「とことん聞く」経営

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  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763195203

感想・レビュー・書評

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  • 人間関係をスムーズに運ぶために
     →宇宙の中心は相手である
    相談で大切なこと
     →相手の話をまず聞いてあげる
     →ほとんどの場合回答は自分の中に持っている
    アイメッセージ
     →私を主語にする
     →自分事で捉える
    モチベーションが高まる要因
     →①自分にとって居心地の良い空間
     →会社の場合人間関係や会社の業績が良い
     →②ビジョンを示す
     →期限をかけなくて夢は絶対に実現しない
     →ビジョンを社員と分かち合う必要がある
    人柄間を大事にする
     →外用の姿
    企業の1番大きな命題は存続すること
    素頭の良い人間とは
     →即時応答能力と即時実行能力がある
     →Aと言われた情報をAと受け止める能力
     →素頭が良いと、果敢に実行するため成功も早い
    会社にとって最悪の退歩は倒産
    企業がずっと進歩していくためのポイント
     →緩やかな成長
    オーナー次第で結果は変わる
    ローコストオペレーション成功の秘訣
     →フィードバックのシステムを設けること
     →節約が自分のためと自覚させる
    会社の改善では、決して無理をしない
    人間がもっとも力を発揮するのは、
    自発的に決めたことに対してアクションを起こす時
    伝わったものが情報
    和力=徳力+恵力+交際力+連帯力
    プラス発想は会社も社員も双方必要
    社員から惚れられないトップでな企業は発展しない

  • 社長就任3年で驚異的に業績を伸ばした経営コンサルタントがこれからの企業と社長のあり方を提言した本。

    著者の小山さんは、ハイテク時代の今だからこそ、ローテクのコミュニケーションが重要で、とにかく「とことん聞く」姿勢が業績を伸ばすコツだと言う。
    お客様の話、社員の話、奥さんの話、そして時流からも「聞く」ことで、業績が伸び、いい人間関係ができ、社員が育つ、そして今後の経営戦略が見えてくるのだそう。

    前回の『本物の経営』は、経営のあり方から人生観に近いものを学んだけれど、この本では企業や社長のあり方の中から日々の人間関係や仕事に活かせるポイントを学べる。
    例えば・・・・
    ・「仕事の話は食事まで、酒席では厳禁」
    ・「怒りの感情をどうコントロールできるか」
    ・「人間力を高めることも必要だが、人間性を高めるのが肝心」

    一番納得したのが、「とにかく相手の言い分を聞く」ということ。
    小山さんご自身も「自分も昔そうだった」といっているが、人の話を聞いていても相手の言いたいことがわかるとすぐ口を出してしまう癖があるそうだが、「とにかく最後まで聞いてあげる」ことが大事という。

    相談しに来る人は既に自分の中に答えを持っていて、しゃべっただけですっきりするし、自分がどうしたいのか、どうするべきなのかという答えにたどり着くことができる、という。だからこっちが、ああしろ、こうしろと言わなくても、ちゃんと最後まで聞いてあげればいいと。

  • いろいろなものにもっともっと聞き耳を立てなくてはならないと思います。
    まず、人との関係において、聞くとはどういうスタンスのことなのか。
    つぎに経営戦略や販促をする時、企業の存亡にかかわることまで、「聞く」という行為の意味と大切さ。
    本書では経営という観点から述べられていますが、それにとどまらず、人が生きていく上で、大切な心の持ちかたを感じられると思います。

  • 人間は不思議なもので何かに卓越した技能とか知識を持っているとわかると、そのことで凄いと思ってくれる。そして何かで凄いと思われると他のことでも凄いと類推してくれる。
    遷移と戦力、どちらが不足しても業績は伸びない。
    ビジョンを示すとモチベーションが上がる。
    怒りは敵です。不安とは本来的に無意味なもの。生きていない将来のことに関してマイナスの想像を描くのは時間の無駄。

  • 企業の急成長には、社員の力をいかに引き出せるかが重要だ、と
    社員のモチベーション論に重点を置いて書かれている。
    企業経営者向けの本だが、人に接するときの基本にも
    多く触れられており、ものを伝えるときの言い方が
    あまり上手くない私にとって勉強になった。

    与欣量と与辛量の話や、叱り方、考え方、
    心がけなくてはいけないこと。

    それから決して仕事で諦めないこと。

    組織作り論などがメインなので、
    社長営業のときの小話にも使えるかも。

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