レビュー・書評

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  • 著者は決して「普通の主婦」ではないけれど、同時通訳者・翻訳者・環境ジャーナリストになるまで&なってからの努力(本人は努力とは思っていない)には、この本を読むたびに大いに刺激を受けます。著者の講演会や翻訳道場に参加したことがありますが、枝廣さんは同じ翻訳者として尊敬すべき方です。第2弾もありますが、こちらは読まなくてもいいかも。

  • 英語の棚で、英語に関係ない題名だと思って手にとって見ました。他の本が読めなくなるほど引き込まれて読んでしまいました。語学というより、ビジネス書の棚かの方が合ってるんじゃないかな?英語の勉強方法とゆうより、自分の生き方にとても参考になりました。やりたいことが沢山あったのに忙しいと諦めていたけど、これから全部やって、悔いない様に生きて行こうと思います!やるぞー!おー!

  • 夏至は過ぎたが、基本的に太陽に合わせた生活をしているので最近は朝が早め。その時間を有効に使うヒントが得られるかと思って手に取ったのだが、どうやらノウハウではなく筆者の体験談をつづるエッセイ本だったらしい。

    肩透かしを食らった気分になりつつ、通訳をメインキャリアにしている筆者とは職業的にひっかかる部分もあるので、流し読みはする。文体がエッセイ調なのと、ちょいちょい文字とイラストがオーバーラップしているのとで、読みやすくはなかったけれども。

  • (中古で購入したが、しばらく読まなかったため破棄)

    ・時間家計簿をつくる。
    基本支出:食事2時間、睡眠7時間
    子供支出:寝かしつけ40分、お風呂40分
    自分支出:友人をおしゃべり30分、本読み20分

    ・インディアンの格言
    7代あとの子孫にとって、それがどんな意味か考える
    →転じて、7年後に自分にとって。。。今決断すべきことは?

  • パートナーの仕事の都合でアメリカで2年間生活することになった筆者、折角アメリカで暮らすのだから、苦手な英語を克服して、同時通訳になろうと決める。自分で考え試行錯誤しながら勉強法を編み出し、英語の能力を付けて帰国後、同時通訳になる。その後、翻訳したり、環境関係の翻訳、通訳をしたことから、環境ジャーナリストになる。夜8時に寝て朝2時に起き、家族が起きる7時までに、仕事の準備をするというスタイル。
    夢を実現するには、以下の点が大切。
    1.実現した自分をイメージし、時を逆算して、今すべきことを考える。
    2.自分で考えて自分のスタイルをつくること、PDCAサイクルを回す。
    3.ストレスをため込まない、自分のやりたいことする。人のせいにしない。

    私にも幾つかの夢があります。実現するために、自分を磨きたいと思います。

  • "普通の??主婦が朝2時起きで同時通訳になってしまった体験談。夫の2年間の留学が決まり、渡米で英語をマスターすることを思いつき、最高の目標を設定する。同時通訳に2年間でなる。という大胆なゴールを設定してひたむきにやり抜く。しっかりと戦略を練って取り組むところがすごい。
    1.英語が聞こえる(知っている、スピードになれる)
    2.文章の意味を理解する(読む訓練)
    3.日本語にする(英語にする、シャドイング)
    4.同時にしゃべる"

  • 著者が、とても前向きで軽快に生きているのが文体からも伝わってきます。直観が優れているのでしょうね。本能で生きているみたいな。2時起きになったお話は始めの方で説明されてますが、それよりも彼女の半生が興味深い。本人にとってはただ目の前のことに一生懸命生きてきただけなのだろうけれど、すごくドラマチックというか、勇気づけられるエピソードが詰まっています。彼女が本能で導き出した夢を実現させる方法などはとても参考になり、自分も早速取り入れよう!と思いました。それから感じたのは、自分と上手に向き合っているなあということ。自分の性質をよく理解し、客観視できているからいろんなことを乗り越えて来られたのかなあと。自分自身と深く向き合っている気がしました。
    とてもさらっと読めます。読み終えた後、楽しくて前向きな気持ちになりました。

  • 学生の頃通訳に憧れていたので、枝廣さんの本は憧れの眼差しで手に取ったのだけど、やはり勉強方法からしてすごい。
    2時起きはまずできなさそうだけど、朝の時間を有効活用することはできそう。
    通訳やってたら私どうなっていたんだろうなぁ。

  • 環境活動家枝廣淳子さんが、「どうして朝2時起きを維持してまで目標に邁進できるのか」を知りたかった。それを知ることで、三日坊主から抜け出す解を得ることを、本書を読む目的にした。

    解その1は、目的と目標の定め方。目的は頭で考えるものではない。腑に落ちるものが出てきたら、パッと飛びついて絶対に手を離さない。

    解その2は、ビジョニングとバックキャスティング。ビジョンを描いてから目標を逆算する考え方のことで、これは成功者に共通する思考パターンなんだと納得。いわゆる成功法則と違うのは、「自分の決意を固める前に、安易に他人に相談したり、考えていることを漏らしてしまうと、言霊の力が弱まる」という点。

    解その3は、リズム作り。やっていることのチェックを頻繁にする仕組みづくりだ。枝廣さんは、3ヶ月を一学期とする。150ページの翻訳なら、5ページごとに番号を振って、メモ用紙に30番まで書いて、終わった番号に印をつける。選んだ方法でダメなら方法を変える。

    自分が心地よく続けられるリズムを作ることって、大事だなぁ。

  • •本を通して書かれている事は『自分をマネジメントすることの大切さ』と『目標を達成するためにはバックキャスティング法』がよいということ
    •早起きは、早く寝ればそんなに難しいことではない!ただし、2時というのは普通のサラリーマンには難しい。
    •通訳かつ母親、という特殊な環境の上で最適だった方法
    •自分にあう自分の時間作りを模索するべし

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著者プロフィール

大学院大学至善館教授、有限会社イーズ代表取締役、株式会社未来創造部代表取締役社長、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト、翻訳家
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。『不都合な真実』(アル・ゴア著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンスを高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
心理学を基にしたビジョン作りやセルフマネジメント術で一人々々の自己実現を手伝うと共に、システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場作り・ファシリテーターを、企業や自治体で数多く務める。教育機関で次世代の育成に力を注ぐと共に、島根県隠岐諸島の海士町や徳島県上勝町、宮城県気仙沼市、熊本県南小国町、北海道の下川町等、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創り直すプロジェクトにアドバイザーとして関わる。

「2023年 『答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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