生き方

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  • サンマーク出版
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レビュー : 782
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763195432

感想・レビュー・書評

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  • 生き方という題、壮大である。
    著者の稲盛氏(京セラ会長)が、自分の人生の行き方の実践、さらに、生きるとは、こうあるべき、ということが述べられている。自身の行動も記されているので、内容は説得力がある。魂を磨く、こころを磨くことが大切である、と説く。日本人は美徳を忘れていないか?
    また、圧倒的な強みと思ったのは、現場主義である。現場の声を聞かずして、理想の仕事の達成はない。
    こころを磨くためには、宗教の教えは、必要と思える。あまりに宗教的儀礼を排除してしまった現在では、改めて認識をする必要ありと考えた。また徳を建ためには道徳教育の実践が不可欠である、誰しも小学校時代には学んでいるが、実行し続ける人は少ないのではなかろうか?

    国家についての考えは同調できず。大きく異なると思う。謝罪の必要はないと考えている。
    日本、国家、列強と対抗することが大切ではないのか?


    感銘を受けた言葉
    生き方(目次から)
    「考え方」を変えれば人生は180度変わる
    魂を磨いていくことが、この世を生きる意味

    人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
    (マイナスの結果もあり)

    努力を積み重ねれば、平凡は非凡に変わる
    現場で汗をかかないと何事も身につかない
    現場の力=リテラシー?

    日本人は「美しい心」を知ってしまった。
    リーダーには才よりも徳が求められる。
    才能は天からの授かり物⇒たまたま、私に与えられたものであり、私はそれを磨く努力をしたにすぎない。能力、役割が私だけの所有物である必要性はない。才能は社会のために。

    心を磨くために必要な「六つの構造」
    4つの煩い 偽 私 放 奢

    天国と地獄 うどん

    自然の理に学ぶ「足るを知る」という生き方
    災難にあったら「業」が消えたと喜びなさい

  • 100万部を突破したベストセラーでもあって以前から興味があったので読みました。稲森氏の著書は一冊読んだことがあり、重複する部分はありましたがさすがだなと敬服するばかりの内容でした。

    日々を夢や高い目標を持って真剣に過ごすこと、私利私欲を捨て他者のためという気持ちを持つこと、よい行いには必ず報いがあることなど人間として生きていくうえで絶対必要とされることを過去の実体験や宗教論を交えて書かれています。

    企業トップとしての結果のみならず、様々な経営者にも影響を与えられた神格化されている経営者でありながら奢りなどなくただこの本に書かれていることを常に意識して今までやられてこられたのだと思います。その結果が今の姿であるとも感じました。

    本当に心が洗われ、読了後自分の意識も変えていかないと思うばかりです。自分を見失ったり、苦難にあった時また読み返したい一冊であると感じています。

  • ‘人間は何のために生きるのか‘
    この質問をされたとき、はっきり答えられる人はどれぐらいいるだろう。一番本質をついている質問なだけに、変に難しく考えてしまいがちである。だけど、真理はいたって単純明快。人間として大切なことは限りなくシンプルなこと。
    シンプルに、わかりやすく、正しく生きる。そして一日一日をど真剣に生きる。
    日々修練。昨日よりも今日、今日よりも明日、より磨きをかけた美しい人間になるための修練。
    原理原則に基づいた哲学を自分自身のなかに確立し、それに沿った生き方をする。感情や欲望を自分自身でコントロールし、すべてを発展成長させようとする宇宙の意志に従って生きる。

    美しく輝いてる人間でありたい。
    この世に生を受けた者として、日々をど真剣に生き、死ぬ瞬間には、生まれた時よりも大きな喜びを宇宙に、世界にお返しできるような人生にしたい。そういう責任を果たせる人間になりたい。

    自分は弱い弱いとぐちをこぼさず、まずは、日々の生活信条をしっかりと立て、骨身に染みわたるまで実践すること。

  • 京セラ、DDIの創業者、JALの再建など、経営者としては一流の
    筆者の作品。

    筆者の生き方を通じ、生きるために大切なことを説明した本です。
    文体も非常に穏やかで、読みやすいです。

    筆者の自伝的な話が多いのですが、
    大切なのは一生懸命、全力で取り組むこと、
    複雑なことはせず、誠実に対応していくことだと何度も言っています。
    それで筆者はうまくいったということでした。

    まあそれだけでなんでもできるわけではないと思いますが、
    それを確実にするというのも難しいと思います。

    本作品を読んでいると、
    生きる上では一生懸命、誠実に仕事をしていきなさいということを
    稲盛さんに言われているような感覚になりました。

    60代で仏門に入ったというくだりもあるのですが、
    それは計画していたことを実践しただけということで、
    やはり経営者は人生設計が若いときから明確なんだなと思いました。

  • 在籍している大学通信教育課程の「ビジネスマンの生き方」という科目のテキストでした。私が抜粋したところと、試験やレポートに出たところが微妙にずれていたのがおもしろかったですね。私の価値観がおかしいのでしょうか(笑)。

    以前、稲盛氏の講演を拝聴する機会をいただいたのですが、そのときにいちばん覚えていたのが「なんまん、なんまん、ありがとう」でした。子供のときに受けた考え方やインスピレーションを人生の晩節でも大事にするという素直さには驚くばかりでした

    大事なことはもっとたくさんあるのでしょうが、私がいちばん安心したのは「そうであろうと努めること、それ自体が尊い」です。結果責任、自己責任がはびこる世の中ですが、それでも「努めること」を大切にしたいものです。

  • 僕の生き方にします

  • 一生懸命働き、
    感謝の心を忘れず、
    善き思い・正しい行いに努め、
    素直な反省心でいつも自分を律し、
    足るを知り、利他の心を持って実践し、
    日々の暮らしの中で心・魂を磨き、人格を高めつづけること。
    本書を通じて私が稲盛氏から頂戴した「生き方」の教訓です。

    本書には、仏教の根本的な考え方が随所に織り込まれており、ひところ仏教関係の書籍を読み漁った私にも、すうっと入ってくるものがあります。
    それらが、著者の実際のご経験と融合し、我々にとって「生き方」の「道標」を形作ってくれているように思います。

    折に触れて再読したい一冊です。

  • これから何度も読み返したい。
    人生の指標となりそうな本。

  • なぜ稲盛さんが様々な組織や人たちから必要とされている人物なのかが良く分かった。
    人格者とは、この方の様な人を言うんだろうなと思った。
    節目節目で読み返したい本。
    優しい方なのだろうけれど、文章の端々から厳しさも伝わってきて、自分にも厳しい方なのだろうと感じた。

  • 最高の良書に出会えた。10年間で100万部突破というのも納得。
    これまでの自分の考えや生き方を肯定してくれる知己を得た感覚と、ぼんやりと最近感じていたことを明快に説き明かしてくれる内容で、読んでいて何度も涙がとまらなかった。

    なんのために人は生きるのか、なぜ仕事は大切なのか、運命は変えられるというがどうやって?を教えてくれた書。

著者プロフィール

1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、84年に第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年には日本航空会長に就任。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。
著書に『生き方』『京セラフィロソフィ』(ともに小社)、『働き方』(三笠書房)、『考え方』(大和書房)など、多数。

稲盛和夫オフィシャルホームページ 
https://www.kyocera.co.jp/inamori/

「2019年 『心。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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