3時間睡眠で、なんでもできる!: ナポレオンもびっくり、超短時間睡眠人生のつくり方。
- サンマーク出版 (2003年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763195128
感想・レビュー・書評
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メディアでの奥薗先生のイメージは、天真爛漫な超明るい方でした。
しかし、料理研究家になるまでの経緯は、暗く長いトンネルから抜け出せずにいて、心療内科に受診されるほどだったとは、現在の奥園先生からは微塵も感じられません。
「ありのままを見せれば怖いものなし!」
「自分が逃げないかぎり、チャンスは逃げない。」など、学ぶことが多い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主婦に人気の、手早くできるおかずのレシピを紹介して下さる、奥薗壽子さん。時間管理術のビジネス書と思って手に取りました。料理研究家として多忙であろう奥薗さんの、タイムマネジメントのコツを頂こうかと思ったのですが……。
つづられていたのは、エッセイ。奥薗さんが料理研究家になるエピソードや日常の想いが描かれていました。
では期待を裏切られてがっかり、かというとそうではなく、私のモチベーションを上げてくれました。
主婦向けのフリーペーパーなどのレシピコーナーでにっこりほほ笑む奥薗さんは、実はとてつもないバイタリティの持ち主だということがわかりました。無我夢中、とにかく無我夢中で、半端じゃないから、多くの人に親しまれるお仕事ができるんだと思います。一見、不幸に思えるつらいことも、じつは幸運を呼ぶ下地だといいます。本当にそう思います。
難を言えば、同じ記述の繰り返しが目につくところですかね。 -
【本からの抜粋】
・ ありのままに受け入れるといつか光が見えてくることを学んだ
と思っています。
・ 人はやはり人とのかかわりのなかで生かされている。
・ 無我夢中、それは、人生のエンジン回転数を飛躍的に
上げるキーワード。
・ 何が私を変えたのでしょう? それは、挫折です。
・ 迷ったら、とにかく一歩踏み出してみる。
・ 料理に自信がないから、努力できるのだし、かんたんな
料理でさえ失敗してしまう自分だから、料理に対して謙虚な
気持ちを忘れずにいられるのです。
・ 事実や状況は少しも変わっていないのに、自分の目線を
変える、ただそれだけで、同じ石ころがダイヤモンドにも
炭にもなるのです。
・ 私が考える「正しいズボラの七か条」
一、面倒くさいと思う気持ちに素直になること。
二、手を抜くことで、おいしくなること。
三、使う道具はかぎりなく一つであること。
四、その日のうちにすべてを使い切ること。
五、かぎりなくヘルシーであること。
六、料理の既成概念を捨てること。
七、実験精神旺盛で、遊び心があること。
『感想』
以前TVでちょっとだけ見た記憶があったので、読んでみる
ことに。読んでの感想は、やはり世の中に出る人に共通する
とんでもないほどの「努力家」だったということ。
思いっきり悩んで、思いっきり努力して、そして結果、
素晴らしい笑顔で仕事をしていらっしゃる奥薗さん。
仕事の世界は全く違うけれど、生き方や仕事に向かう姿勢に
学ぶべきこと、 多々ありです。
料理の方も早く始めないと、とも思わされました。
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ごめんなさい。正直言って、非常に失望した。尊敬できない人だと思う。
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自己啓発というよりは、結婚後の人生を振り返る自伝的な本。
著者は、様々な挫折を繰り返して現在の地位を手にされたそうだが、基本的に文章がポジティブなので読みやすい。
話し言葉で書かれているのも読みやすさの秘訣だろう。
具体的に「アレがいい」「コレがいい」というところはないが、読むと元気になれる本。 -
短時間睡眠に関する本を探していて、図書館で「睡眠」のキーワードで引っかかった本。
短時間睡眠なのにどうしてエッセイの棚にあるのだろう?と思ったが、とりあえず読んでみた。
内容はどうも短時間睡眠のハウツーではなくて、料理研究家の女性が今までの人生を振り返ったエッセーのようだ。
前半はセレンディピティってこんなことなのかな、と別の観点で読み始めたが、途中人に騙される話ありで、最後はこれからも頑張ります的な結び。
短時間睡眠には役に立たなかったが、まぁ面白かったかなぁという感じ。 -
やはり3時間では体がもたいないかなぁ。。。ある一定期間、ここぞというときなら可能かも?
大人になってからでも人は変われる!無我夢中になったら人生がまわりはじめた!石ころをダイヤモンドに変える方法。などを読んでいると、やはり、人生は本人の意志と努力で切り開かれるのか~と思う。 -
睡眠についての話ではなかった。
そうだよね。
料理研究家だもんね・・・。
仕事への意気込みが勉強になりました! -
【読む目的】
超短時間睡眠人生のつくり方とは?
【読んだ感想】
挫折のおかげで人生が変わったこと、自信の無い時ほど練習に勝る特効薬はないこと、自分が逃げない限りチャンスは逃げないこと、など学びの多い一冊でした。料理研究家の書いた本ですが、人生指南書とでもいえる一冊です。
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2005/12/03
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普通の女性が、結婚、育児、精神病、離婚と同時進行で、無我夢中で料理研究家になっていく過程を描いた本。女性というのとは関係なく、仕事の方法の改善につぐ改善、仕事における自分の武器探しみたいな部分でも、すごく感銘を受けた。もーほんとに素晴らしく勇気をもらった本。素晴らしい!仕事だけでアップアップの世の中の男性と主婦や育児だけの人生に疑問を持っている女性にオススメ。(「やりたい仕事で豊かに暮らす法」大塚葉もオススメ。)